新卒社員の平均離職率はこんなに高い!そろそろ仕事辞めたい新入社員が転職する頃?

新卒社員の平均離職率はこんなに高い!そろそろ仕事辞めたい新入社員が転職する頃?

あなたの会社では上手く新入社員を育てることができていますか?

新卒でこの春入社した新入社員の方は、上手く会社生活を送ることができていますか。

まあなかなかうまくはいかないもので、すでに周りでは辞めていった人もいるのではないでしょうか。

また、新入社員の方であれば、そろそろ仕事を辞めたいと感じている人もいるのではないでしょうか。

実際、入社3年以内に辞める新卒社員はとても多いです。

そこで、今回は新卒社員の3年以内の離職率について紹介します。

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離職率とは

まずは簡単に離職率とは何かについて説明していきます。

離職率の定義

まずは離職率の定義を確認しましょう。

離職率(りしょくりつ)は、ある時点で仕事に就いていた労働者のうち、一定の期間(たとえば、ひと月、ないし、1年なり3年)のうちに、どれくらいがその仕事を離れたかを比率として表わす指標。この値が極端に高ければ、労働者がその仕事に定着しにくく、入れ替わっていくことが常態化していることが含意され、逆に極端に低ければ、労働者がその仕事に定着し、転職や産業間の労働力移動が行なわれにくくなっていることが示唆される。

引用: Wikipedia

離職率とは簡単にいうと、ある期間内でどれだけの割合の社員が辞めたかを示した率です。

この離職率によって会社の定着率がわかり、その会社が優良企業かブラック企業なのかを推し量る判断材料として使われます。

ただ離職率を見るときに気をつけなくてはいけないのがその期間です。

よく使われるのが、3年以内の離職率ですが、3年っていう期間で示すなんてことは全く決められていないんです。

例えば離職率を1ヶ月という短い期間で算出しても問題なし。そこはそれぞれの会社次第です。

どうせ入社するなら、離職率の低い会社で働きたいものですが、ただ、数字のトリックには気をつけましょう。

例えば入社後1ヶ月だけは教育期間として、新入社員が辞めないように優しく接して、1ヶ月たった後で急に厳しくなり、会社を辞める人が増える。

これでも1ヶ月の間だけ会社をやめる人がいなければ離職率は0%なのです。

「離職率0%」って謳っている会社があっても、それはたった1ヶ月の期間で算出した離職率なのかもしれませんよ。

就職を決める時には気をつけたほうがいいですね。ブラック企業が蔓延してますから。

離職率の計算方法

離職率の計算方法は、会社によって多少変わりますが、おおよそ以下のやり方で算出します。

ある基準となる日にいた人数のうち、一定期間を経過した後で辞めた人の割合。その期間に入社した中途採用者等は含まない。

例えば、4/1に在籍していた100人のうち、1年以内に10人辞めれば離職率は10%です。

新卒社員の3年以内離職率の場合は、4/1に入社した人数のうち、3年以内に辞めた人数が何人いたかという計算をすることになります。

離職率の調べ方

離職率は、企業選びの際の重要な指標となりますから就職活動や転職活動でも重要な指標となります。

その離職率の調べ方の一つとして挙げられるのが、就職四季報です。

四季報には大卒3年以内離職率が掲載されています。

ただし、四季報は大手企業しか載ってなく、さらには無回答であるNAとしか記載されていない場合もあります。

もし掲載されていない場合、中々知ることが難しくなってしまうのですが、DODAなどの転職エージェントを利用した場合にはエージェント経由で聞くことも可能である場合があります。

またもしそこで働いている知人がいて直接聞くことができるのであれば、具体的な数字まではわからなくてもおおよそどれくらいの人が辞めているのかはわかるでしょう。

新卒社員の平均離職率、平均と推移

各学歴ごとの平均離職率は以下のとおりとなっています。

厚労省;新規学卒者の離職状況に関する資料一覧

中卒新卒社員の平均離職率

中卒

  • 1年以内離職率・・・41.5%(平成27年度就職者)
  • 2年以内離職率・・・59.2%(平成26年度就職者)
  • 3年以内離職率・・・63.7%(平成25年就職者)

中学卒の離職率はかなり高いです。

1年以内でも約半数、3年以内では新卒者の10人に6.5人は辞めてしまうのです。

高卒新卒社員の平均離職率

高卒離職率

  • 1年以内離職率・・・18.1%(平成27年度就職者)
  • 2年以内離職率・・・31.4%(平成26年度就職者)
  • 3年以内離職率・・・40.9%(平成25年就職者)

