仕事のやらされ感を感じる原因。主体的になれないなら転職してみるのもあり。

最近仕事がやらされているだけになっている。そんな風に感じたことはありませんか?

こうなってしまうと、仕事はつまらなくなってしまいますし、仕事をするのが苦痛で辞めたいと感じることも多くなってしまいます。

そこで、今回は仕事にやらされ感を感じてしまう原因について紹介していきます。

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なぜ仕事にやらされ感を感じてしまう?

やらされ感を感じるのは、単に自分から主体的に取り組んでいないからだ、意識の持ち方が悪いなんていう風に、個人に責任があるように捉えてしまいがち。

しかし、実際はやらされ感を感じるのは個人の問題よりも、むしろ環境の問題である側面が強いです。

その原因について紹介していきます。

やりたい仕事ができない

会社では、個人の意思よりも会社の利益を尊重してしまいがちです。

その為、いくら自分であの仕事がやりたい、違う部署に異動したいと思っても、すでに覚えている仕事で成果を最大限に出せる仕事を任されるようになります。

新たに覚えることもなければ、チャレンジすることもできない。そういった仕事をせざるを得ない状況になってしまうことは多々あります。

当然自分の希望が叶わず、仕方なくやるわけですからやらされ感がどうしても強くなってしまいます。

成長を実感できなくなる

新たな仕事をさせてもらえないことは、自分自身の成長を感じることができなくなってしまうことにも繋がります。

新入社員の頃は、全てが新しいことで学ぶものも多く、やりがいを感じることができ楽しく仕事ができていても、徐々に同じことの繰り返しになってきて、つまらなくなってしまいます。

そしていつの間にか、単に指示されたことをやるだけになり、やらされ感を強く感じるようになってしまいます。

成果に対して正当に評価されない

仕事をする上で、成果に対して正当に評価されること、実際に報酬等として与えられることは大事なこと。

それがあれば、また頑張ろう、もっと成果をだそうと主体的に仕事に取り組むことができます。

しかし、いくら仕事で頑張っても正当な評価をされなければ、頑張っても仕方ないと感じ主体的に仕事に取り組むことができなくなってしまいます。

仕事量が多すぎる

仕事量が多すぎて、常に仕事に追われる状態になってしまうと、当然自分から提案したり主体的に仕事を取り組むなんてことはできません。

言われたこと、指示されたことをとにかくこなすことで精いっぱいになってしまい、やらされ感は強くなってしまいます。

上位が現場を知らない

仕事のやらされ感が増える原因に与えられた仕事に納得が行っていないという点が挙げられます。

特に上位が現場を知らずに理想論ばかり言ったり、実際とは全く違う意味のない仕事を指示されてしまうと強く感じてしまいます。

それは意味がない、それは不可能だなんてことは言えずにとりあえず形だけはこなす仕事って割とありませんか?

そんな仕事が増えてくれば当然仕事に対して主体的に取り組むことなんてできませんよね。

あと何十年も働き続けることができる?

仕事のやらされ感が強くなってきた時、一つ考えてほしいのがあと何十年も働き続けることができるのかということです。

もちろん、仕事を続けていると違う仕事を任されることもあるかもしれませんし、ポジションも変わるかもしれません。時には会社の体制が変わる可能性もあります。

ただそれはあくまで可能性であり、必ずしもそうなるわけではありません。

もしも何も変わらなければ、きっと後悔してしまうことになるでしょう。

仕事に対してどう感じているかは、人生において大きな影響を与えます。

つまらない仕事ばかりであれば、毎日明日嫌だなと過ごさなくてはいけません。しかし、仕事にやりがいを感じることができれば、もちろん嫌な日もあるでしょうが明日が楽しみだなんていう風に感じることができるようになるでしょう。

この違いはかなり大きいです。

転職してみるのもあり

あまりにやらされ感が強く、主体的に取り組めないのであれば、いっそのこと転職してみるのもありだと考えます。

せっかくもっと成長したい、もっと主体的に仕事をしたいと思っているならば、その感情をほったらかしにしておくのは非常にもったいないことです。

転職はリスクのあることだと考えがちですが、実は転職して満足している人の割合はおよそ8割と非常に高く、不満解消につなげることができている人が非常に多いのです。

まだまだ何十年と続く仕事ですから、一度くらいチャレンジしてみたっていいのではないでしょうか。

でも転職活動って面倒ですよね。仕事をしながらだと中々踏み出すことができません。

ただ、実は思ったよりはそこまで面倒なことではなく、転職サイトや転職エージェントを上手く利用していば、手間はかなり省けます。ですから最大限に活用していけば隙間時間を使って十分に進めることが可能です。

転職サイトは求人を探すだけではなく、自分の強み市場価値の診断ができたり、スカウトサービスを使えば好条件の非公開求人からオファーを貰うことができたり、場合によっては書類選考や1次面接が免除となる場合もあります。

また、転職エージェントではキャリアの相談にのってくれたり、履歴書の作成補助、面接の練習といったものをしてくれますし、何より自分に合った仕事、自分が希望している仕事を多数紹介してくれます。

転職エージェントとの面談は土日でも可能である為、働きながら転職活動を進める場合であっても柔軟に対応してくれます。

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. doda
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

doda

対象の年代25歳~34歳
どんな人に向いている?

・特に技術職、営業職を希望の方
・転職エージェントから履歴書の書き方から年収交渉まで、サポートをしっかりと受けたい方
・転職エージェントを利用せずに転職活動を進めたい方
・現在の年収が300万円を超えている方

dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。

リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。

エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。

その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。

扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。

転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。

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