働くなら誰だって休みが多い方が良いですよね。
いくら仕事が好きだとしても、仕事以外のことをして心も体もリフレッシュさせなければやっぱり体はもちません。
そこで今回紹介するのは幼稚園教諭の休み事情。年間休日数はどれくらいあるのか、春休みや夏休み、冬休みなどはどれくらい休めるのかについて紹介していくことにします。
関連:保育士の年間休日数の実態。休みが少ない場合は保育園を変えてみては?
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幼稚園の年間休日数
幼稚園は基本的に土日祝日が休み。その休みは先生も休みとなるのが一般的です。
土日に加えて祝日全てが休みとなった場合で休日数は119日。そこにお盆休みや年末年始休みが加わって120日以上の休みとなります。
全業種の平均年間休日数は113.2日となっていて、その平均よりはかなり休日数が多いですね。
世間的にも年間休日120日はホワイト企業かどうかの指標にもなっている数字です。
ただし幼稚園によっては土曜日や祝日に預かり保育を行っている場合があり、そういった幼稚園では交代で出勤となるので休日数は減ってしまう場合があります。
ですので働いている幼稚園によって休日数は大きく変わってくる部分でしょう。
春休みや夏休み、冬休みは休める?
幼稚園の場合は保育園と違って子供たちに春休みや夏休み、冬休みなどの長期休暇があります。
特に夏休みは7月末から8月一杯までかなり長期間幼稚園は休みということになりますね。
ではその間、幼稚園教諭はどういったことをすることになるのでしょうか。
子供は休みでも先生は仕事
幼稚園が休みだからと言って先生は休みではありません。
土日祝は休みだとしても平日は仕事であるのが一般的。中にはかなり長い休みとなる幼稚園もあるようですが、それは珍しいケースです。
普段が特に忙しい幼稚園教諭。そこまではさすがに休むことはできませんね。
ただお盆休みとして数日間、年末年始で数日間は休みとなる場合が多いです。
長期休暇にやること
では子供たちが来ないのにわざわざ出勤してどんな仕事をすることになるのでしょうか。
長期休暇の仕事としては以下の通り。
- 日直
- 行事の準備
- 期初に向けた準備
- 期末の後処理
- 研修
- 預かり保育
預かり保育を行っている幼稚園であれば、職員交代で担当することになりますし、無い場合も日直を交代で担当することになります。
それ以外にも長期休暇中や長期休暇明けの行事に向けた準備をしたり、期初に向けた準備をしたりと何かとやることは多いです。
普段が忙しいからこそここでやっておかないとかなりきつくなってしまいますからね。
また休暇中には研修もしばしば行われます。
有給を使ってまとまった休みを取れる?
このように仕事があるとは言え、子供たちはいないので自分のペースで仕事ができ有給休暇をまとめてとりやすい幼稚園が多いです。
日直も交代なので絶対に出勤しなくてはいけない日がそこまで多くはないですからね。
学期中は中々有給休暇がとれない幼稚園教諭ですから、この期間はとても貴重ですね。
もちろんこれも幼稚園次第な部分もありますが。
毎日研修や会議があって全然休みがとれないような幼稚園も中にはありますし、仕事が多すぎて取っている場合ではないなんて場合もあります。
休みが少ないなら転職した方が良いかも
幼稚園は保育園に比べると休みの面で恵まれている場合も多いのですが、それもあくまで幼稚園次第。
幼稚園によってはかなり休みが少ないところもあります。
どうせ働くなら休みが多いところ。もし今の幼稚園は休みが少なくてそのことを不満に感じているのであれば、転職も考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん休みだけではありません。給料や人間関係など色々と苦労している人も多いでしょう。
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