年収400万円以上の案件を取り扱う転職エージェントサイトがビズリーチです。
他の転職エージェントサイトと比較しても非常にハードルが高い転職サイトとして知られていて、会員登録をするにもビズリーチの審査を通過する必要があります。
それでは、ビズリーチの審査の基準はどのようになっているのか、審査に落ちる人というのはどのような属性があるのかについて把握しましょう。
ビズリーチの審査基準
クレジットカードやカードローンの場合、申込み条件などを通して審査基準が見えてくることも多くあります。
しかし、ビズリーチは審査基準を公開しておらず、申込をする上での年収条件なども公開されていません。
しかし、ビズリーチは高収入の求人案件をメインに斡旋している転職エージェントサイトです。
そのことから、転職エージェントサイトとしては、ビズリーチが求めるハードルが高い可能性があります。
なお、「年収〇〇万円以上でないと審査を通過できない」という声がネットには多くありますが、実際には年収での足切りは存在しません。
それでは、ビズリーチの審査通過率はどのようなものなのでしょうか。
ビズリーチの審査通過率は分からないのが実情
それではビズリーチへの会員登録手続きをし、審査にも通過した方というのはどれくらいの割合でいるのかについてですが、そちらも公開はされていません。
審査基準を公開していないのと同じく、審査に落ちた理由についても全く公開していないのがビズリーチだというのを覚えておく必要があります。
そのため、ビズリーチの審査を通過するかしないかは実質的にまるでわからないと言うことができます。
例えばクレジットカードやカードローンの審査は落ちてしまうと、信用情報にそのことが記録されるというデメリットがあります。
これによって、次のクレジットカードやカードローンの申込をして受けることになる審査へのマイナスの影響が出ることもあります。
一方で、ビズリーチは審査に落ちても次の審査を受けることは可能になっています。
例えば、なにか問題があって審査に落ちたのだと自己分析ができている場合は、それを修正して審査を再チャレンジするという手もあります。
とは言え、なにも変更しないで審査の再チャレンジをしても、また落ちる可能性が非常に高いので、その場合は審査の再チャレンジは控えましょう。
ビズリーチの審査に落ちる人の特徴5つ
それでは、審査に落ちる方というのはどのような属性を持っているのかについて、おおまかなポイントを解説していきます。
社会人経験がない
多くの転職エージェントにて紹介される案件は、即戦力としての能力を求められている側面があります。
そして、ビズリーチは年収400万円以上の求人案件が紹介される転職エージェントサイトです。
従って、登録者に求める能力も「年収400万円を受け取ることのできる能力と経験の持ち主」という傾向があります。
この経験というのは、マネジメント能力がある方や、サラリーマンなどの組織人経験がある方が特に重要視されます。
フリーランスの方は、年収400万に見合うだけの能力があるとしても、サラリーマンのような組織人経験がないということから、審査を通過できないことがあります。
転職回数が多い
1つの職場に長くいるというのは、どこでも重要視されるものです。
派遣社員やフリーターの場合もそれは同じで、1年も経たないで転職の申出をするという方は、次第に警戒されるようになってしまいます。
年収400万円以上の求人案件を斡旋してもらえるビズリーチの場合は、登録をしている方に職場で重要なポジションについてもらうことを求めています。
そんなビズリーチに登録する以上は、1つの職場に長期間いることがないという方は、審査においてマイナスに働く可能性があります。
年齢が高く、マネジメント経験がない
年収400万円以上の求人案件を取り扱うビズリーチにおいては、部下ができてもおかしくない年齢の方には、転職先でも同じように部下を仕切るポジションにつくことを要求する傾向があります。
しかし、部下を持って当然の年齢だけれども、これまでにマネジメントの経験がないというケースでは、ビズリーチが紹介できる案件自体が無いということもありえます。
そのため、マネジメントの経験がないままに、部下を持つような年齢になった方は、マネジメント能力を求める案件が多いビズリーチでは、審査に落ちやすくなります。
現年収が低い
ビズリーチの登録に年収の条件はありません。
しかし、年収とは登録者の能力を証明する数字でもあります。
現年収が低いという方が、年収400万円以上の案件の内定が決まるというのは、稀なケースと捉えられてしまうこともあります。
