あなたの職場には、むかつく上司がいますか?
- 機嫌が悪いと部下に当たり散らす
- 立場の違いで態度をガラッと変える
- 些細なミスをねちねちと攻めてくる
このような上司がいると毎日の仕事が地獄でしかないでしょう。
中には、精神を病んでしまって仕事にならない方も存在します。
しかし、仕事は毎日のことなので、どんなにむかつく上司であっても、今の職場で働き続ける限りは付き合っていかなければなりません。
では、できれば仲良くなりたくない上司に対して、どのような対処すれば良いのでしょうか?
本記事では、むかつく上司の対処法を紹介していきます。
他にも、むかつく上司の特徴についてもお話するので、上司とそりが合わないと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
むかつく上司の特徴
むかつく上司というのは、結構どの職場にもいるものです。
社会人の友人に聞いてみると、誰もひとり以上は出てくるでしょう。
実はこのむかつく上司は皆同じような特徴を持っています。
では、むかつく上司に共通する特徴とは何なのでしょうか?
あなたの職場の上司と当てはまる点がないかチェックしながら読んでみてください。
高圧的な態度をとってくる
むかつく上司の特徴1つ目は、高圧的な態度をとってくることです。
このタイプは自分よりも下の立場の人に対して、強い口調や不機嫌な態度をとって支配しようとしてくる傾向にあります。
また、自分が絶対に正しいと思い込んでいるので、部下の意見を一切聞き入れない、聞き入れようともしないのです。
少し意見を言うだけで怒鳴り散らしたり、自分が一番偉いとアピールしたりする上司がいると、部下は委縮してしまい、思い切って仕事ができなくなってしまいます。
嫌味を言ってくる
むかつく上司の特徴2つ目は、嫌味を言ってくることです。
人間は誰だってミスをするものなのに、どんなに些細なミスでも必要以上に問い詰めたり、終わったことを何年も根に持って文句や愚痴を言ってきたりします。
そのほかにも、「うちの部署は地味な服装の人が多いけど、君はいつも派手で素敵だね」といったように、容姿や服装をほめているようでけなす嫌味をいう人もいます。
また、仕事とは関係ない普段の会話でもマウンティングをとってくるなど、とにかく相手を悪く言わないと気が済まないタイプです。
そのため、人に意見を言われるのを嫌い、少しでも仕事の進め方などに口を出すと、「大した仕事もできないのに」などと嫌味を言ってきます。
このような上司がいると職場全体の空気が悪くなるので、毎日の仕事が楽しくないでしょう。
理不尽に怒ってくる
むかつく上司の特徴3つ目は、理不尽に怒ってくることです。
このタイプは感情の起伏が激しく、不機嫌な時は何も悪いことをしていない部下に対しても怒りをぶつけてきます。
また、自分の指示内容が間違って起こったミスにもかかわらず、自身の非を認めず部下のせいにして怒ります。
職場にも飲み会の誘いを断っただけで、「お前は駄目なやつだ」と怒鳴り出すような上司がいたりしませんか。
しかも、理不尽に怒っているだけなので、怒る出来事に一貫性がなく、同じミスでも気分次第で怒る時と怒らない時があるので厄介です。
仕事をしない・できない
むかつく上司の特徴4つ目は、仕事をしない・できないことです。
このタイプは、自身の仕事はすぐに人に振り、自身で仕事をしようとしない傾向にあります。
しかも最悪なのは、自分では仕事をしないのに、部下の仕事が遅いと怒りだすことです。
他にも、部下の仕事の管理ができなかったり、適切に指示が出せなかったりする上司もいます。
また、このタイプの上司が厄介なのは、成果や良い結果は自分の手柄にして、ミスやトラブルは部下など周りのせいにしてしまう点です。
その部署で問題が起こっても一切責任を取ろうとはしてくれないため、部下からしてみれば頼りにならない上司に見えるでしょう。
成果をあげても褒めてくれない・評価してくれない
むかつく上司の特徴5つ目は、成果をあげても褒めてくれない・評価してくれないことです。
せっかく頑張っても褒めてくれなかったり、適切に評価してくれなかったりすると、誰だって頑張ろうとは思えないでしょう。
もちろん、ただ純粋に褒めるのが苦手という上司はいます。
しかし、中にはできる部下に嫉妬して、わざと冷たい態度をとってきたり、評価を下げたりしている上司もいるのです。
最悪のケースになると、部下の成果をさらっと自分の成果にしてしまいます。
このような環境では、いくら頑張ったところで昇進や昇給は期待できないでしょう。
相手によって態度を変える
むかつく上司の特徴6つ目は、相手によって態度を変えることです。
よく部下に対しては偉そうな態度をとっているのに、上司にはペコペコしている人を目にするでしょう。
このタイプは、相手によって態度を変えて接します。
ひどいケースになると、部下と上司で態度を変えるのではなく、同じ部下の中でも好き嫌いで態度を変えてきます。
例えば、気に入っている部下がミスをしても「全然気にしなくていいよ」と怒らないのに、気に入らない部下が同じミスをすると「こんなこともできないの」と責め立ててくるのです。
上司が男性の場合は、女子社員にだけ優しくして、男性社員には強く当たるといったケースもあるでしょう。
自分と他の社員への態度があまりにも違うと、その職場で働き続けるのが苦痛になってしまいます。
むかつく上司の対処法
ここまで、むかつく上司の特徴について解説しました。
あなたの職場にいる上司も、その特徴のどれかに当てはまったのではないでしょうか?
