色々とやることも多くてできることならさっさと終わらせたい転職活動。しかしそんな思いとは裏腹に、何社受けても内定を貰うことができずに転職活動が長期化してしまう人もいます。
そういった人は一度自分自身がこれまでやってきた転職活動を振り返ってみた方がいいかもしれません。もしかしたら致命的なミスを犯している可能性があります。
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転職活動が簡単に終わる人、全然終わらない人
転職活動は人によってかかる時間、かかる労力が大きく異なります。
人によっては2、3社受ける程度で大手企業から内定を貰ってさっさと終えることができる人もいますが、その一方で100社以上受けているのに1社も内定を貰うことができずにいるなんていう人もいます。
なぜこれほどまでに大きな違いが生まれるのでしょう。
転職活動は年齢、それまでの職歴、能力といったことで難易度が大きく変わってくるものですし、運の要素もあるというのも事実です。
ただそれ以外にも転職活動のやり方によっても内定を貰えるか、不採用続きになってしまうかに大きく影響します。
能力も高く、職歴としても評価が高いような人であっても、転職活動において致命的なミスを犯しているせいで全然転職先が決まらないということも可能性として十分にあるのです。
もしあなたが全然内定を貰えないという状況に陥っているなら、単純に職歴、年齢などのせいにするのではなく、本当に転職活動を適切に行うことができているかを振り返ってみなくてはいけません。
転職活動で不採用になりやすい人の特徴
では転職活動で不採用になってしまう人は一体どんな人でしょうか。
まずは不採用になりやすい人の特徴から紹介していきます。
基本的なマナー、ルールをわかっていない
転職活動では守らなくてはいけないルールやできて当たり前だと思われているマナーがあります。
これをそもそも知らないという人は間違ったやり方をしていることにも気づくことができずに不採用を繰り返すことになります。
履歴書一つをとっても、写真の撮り方、志望動機の書き方、自己アピールの書き方などでやってはいけないこともあるし、面接でも見た目、立ち振る舞い、受け答え方などで守るべきマナーがあります。
面接する側にとってみればまあ当たり前だろうなと思っていても、全くできていない人というのも実はかなり多いんです。
志望動機が前職の不満になっていたり、面接時の身だしなみが全然だめだったり、挨拶ができなかったり。
できて当たり前のことができない人材を採用しようなんて企業はない、それくらい厳しく考えなくてはなりません。
自分に自信がありすぎる
自信を持つことは大事なこと。ただ自信がありすぎることによってそれがマイナスに働いてしまう場合は多々あります。
自分なら大丈夫だろうと根拠のない自信を持って面接などの準備をしっかり行わない、根拠のない自信をアピールして面接官から疑問を抱かれる、時には自分に自信を持ちすぎて他の人を下に見たような言動をとってしまう人なんかもします。
自分に自信がなさすぎる
逆に自信がなさすぎるという人も中々採用されない傾向があります。
自信の無さがそのまま態度にでて、面接官からも頼りなさそう、仕事もやっていけなさそうという印象を与えてしまうからです。
自分を客観的に見ることができていない
どれだけ自分のことを良く見せようと頑張ってみても、実はその行為がむしろ悪影響を及ぼしている場合も少なくはありません。
自分のことは常に客観的にとらえ、この行動が相手にどういった印象を持たれるか、自分の発言が相手にどのように捉えられるかを考えていかなければ、単に自己満足で終わってしまいます。
相手の立場にたって考えることができない
あなたがいかに自分のことをアピールしようが、それが相手にとって有益なものでなくては意味がありません。
にも関わらず、企業の立場として物事を考えずに単に自分の立場からしか物事を考えることができていないという人は非常に多く、そしてそういった人は転職活動が中々上手くいきません。
履歴書や面接でやってはいけない行為
あなたは先ほど述べた特徴に思い当たる節がありませんでしたか?もしあるならばこれからの転職活動では直していかなくてはなりません。