自分がどんな経歴で何ができるのかというアピールをすることなく、年収だけを伝えた場合、審査を通過する可能性は低くなるでしょう。
虚偽申告をした
当然のことと言えますが、ビズリーチだろうとなんだろうと「嘘を申告して申込をした」という場合、審査に落ちます。
また、ビズリーチの場合は職務経歴書を非常に重視しているという声があります。
審査に通過してから職務経歴書を変更すると、退会処分を受けてしまったという報告があるほどです。
登録から3日後にこんな感じのメールが来ました。
まあ、スペック的にはハイクラスにも該当するので、有料プランも無料お試しで受けさせてもらえたのかもしれません。
しかし、職務経歴書を変更した結果、なんと途中で審査に落ちて使えなくなってしまったんです。
このように、ビズリーチは登録時に記入する項目に細心の注意を払っていることがわかります。
審査を通過してからの変更もですが、審査を受ける前に必要項目や職務経歴書・スキル・職務要約にて嘘を記入することは絶対にやめましょう。
ビズリーチで審査通過率を上げるポイント
ビズリーチの登録手続きをして受ける審査を通過するにはどのようなことをすれば良いのか、審査通過率を上昇させるにはどうすれば良いのかのポイントを紹介します。
年収を上げてからチャレンジ
ビズリーチに登録をし、審査を受け、その審査に落ちたとしても、再チャレンジができないということはありません。
そのため、以前に審査を受けた時点から年収が上がっているという場合は、再チャレンジを試みるというのも十分におすすめです。
年収が足切りラインになることがないのはわかっていますが、ビズリーチが取り扱う案件に申込をするには、キャリアを積んでおくことが重要です。
そして、キャリアを積むということにおいて、高年収のしごとをしているというのは、ビズリーチの審査を通過する上でプラスになることでしょう。
過去最高年収を記入
ビズリーチにて年収を記入する場合、現在の年収を記入する以外にも、過去における最高の年収を記入することができます。
過去に非常に高額の年収を得られる仕事をしていた経験があるという方は、必ず「過去最高年収」を記入するようにしましょう。
これはつまり、ビズリーチは現時点の年収が低くとも、過去に高い年収の仕事をしていた場合は、それを会員登録と審査に用いることができるということを意味します。
資格を取得して経歴を充実させる
資格というのは、自分が何をできるのかをアピールするのに非常に重要な要素になります。
取得が難しい資格を取得することで経歴を充実させ、自分がどういった人間でなにができるのかを伝えやすくすることができます。
加えて、資格を取得することで、職務経歴と同じように、自分の経歴を優良なものへとアップグレードさせられます。
英語が話せるけどTOEICやTOEFL、英検をほとんど受けていないという方は、審査を受ける前に受験してみると良いでしょう。
実務経験を積んで経歴を充実させる
マネジメント経験が重視されるのがビズリーチの特徴と言えます。
したがって、自分が何をしてきたのかは、審査においても重要な判断材料として扱われます。
部下を持ち、部下に指示を出して人材を上手く使うという経験をしてからビズリーチに申込をするというのは有効な手段と言えるでしょう。
ビズリーチはマネジメント能力が高い人が求められるので、実務経験を積んで経歴を充実させてから審査に臨むのが良いでしょう。
項目を全て埋める
職務要約・スキル・職務経歴や必要事項をすべて埋めるのがビズリーチの審査を通過する上で重要になります。
項目を全て埋めて審査を通過したら、優良プランの無料特典をえることもできます。
審査はこちらがの入力した情報を元に行われるので、職務経歴書やスキルは自分が覚えている限りのものをたっぷり書きましょう。
しかし、職務経歴書やスキルなどの項目は住所・電話番号などと違い、一度忘れると思い出すのが難しいものでもあります。
他の転職エージェント利用も検討
ビズリーチはハイクラスの転職エージェントサイトです。
そのため、どうしても自信が無いという場合は、他の転職エージェントサイトを利用するのも検討しましょう。
まずは他の転職エージェントサイトに登録をすることで、実務経験を積むという手もあります。
それに加えて、転職エージェントサイトではキャリアコンサルタントによるキャリアカウンセリングを受けることができるので、自覚していなかった職務経歴やスキルを把握することが可能です。
他の転職エージェントサイトでわかったことを活かしてビズリーチの審査に臨むというのも有効な手と言えます。