では、そのようなむかつく上司に対しては、どのように対処すれば良いのか、この項目で詳しく解説していきます。
適度に距離を置く
むかつく上司への対処法1つ目は、適度に距離を置くことです。
上司とあなたはあくまでも仕事の関係なので、無視してプライベートでかかわりを持つ必要はありません。
適度に距離を置いて、あくまでも仕事上の付き合いだと割り切って接するようにしてください。
もちろん、仕事仲間としての礼儀やコミュニケーションは大切ですが、それ以外は気にしなくても問題ありません。
大切なのは、あなたが快適に働ける環境を整えることですので、無理をしない程度に接するようにしてください。
職場の同期や先輩に相談してみる
むかつく上司への対処法2つ目は、職場の同期や先輩に相談してみることです。
まずは仲の良い同僚や先輩など、身近な人に相談できる相手がいるなら相談してみましょう。
同じ部署で働く同僚なら、あなたと同じ悩みを抱えているかもしれません。
お互いに愚痴を言い合ったり、共感してもらえたりするだけでも心が軽くなるでしょう。
また、同じ悩みを抱えていたなら、何か良い解決策が浮かぶ可能性だってあります。
多くの人が感じている悩みなら、会社全体に訴えかける流れになる可能性もあるので、一人で抱え込まずに誰かに正直に話してみてください。
仕事で成果を出して見返す
むかつく上司への対処法3つ目は、仕事で成果を出して見返すことです。
あなたが圧倒的な成果を出せば、むかつく上司の態度も変わるかもしれません。
特に、その上司のさらに上の上司の耳にも評判が届くくらいの成果を出せば、嫌味な態度と偉そうな口調を封印せざるを得なくなります。
また、日々働くうえでも「この上司を何とか見返してやりたい!」と、むかつく気持ちをそのまま仕事へのモチベーションにすることで、今まで以上に仕事を頑張れる可能性だってあります。
もちろん、短期間で効果が出る対処法ではありませんが、誰も傷つかない良い対処法ではあるので、成果を上げられる環境にいるなら頑張ってみる価値はあるでしょう。
一度ハッキリと自分の意見を伝えてみる
むかつく上司への対処法4つ目は、一度ハッキリと自分の意見を伝えてみることです。
もちろん、上司とあなたの関係性によりますが、あなたの意見を一度ハッキリと伝えてみるのも有効でしょう。
特に、あなたが今まで大人しく相手の意見を聞いていたのなら、上司はあなたが何も言い返してこないのを良いことに高圧的な態度をとったり、嫌味を言い続けたりしていた可能性があります。
大人しそうな人だけをターゲットにしていた上司なら、意外にハッキリ言われると言い返せなくなる可能性があるので、一度ガツンと意見を伝えてみるのも方法です。
ただし、その際は感情的にならず落ち着いた態度で伝えるのがいいでしょう。
むかつく上司に耐えられないと思ったら、前向きに転職を検討しよう
ここまで、むかつく上司の特徴とその対処法について解説しました。
職場にはたくさんの人が集まっており、それぞれ性格が違うので、当然相性の良し悪しはあるでしょう。
しかし、今回紹介したむかつく上司の態度は、決して許されるものではありません。
あなたが対処して状況が変わるなら良いですが、それでも環境に変化が見られないなら、無理して働き続けるのは高いリスクが伴います。
場合によっては心身を病んでしまい、仕事が続けられなくなる可能性もあります。
うつ病などの重大な病気を発症する前に、今の環境から離れるようにしてください。
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あなたのように絶望的な労働環境にいる方なら、転職という選択肢を選ぶのはおかしなことではありませんので、無理せず前向きに転職を検討してみてください。
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ちなみに、ブラック企業を紹介しない最大の理由は、もちろん転職希望者のためです。
しかし、転職エージェント側にとっても紹介しない方が良い理由があります。
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