あまり馴染みのない人も多い転職率という数値。
転職者を占めす割合を示します。
では、転職率はどの程度なのでしょうか。
まずは登録しておきたいおすすめ転職サービス3選 | |||
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サービスの種類 | 転職エージェント | 転職エージェント | 転職エージェント |
求人数※1 | ![]() 200,244件以上 | ![]() 2,300件 | ![]() 1,637件以上 |
対象年代 | 20代~30代 | 20代~30代 (特に30歳まで) | 20代 |
スカウト機能 | ![]() | ![]() | ![]() |
転職サポート | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 | ![]() 書類添削 面接対策 入社日・給与交渉 |
現在の収入 | 200万円~900万円 | 200万円~500万円 | 200万円~500万円 |
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※1 2020年9月
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転職率とは
まずは、転職率について説明します。
転職率とは、労働者に占める転職者の割合のことです。
1年間の間でどの程度の割合の人が転職したかがわかります。
ユースフル労働統計では、就業者の中で、過去1年間に離職を経験した人を転職者としています。
参考:ユースフル労働統計
転職率はどれくらい?
厚生労働省「雇用動向調査結果」によれば、1年間の転職率は10.0%となっています。
およそ10人に1人は転職しているという結果になっています。
1年間のうちで10人に1人ですから、会社生活40年と考えた場合だと多くの人が転職を経験することになると考えられますね。
もちろん1人で複数回する人もたくさんいますから、全く転職を経験しないまま、1つの会社で働き続ける人もいると思いますが。
ただこの中にはパートタイム労働者も入っている為、もしそういった人を抜いて考えると、8.2%。それでも高い数字ですね。
では男女別、年齢別についてみてみましょう。
男女別の転職率
- 男性の転職率・・・8.3%
- 女性の転職率・・・11.9%
男性よりも女性のほうが転職する確率が高いという結果になりました。
女性は男性に比べてパート等の割合も多いですからね。
年齢別の転職率(男性の場合)
- 20歳~24歳・・・12.2%
- 24歳~39歳・・・11.7%
- 30歳~34歳・・・8.9%
- 35歳~39歳・・・7.7%
- 40歳~44歳・・・5.9%
- 45歳~49歳・・・4.7%
- 50歳~54歳・・・5.3%
- 55歳~60歳・・・5.9%
- 60歳~64歳・・・13.3%
- 65歳以上・・・10.8%
若い年齢層ほど、転職する割合は高くなるという結果になっています。
新卒者の離職率は非常に高く、転職する確率は高くなっています。
転職するならば若いほうがしやすく、年齢が高くなってくると転職しにくくなるということがありますから、チャンスのある若い年齢層ほどそのチャンスを使い転職するという傾向もあります。
年齢別の転職率(女性の場合)
- 20歳~24歳・・・13.9%
- 24歳~39歳・・・18.3%
- 30歳~34歳・・・12.1%
- 35歳~39歳・・・13.1%
- 40歳~44歳・・・13.5%
- 45歳~49歳・・・11.3%
- 50歳~54歳・・・9.3%
- 55歳~60歳・・・9.5%
- 60歳~64歳・・・9.6%
- 65歳以上・・・4.4%
転職率の推移
では、転職率はどのように推移しているでしょうか。その結果が以下の通り。
- 2010年・・9.1%
- 2011年・・・8.8%
- 2012年・・・9.1%
- 2013年・・・10.5%
- 2014年・・・10.0%
- 2015年・・・10.6%
- 2016年・・・9.9%
- 2017年・・・10.2%
- 2018年・・・10.0%
リーマンショックがあった2010年から数年間は求人数自体も減っていた為、転職率自体も多少少なくなっています。
転職することはもはや普通のこと
これまでの結果からわかるように、転職することはもはや当たり前のことであり、むしろ転職しない人のほうが少ないくらいです。
日本特有の終身雇用制度によって、これだけ転職する人が多いにも関わらず、転職することが異質なことのようなイメージを持たれている場合もありますが、全くそんなことはないのです。
むしろ、そのように考えてチャンスを潰すことのほうが危険です。
年齢別の転職率を見ると、年齢が高くなるにつれて、転職する人の割合は減って行ってます。
若い時に転職するチャンスを失うことを考えると、非常にもったいないことなのです。
もし今の仕事をずっと続けることが嫌だと少しでも考えているのであれば、まずは転職に対するイメージを変え、違う会社について調べてみることからはじめましょう。
人気転職サービス4社の対象属性比較 | ||||
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向いている年代 | 20代~30代 | 20代 | 20代 | 20代~40代 |
中卒の方向け | ![]() 求人少・サポート△ | ![]() | ![]() | ![]() 求人少・サポート△ |
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転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
- リクルートエージェント
- ハタラクティブ
- マイナビジョブ20s
- doda
リクルートエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・より多くの求人を紹介してもらいたい方 ・年収や入社日などの交渉を任せたい方 ・年収UPを実現したい方 |
転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。
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ハタラクティブ
対象の年代 | 20代~30代 (特に30歳までの方) |
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どんな人に向いている? | ・一都三県(東京・神奈川・千葉・埼玉)で転職をしようとしている方 |
ハタラクティブは、正社員の方の転職はもちろん、既卒・第二新卒などの20代の方が利用しやすい転職エージェントです。
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さらに、利用者の内定獲得率は80.4%です。公開していない転職サービスが多い中、公開できていることはハタラクティブの自信の表れと受け取ることができますね。
最適な書類の書き方や面接の受け方はアドバイザーがサポートしてくれるので、転職が初めての人でも安心ですよ。
マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
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どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
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リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。
エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。
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