ではもう少し具体的に、実際の行動として履歴書や面接でやってはいけない行為についても紹介していきましょう。
履歴書の写真が適当
履歴書の写真は、相手にとって第一印象となるものですからその重要度はとても高いです。
にも関わらずスマホで撮った写真を印刷して使っていたり、いつ撮ったのかわからない色あせた写真を使っていたりなんか人もいます。
履歴書の写真はできることなら写真館で。最低でも証明写真ボックスで撮影したものを使うようにしてください。
面接が行き当たりばったり
面接はしっかりと準備して、練習した上で挑まなくてはいけません。何の準備もしていないなということは簡単にばれ、熱意がないと思われて不採用にされてしまいます。
転職理由、志望動機、自己アピールなど面接では聞かれて当然のことも回答に詰まってしまったり、少し調べればわかるその業界や会社のことについて質問してみると何も答えられない、なんて人は本当にたくさんいるみたいです。
準備していないが故にまとまりのない話をだらだらとしてしまう人なんかもいるみたいです。
履歴書に書いていることと面接で言っていることが矛盾する
履歴書に書いていることと、面接で答えた内容に矛盾があると不信感しか抱きません。そして不信感を抱かれたらお終いです。
履歴書で少し嘘を書いてしまったり、必要以上に話を盛ってしまうとこういったことが起こってしまうでしょう。
まず嘘はNG。簡単にボロがでてしまいます。
また面接に挑む前には自分が書いた履歴書を必ず読み直しすようにしてください。
身だしなみがなっていない
スーツ、ネクタイ、Yシャツ、靴、髪型、爪など身だしなみは十分に気を付けなくてはなりません。
第一印象が相手に与える影響はとても大きく、それがだめだっただけで悪い印象を持たれ不採用とされてしまう可能性は十分にありますし、身だしなみができていない人を雇いたくはないと考える面接官も多いです。
社会人に慣れるとあまりきちっとする必要もない為に身だしなみが崩れる人がいます。それ自体は問題ないんでしょうが、転職活動の面接の場では油断せずきちっとした格好をするようにして下さい。
言葉遣いがなっていない
面接という場ではその場に即した言葉遣いができて当然なんですが、意外にできていない人は多いんです。そんな人は雇いたいなんて思われなくて当然。
ただ言葉遣いがおかしいということに本人は気づいていない場合が多いです。つい口癖になってしまっているんです。
それを直し面接では出さない為にも事前の練習は絶対に必要です。転職エージェントなどに見てもらい、まずい点をまず把握するところから始めてください。
曖昧なことしか言わない
面接官の質問に対し、話をまとめて簡潔に答えなくてはなりません。
しかしだらだらと話し、しかも内容も曖昧な場合というのは不採用者にとても多いです。
事前に質問を想定し回答を考えておけばそうはならないのに、準備不足でとりあえずそれっぽく答えることしかできずに内容も曖昧になってしまうんですよね。
面接官は曖昧な答えを嫌います。しっかり準備し答えることができるようにしておくとともに、わからないことならわからないと正直に答えることも時には必要です。
自分のことばかり
会社には会社としての方針があり、どういった人を採用したいかということも決まっている上で面接を行っています。
ですから、やたら自分の理想ばかりを語り現実を見えていない人というのは面接で嫌われるし、欲しい人材に一致しないので不採用とされてしまうでしょう。
現実をしっかり理解し、企業側が求めていることをしっかり理解し、それに合わせて自分のアピールを変えていく。そうしなければなりません。
最低限のことができていればいつかは転職先が見つかるはず
転職活動はやり方さえ間違わなければほとんどの人は転職先を見つけることができるはず。
上手くいかないことを会社のせいにせず、しっかり自分の問題として捉え、正しいやり方で行っていくようにしましょう。
転職活動のコツは転職エージェントにサポートをして貰えばわかるでしょう。自分ひとりで何とかしようとするのではなく、頼れるものは頼っていくということも大切なことです。
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