現在保育士の転職が非常に活発になっています。
労働条件の悪いと言われている保育士ではありますが、徐々に改善されてきておりより良い条件で働こうという保育士が増えているのでしょう。
同じ場所で働いていても条件は良くなりません。自分の力で労働条件を改善していこうと思えばやはり転職しかありませんよね。
そこで今回は保育士の方々の実際の転職成功談を紹介していきたいと思います。転職しても変わらないだろう、そんな風に思ってしまう前に一度読んで見てください。
関連;保育士を転職するタイミングや辞める方法。退職時は出来るだけ円満に済ませよう。
転職して良かったと感じている保育士は多い
保育士という仕事自体にはやりがいを感じていたとしても、給料や労働時間、休日数や人間関係などによって仕事自体が辛いものになってしまっている人は少なくないと思います。
ただそんな状況を転職によって改善させたという人は意外に多くいます。
具体的に転職して良かったと思えた理由には、
- 給料がアップした
- 休みが増えた
- 残業が減った
といった条件面の改善もあれば、
- 人間関係が良くなった
- 仕事量が減った
- 保護者対応のストレスが減った
といった労働環境面が改善されたという意見もありました。
また思わぬメリットとして、
- 視野が広がった
- 成長できた
なんていう意見もありました。
もちろん転職はメリットばかりではありません。転職したことを後悔してしまう人もいます。
ただ転職したからこそ得られるものは確実に多いと言えるでしょう。
違う保育所に転職した人の転職成功体験談
ではここから実際に転職を経験した人の転職成功体験談を紹介して行きます。
転職で給料アップ
子供が好きで、子供に接する仕事がしたいと思ってなった保育士でしたがやはり給料が安いことにずっと悩んでいました。
なり立ての頃はまだ我慢できましたが、数年働いても給料は全然上がらずに年収は300万円を切る状態。一人暮らしだったので生活することで精いっぱい、贅沢なんて何もできずにたまに何の為に働くか悩むおともありました。
そんな中で私が転職をすることになったきっかけは大学時代の友人の話を聞いたこと。話を聞くと私よりもかなり給料が高くてショックを受けたと同時に、もっと良い条件で働けるんではないかと転職してみようという気持ちが沸き起こりました。
転職活動は保育士用の転職エージェントを利用、そのエージェントが年収交渉をしてくれたこともあって最終的に年収では50万円もアップすることができたんです。
本当に転職して良かったと思います。今も楽しく保育士を続けています。
保育士の給料は他の仕事に比べるとかなり低いのが現状です。平均年収は36歳で320万円程度、30代中盤でこの年収ではかなり厳しいと思います。
ただこの年収はあくまで平均であり、各保育園によって給料は違います。
保育士は給料が低いのは仕方がないと決めつけてしまうのではなく、もしかしたら給料は上がるかもしれないと前向きに考えるといいかもしれませんね。
いじめからの脱却
私が転職した理由は職場でのいじめ。ちょっとしたトラブルがあって先輩から嫌われてしまい、そのことがきっかけでその人だけではなく他の人からも嫌がらせを受けるようになりました。
最悪だったのは仲が良かったはずの同期も離れていってしまったこと。女って怖いなーと思いました。
しばらくはそんないじめに負けるもんかと負けずに働いてはいたんですが、ふとわざわざこんな雰囲気の中で意地になって無理して働く必要はあるのかなと思って、ならさっさと転職して人間関係をリセットしようと思って転職することに決めました。
結果として転職は良かったですね。あの頃はやっぱり無理していたんだと思います。今は仕事も前より楽しくなったので意地を張るのは良くないなと思っています。
女性が多い環境では、人間関係で苦しんでしまう人も多いみたいです。
人間関係によるストレスはとても大きいですし、仕事をする上でも面倒なことが起こってしまう場合もあるので大変。
大人げない人のせいで自分が転職するなんてのは正直腹が立つ部分もあるでしょう。ただ変なプライドは自分を追い込んでしまうだけなので思い切って転職した方が良い場合もたくさんあります。
サービス残業がなくなった
以前いた保育園では毎日2、3時間残業をしていました。月間60時間以上です。
ただ残業代は毎月10時間までしか支払われませんせした。50時間以上サービス残業となっていたんです。
周りの人も愚痴りながらも、それが当たり前になっていて改善傾向なし。
ただ私は残業が多すぎて、残業代がでないということにストレスが多すぎて、もう無理だと感じ転職しました。
私が転職したのは残業が全くなしとうたっている保育園。さすがに残業ゼロはないだろう、少しくらいはサービス残業するのは仕方ないだろうと思っていたんですが、実際に園を見学させてもらって本当ぽかったので驚いきました。
