人事異動の理由や人事異動が多い人の特徴。良い場合もあれば悪い場合もある

長い会社生活の中で、ほとんどの人は数回異動を経験することになります。

入社後から定年までずっと同じ部署で同じ仕事をし続けるという人はほとんどいないでしょう。人によっては2、3年置きに異動を繰り返しているなんて人もいます。

ではそもそも会社ではなぜこれほどに異動が行われているのでしょうか。

今回は会社が行う人事異動の理由や異動が多い人の特徴を紹介します。

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※1 2020年1月

人事異動の理由

異動が必ずしも自分にとって喜ばしいものになるとは限りません。本当は異動なんてしたくないのに会社から命じられて渋々異動するといった人も大勢いるでしょう。

異動は時に社員のモチベーションを低下させてしまったり、時には会社を辞められてしまうようなリスクがあることです。

ただそれでも会社には会社として人事異動を行う理由があります。

職場間交流

まず一つ目の目的が職場間で交流を図る為に行うという点です。

各部署によって得意なこともあれば苦手なこともありますし、考え方が固執してしまいすぎたり慣れすぎたりしてしまうことで職場としての成長が妨げられてしまっている場合もあります。

そこで他の部署の人を入れることにより、苦手な部分にメスを入れたり、固執しすぎている考え方を緩和したりといったことに期待して異動を行っているのです。

また部署間で敵対心を抱いている状態を改善するという目的もあります。

同じ会社でありながら、それぞれの利益や考え方がぶつかりあってしまい、部署間で非常に仲が悪くなってしまうというのはよくある話です。

この関係を少しでも良好なものとする為に、定期的に異動が行われるようになっている場合も少なくありません。

人材育成

若手の人材を中心にしばしば行われるのが人材育成の為の人事異動です。

前後行程の部署や業務に関連する部署の仕事について知ることは、担当の仕事での専門性を深めたり、仕事の目的についてよく理解するのにも役に立ちます。

その為、若手の人材は積極的に異動が行われている会社は多いですね。

また将来の役員候補の人材に対して広く様々な仕事を経験させるという目的で頻繁に異動をさせることがあります。

負荷に応じた適正な人員配置

会社の状況、社会情勢、景気の動向など様々なことが変わることで、特定の部署の負荷が高くなったり、逆に特定の部署の負荷が低くなってしまったりといったことはよく起こります。

そうなると会社として負荷が高くなって人員不足になった部署に新たな人を採用するよりも会社内で人員配置を変えて対応するのが当然のこと。

それに伴って異動を命じられてしまうという人も多いでしょう。

適材適所

会社としてその部署で活躍することができていない人材をそのままにしておくことはあまり良いことではありません。

その人がしている仕事に比べると人件費が高くて赤字になってしまうなんてことになりかねません。

とは言え正社員として雇った以上そう簡単にクビにすることはできないので、働き続けることを前提として考える必要があります。

その為、できるだけ社員に利益を生み出して貰う為に、より活躍できる場に異動させるのです。

不正防止、発見

特にお金が関わってくる部署では不正防止や不正の発見を目的に数年単位で異動が義務付けられている場合があります。

例えば銀行なんかは一つの支店に数年しかいることはできませんね。

経理の関係に手をだしやすくなるという場合もありますし。長くいることで業者や顧客との関係も深くなりすぎる点も不正につながる可能性を高める点です。

左遷

大きなミスをしてしまった時など、責任を問われて本社から地方の支社に異動させられるといったいわゆる左遷として行われる場合もないわけではありません。

労働者にとっても最も嫌な異動であると言えるでしょう。

左遷の場合、ひどい会社であれば社員を退職に追い込む為に行われている場合もあります。

会社としてクビにはできない為、まったく仕事がない部署に異動をさせたり、僻地に異動させることによって自主退職に追い込むという目的で行うのです。

その他

異動はだいたい上述した内容で行われますが、もちろんこれだけではありません。

例えば職場内で結婚した人のどちらかを異動させることだってありますし、不倫の疑いがある場合などに異動させて離すなんてことを行う場合もあります。

会社として若手の人材を増やしたいからあえてベテラン社員を異動させるなんてこともありますね。

人事異動の時期

人事異動には様々な種類があるほか、種類や企業によって異なることから1年を通して期間の限定なく実施されています。

ですが日本企業の場合、会社の決算と関係した期末や半期決済の時期、特に毎年春先の2月、3月と9月、10月に行われることが多いです。

辞令と内示のタイミング

辞令とは、人事異動の正式な命令を出すことであり、内示とは本人や上司など限られた人のみが知らされる辞令の予告です。

辞令を出す時期は一般的に4月、10月頃であり会社の決算時期から逆算して決めていることが多いですが、会社によって人事異動が行われる時期も違うため、2月、3月、9月になることもあります。

また内示も同様に会社によって異なりますが、辞令が出る1ヶ月~1週間前に出されることが多く、内示が出さた従業員は業務の引継ぎや、引っ越しの準備など異動のための準備を始めます。

