会社生活で大変なことの一つが上司との人間関係。
良き上司に恵まれれば良いのですが、理不尽なことばかりを言う上司、自分の身を守ることしか考えていない上司も中にはいて、イライラしてしまうことも少なくないでしょう。
ただそんな時につい口答えをしてしまって喧嘩に発展しまうと大変。たった一度の喧嘩が大変なことを招いてしまうかもしれません。
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上司と喧嘩するとどうなる?
上司だって間違いはあります。いや、むしろ現場から離れているからこそより現場に近い部下の方が正しい場合は多いかもしれません。
だからこそ部下の話にも耳を傾けたり、実際に現場で自分の目で確かめることが必要です。
しかし残念ながらそんな上司ばかりではなく、昔の経験を絶対視して自分が正しいと決めつけ、部下の意見なんて全く耳を傾けな上司も多いです。
そんな上司の元で仕事をしていれば、時に反抗したり口答えをしたくなる気持ちもわかります。
ただいくら自分が正しいとしても上司と喧嘩してしまうのは厳禁。
喧嘩したからお互いの理解が深まるなんてことはなく、部下であるあなたが損してしまう場合がほとんどです。
評価が下げられ、ボーナスが少なくなってしまう
上司と喧嘩してもその場で終わる。そんなことはまあまずありません。
表面上は大人な態度をとっていたとしても、上司にしてみれば口答えする腹が立つ人間となりますし、上下関係を守らない、言ったこともできないダメな部下という烙印を押します。
結果的に表面上は大人な態度をとっていたとしても、いざ評価をつけるタイミングで実際の仕事ぶりに関係なく評価を下げられ、そしてボーナスが少なくしまうでしょう。
評価が下げられ、出世ができなくなる
評価が下げられれば、ボーナスが下げられるだけではなく、その後の出世にも影響を及ぼします。
その上司の下で働いている間だけであれば良いんですが、残念ながら一定期間低い評価をつけられるとそれだけで出世が遅れ、そしてもう取返しがつかなくなってしまうという場合が少なくありません。
また会社としても、上司と喧嘩するような人は面倒だからと嫌がる場合も多いです。文句があるとしても他にいくらでも方法はあって、目上の人と喧嘩するなんてやっぱり社会人としてはあってはいけないことですからね。
たった一度の喧嘩によって一生平社員になってしまう、最悪の場合はそんなこともあり得るのです。
悪い評判を広められる
上司と部下。人脈やそのつながりの強さ、言った時の説得力などはやっぱり上司の方が強い場合の方が多いです。
その結果、上司の口から色々と悪い評判を広められてしまう場合もあり、仕事がしにくくなったり、会社にいづらくなったりする可能性もあります。
周りから面倒くさい目で見られる
人が喧嘩している所を見るのは誰だって嫌なものですし、目上の人とそんなことをする人に良い印象はもちません。
良く言ってくれたなんてことはほぼ思われることはなく、面倒くさそうだからあまり関わらない方が良い、冷静な振る舞いができないダメな人と思われるのが関の山。
またどっちが正しいなんて関係なく、上司と部下のどっちの味方になっておけば今後得かと考えたらやっぱり上司で、部下であるあなたとは距離を置かれてしまうことも多いです。
嫌がらせをうける
上司によっては、大人な対応ができずにあからさまに嫌がらせをしてくる場合だって決してすくなくありません。
わざと面倒な仕事ばかりを押し付ける、逆に全く仕事を与えてくれない、ミスした時に必要以上に怒るなど、上司の立場を利用した嫌がらせをされる場合もでてくるでしょう。
喧嘩をしてくるような相手ですから、あからさまにパワハラとわかるようにはしてこないかもしれませんが、一見すると普通のように、ただ喧嘩前とは違ってちょっとずつ、喧嘩の仕返しをしてくる場合もあるのです。
まずはとにかく早めに謝罪
基本的にはいかなる場合でも上司と喧嘩してはいけません。損するのはあなたですから。
どうしても納得がいかない部分があるなら、話し方を考えながら、場をわきまえながら、時には他の上司の力も利用しながら、喧嘩ではなく話し合いで解決しなくてはなりません。
しかしもし勢いで喧嘩をすでにしてしまった場合はどうしましょうか。
その場合、とにかくやらなくてはならないのが謝罪です。喧嘩の内容が明らかに上司が悪いと思っていても、自分に非はないと思っていても関係ありません。
喧嘩という形にした以上、まずその事実に謝罪をしなくてはなりません。
できるだけ早く、直接会って、喧嘩になるような態度、口の利き方をしたことをしっかり謝罪する。まずはそれが最低限することです。
その後に及ぼす影響にも注意
謝罪をすればそれでおしまいになるかどうかは残念ながら上司次第です。
あなたが逆の立場にたった時のことを考えてみてください。もし部下に何かしら指示をだした時にいきなり口答えをされて喧嘩になったとして、謝罪されたと言ってすぐに万事OKとなるでしょうか。
中々難しいですよね。
本来ならミスは誰にでもあるし、そのミスに対して謝罪をし今後しないと反省しているのであれば許すべきかもしれませんが、人の感情はそう上手くは行かないもの。
もちろん上司によっては何も気にせずにいてくれる人もいますが、全員がそうではないということを認識しておきましょう。
もしかしたら知らないうちに評価を下げられているかもしれない、そんなことだってあり得るんです。
それを極力防ぐ為には、その後の上司との関係をより良いものにしていく、普段の仕事で成果を出して認めてもらうなど、長きにわたって信頼を得るということも必要になります。
転職した方が良い場合は?
上司と喧嘩してしまった時、転職を考える人ももしかしたらいるかもしれません。
確かにそのまま働き続けても良いことはなく、転職をした方が良いという場合もあります。
喧嘩の仕方次第では謝罪してもどうにもならないという場合もあるし、上司の性格や立場によっては、この先に地獄しか待っていないという場合もあります。
ただそんな時にしっかり考えておきたいのは、自分にとってのベストは何なのかということです。
上司が腹立つから仕返ししたいからと迷惑をかけて辞めたり、もう上司の下では働けないと先のことを考えずにさっさと辞めたり、はたしてそれが自分にとって良いかどうかです。
辞めることで上司に迷惑をかけたとしても満足できるのは一瞬だけ、もしそれで自分が辛い目に合うと元も子もありませんよね。
辞めるなら辞めるで考えなくてはならないのは今後のこと。そうしなければ、転職しても悲しい未来が待っているだけかもしれません。
だからこそ辞めるにしても最低限転職活動のスタートはきっておきましょう。辞めてから始めるのでは遅すぎます。
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