今は残業がなくなったおかげでプライベートが充実。もともと保育士の仕事自体は楽しくやれていましたが、よりいっそう楽しくできるようになりました。
色々と仕事が多い保育士は残業が多くなってしまう傾向にあり、家に持ち帰って仕事をすることになってしまう人も多いようです。
ただ残業するならまだしもそれがサービス残業となってしまうのは労働基準法に違反している行為であり、当たり前なんてことはありません。
今はしっかり労働基準法を守ろうとしている保育園も増えてきていますから、あまりにひどいようなら転職も考えてみましょう。
休みが増えた
私が以前働いていた保育園は休日が年間で105日。完全週休二日制ではなく、たまに1日しか休みがない週もあるような状況でした。
また休みに日にも関わらず家で仕事をしなくてはいけなかったり、場合によっては保育園に出向いて事務仕事をしなくてはならないなんてことも珍しいことではなかったです。
転職した今の保育園は年間休日が120日。週に二日は休みがあるし、連休もあるので以前に比べるとかなりしっかり休むことができています。
基本的には日曜日や祝日が休みであることが多い保育園ですが、各保育園によっては日曜日や祝日でも開いている場合がありますし、保育士はどんなタイミングでどれだけ休むことができるかも異なってきます。
また有給休暇が取得しやすいかどうかも休みの量を大きく変える要因です。
保育士は休みが少ない、有給休暇も取りにくいなんてことが言われていますが、最近は改善傾向にあり年間休日120日以上の保育園も少なくなくなってきています。
休みの多さはプライベートの充実に大きく寄与するものですから、休みが少ないなら転職を考えるというのも一つの手段でしょう。
今の仕事に不満があるなら転職を検討してみては?
仕事をしていると色々と不満はでてくるものです。もちろんその不満にいちいち反応して転職していたらきりがありませんし、何より転職で解消することもできなくなってしまいます。
ただもしあなたが今抱えている不満が転職によって解消できるものであるならば、わざわざ今の職場で我慢するのではなく転職を考えてみてもいいのではないでしょうか。
せっかくやりがいのある保育士という仕事。仕事を楽しめる状態を作ることができるかどうかはあなた次第です。
もしも今の職場に不満があり、転職しようかなと考えている人がいれば、一度無料の保育士、幼稚園教諭向けの転職支援サイトを利用してみて下さい。
保育園や幼稚園だけではなく、託児所や企業内保育などの非公開の求人を多く扱っているとともに、専任のアドバイザーが求人探しや面接、給料交渉などをサポートしてくれますのでできるだけ少ない労力で満足する転職先を見つけることができるかと思います。
ちなみに待遇の良い求人は応募が殺到してしまうので、登録した人にのみ公開されているという形になっています。
また職場の雰囲気など、一人で転職活動をするだけでは知ることができない情報も知ることが可能ですので、使うのと使わないのでは大きく差がでます。
保育士・幼稚園教諭向け転職支援サイトでは、以下の大手2つがおすすめです。
保育士バンクは求人数が国内最大級。求人数が多い分、希望に合った求人を見つけやすいし、サポートも充実していて、転職に関する不安はだいぶ軽減されるかと思います。
保育士専門のキャリアコンサルタントが転職活動から内定後、入職後のアフターフォローまでフルサポートしてくれます。
またこのサイトでは求人だけではなく、保育士に関するコラムなども多数掲載されていますので、今後の保育業務に生かせるものが見つかるかもしれません。
なおこちらのサイトは学生(新卒)の方は対象外となります。
■公式サイト:保育士バンク
保育ひろばは転職サポートがとても充実していて利用満足度が94.2%もあることが注目ポイント。
求人紹介、面接対策、条件交渉といったものから、現職の退職交渉まで相談に乗ってくれるので、タイミングが悪いと辞めにくい保育士という仕事には非常に助かるかと思います。
またこのサイト経由で地方から首都圏に転職活動する場合は交通費を一部負担してくれるというのもポイント。
何かとお金のかかる転職活動ではこのメリットは大きいのではないでしょうか。
■公式サイト:保育ひろば
他にも全国対応している転職支援サイトとして保育Aidというものもあります。
事前に求人を厳選した上で求人を扱っており、ヒアリング等も丁寧で職場見学や体験保育等も希望すれば可能です。
またこちらはわざわざ来社する必要がなく、電話やSkypeで対応して貰うことが可能というメリットもあります。
■公式サイト:保育Aid
[…] 関連:保育士転職の成功体験談。転職して良かったと感じている人は多い […]