人事異動が多い人の特徴

異動はだいたい上記で紹介したような理由で行われる場合が多いですが、どれほど多いかというのは会社によっても異なります。

多い会社では3、4年で1回は異動することになるし、10年に1回あるかないかなんていう会社もあります。

ただ異動の有無は個人によって大きく異なる部分であり、どんな会社にも飛びぬけて異動が多い人っていますよね。

では異動が多い人はどういった特徴を持っているのでしょうか。

優秀で将来の出世候補

若手の時に仕事で優秀な成果を収め、周りからの評価が高い人は出世候補とみなされて様々な経験をすべく異動が数年置きに行われる場合があります。

30代から数年置きに異動し、異動のタイミングで昇格を繰り返していくことになる場合が多いですね。

ただ会社によっては出世候補だからと言って異動を繰り返させるのではなく、一つの部署でとにかく専門的なスペシャリストになることを良しとしている会社もある為、異動が出世に絶対だというわけではありません。

どちらにしろ出世できるかどうかは20代のうちに決まってしまう場合がとても多いです。

職場に迷惑な人材

出世とは真逆で職場に迷惑な人材というのも異動が繰り返される場合が多いですね。

行く部署、行く部署で上司や顧客トラブルを起こしてその度に職場から追い出されるということを繰り返すわけです。

その職場としては問題を起こしたことがばれると違う部署がその人材を引き受けてくれなくなるので、わざと隠しているなんて場合もあります。

 能力不足、適正不足

職場において納涼不足、適正不足と思われてしまうことも異動が多くなってしまう原因。

今の仕事には向いていない、他の仕事に向いているだろうという上司の判断で異動させられることが何回か繰り返してしまっている人がいます。

ただこういった異動は30代前半くらいまで。30代後半以降になると会社からの期待も少なくなってしまってその人を思った異動というのが少なくなってしまいます。

1年目で異動することはある?

入社してすぐに部署異動になることは企業の状況によっては十分ありえます。

主な理由としては急な人員不足や最初の配属先が新人の育成部署にいたため、部署が異動になったことが考えられます。

「入社して1年で部署が異動された・・・。」と落ち込む必要はありません。異動先の新しい部署でしっかり仕事に励んで結果を出せるかどうかが重要です。

人事異動を拒否することはできる?

原則、人事異動は拒否できません。

なぜなら日本には終身雇用の概念が深く残っており、会社が簡単に従業員を解雇できない長期雇用が自然なため、企業が従業員に対して持つ人事権が強い傾向があるからです。

また就業規則で業務の都合により転勤や異動を命ずること関する規定がある場合、人事異動は業務命令にとなり、拒否すると業務命令違反とされ懲戒の対象となってしまいます。

就業規則を確認せずに人事異動を拒否してしまうと解雇されてしまうなど、大変なことになりかねません。

しかし基本的に拒否できない人事異動ですが、正当な理由がある場合は拒否が認められる場合もあります。

雇用契約書と内容が違う

会社と交わした雇用契約書で勤務地や職種が限定されており、限定されていない地域や職種に異動を命じられた場合は契約違反なため、拒否することができます。

やむを得ない事情がある

やむを得ない事情があることや、異動することで本人、家族へ大きな負担があるときは異動を拒否できる場合がありますが、負担の度合いや会社の配慮によるものなので拒否できないこともあります。

会社側の人事権の濫用

嫌がらせなどの不当な動機、目的による配置転換や、業務上の必要が無い、経緯に問題がある場合は人事権の濫用に当たるため、不当性を訴えて異動を無効にできる場合があります。

しかしその不当性を立証できる証拠を提示しなければならないため、異動を無効にすることは難しいでしょう。

人事異動の伝え方

人事異動=マイナスなイメージを持っている人も多いため、異動をネガティブな意味に捉えてしまうと退職をしてしまう社員も少なくありません。

そのため、人事異動を伝える時は社員のメンタルにも気を付けながら伝える必要があります。

人事異動を通知する時、どんなことに気を付けたほうが良いのか確認しましょう。

異動の理由を具体的に説明する

人事異動を命じられた社員は、なぜ自分が異動することになったのかを強く意識し、マイナスな印象で受け止める傾向があります。

ただ人事異動の通知が来ただけでは誤解も生じかねません。なぜ自分が人事異動になったのか、何の業績や能力が評価されて異動になったのかを説明すれば異動先への期待も高まるでしょう。

異動先の業務内容を具体的に伝える

人事異動の通知が来た上、異動先の業務がわからないと社員の不安を増やす結果になります。

社員に異動先の業務を聞かれた時、異動先でどんな業務を期待され、任されるのかを具体的に説明できることはとても重要です。

異動後に考えられるキャリアプラン

人事異動が本人の希望しているキャリアプランと異なる場合、人事異動に対し抵抗感を感じるでしょう。

自分のキャリアプランと違いすぎると退職される可能性も高くなってしまいます。

そういった抵抗感を減らすためにも、異動先の部署で得られる新しい経験や想定できるキャリアプランを伝えましょう。前向きな気持ちにすることができれば異動も悪くないと思うはずです。

人事異動を深刻に受け止めないように

確かに人事異動には良いケースと悪いケースがあります。

会社側の都合もあれば能力が優秀だったから、逆に劣っていたからなどと人事異動を命じられる理由は様々です。

どんな理由でさえ人事異動をされたことで不安を持ち、自分に自信がなくなることは誰にでもあるでしょう。

ですが異動することによって経験できないことを経験できると前向きに捉えることも大切です。人事異動をされたからといって深刻に受け止めてしまうと精神的にも悪いですし、異動先の仕事にも悪影響を与えてしまうこともあります。

どんな状況に自分が置かれたとしても、最初はポジティブ思考にできることがこれからの自分のキャリアプランを叶えるための重要な手段になるかもしれませんね。

 
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