中学卒業者の離職率からみるとだいぶ低いですが、それでも3年以内になんと、新卒者の10人に4人は辞めてしまうという結果になっています。

短大卒新卒社員の平均離職率

短大卒

  • 1年以内離職率・・・17.9%(平成27年度就職者)
  • 2年以内離職率・・・30.2%(平成26年度就職者)
  • 3年以内離職率・・・41.7%(平成25年就職者)

高卒者の離職率とほぼ変わらないですね。

大学卒新卒社員の平均離職率

大学卒離職率

  • 1年以内離職率・・・11.8%(平成27年度就職者)
  • 2年以内離職率・・・22.8%(平成26年度就職者)
  • 3年以内離職率・・・31.9%(平成25年就職者)

大学卒の離職率は他の学歴に比べると最も低いですが、それでも10人に3人以上が会社を辞めています。

離職率の結果について

新卒社員の3分の1以上の人が、3年以内にはたするという結果でした。

なんと1年以内でさえ、平均すると15%程度の人がやめてしまうのです。

実際に辞めた人でこれだけいるのですから、仕事を辞めたいと思っている人は、実はかなりの割合を占めていると考えられます。

ゆとり社員だとか色々言いますが、過去のデータをみると、最近に限る話ではないのかなという感じです。

新卒者社員が離職する理由

離職の理由として、以下のことがあげられます。

  • 思っていた仕事と違った。やりがいがなかった。
  • 給料が低かった。
  • 会社の環境になれなかった。
  • 職場の人間関係がつらい。

もちろん、他にも、キャリアアップの為など。前向きな離職理由もないわけではありませんが少数派です。

割合としては仕事を辞める理由はほとんどがネガティブなものが圧倒的に多くなってます。

私自身は、就職すると学生時代の楽しい時間とのギャップ、憧れていた仕事と実際の仕事とのギャップを大きく感じましたし、仕事を辞めたいとも思いました。

もちろん安易に辞めてしまうのはあまりよくないとは思いますが、しっかり理由があるのであれば無理に働き続ける必要はありません。

以前までは3年以内の離職は転職活動で不利になるとも言われていましたが、最近は第二新卒採用を大手も積極的に行うようになってきたので非常に転職しやすい状況になっています。

最近ではDODAなどの大手転職エージェントも第二新卒者に対するサポートを強めていますし、ハタラクティブといった第二新卒に特化した転職エージェントもでてきているので、一人で転職活動を進める必要もなくなってきています。

業界別の新卒社員平均離職率ランキング

どういった、業界の離職率が多いか見てみましょう。

厚労省:新規学卒者の離職状況

高校新卒者

1位:教育・学習支援業・・・66.1%

2位:宿泊業・飲食サービス業・・・60.5%

3位:生活関連サービス業・娯楽業・・・59.4%

4位:小売業・・・51.4%

5位:建設業・・・48.3%

大学新卒者

1位:宿泊業・飲食サービス業・・・50.5%

2位:生活関連サービス業・娯楽業・・・47.9%

3位:教育・学習支援業・・・47.3%

4位:医療・福祉・・・38.4%

5位:小売業・・・37.5%

おおよそ納得です。上位の企業はブラック企業の職種としてよく聞きますからね。

離職は会社にとってデメリット、それでも辞めることは悪いことではない

離職率が高いということは、会社側にとっても雇用者側にとってもいいことではありません。

会社側にとっては、雇う為にもお金を使うし、育てる為にもお金を使うわけですから。

またそういったお金の損に加え、人材不足により仕事をこなせなくなってしまうこともあります。

雇用者側にとっても、転職活動をしなくてはいけなくなったり、また0から仕事を学ばなければならなかったりと同じ会社で働き続けている場合よりも多くの苦労をすることになります。

とはいえ会社で働いている側にとっては会社を辞めることが悪いことではありませんし、辞める権利があります。

最初から満足できる会社に入ることができるのが理想かもしれませんが、それができなかったなら思い切って辞めることも大切。

無理に働き続ける必要はありません。

第二新卒での転職

高い離職率に対し、転職活動において第二新卒というジャンルが確立されています。

3年以内の転職は不利であるとされてきましたが、今は全くないどころか、需要が急増しており、大企業も採用枠を増やしています。

特に未経験の分野は若い分、かなり有利に転職できるのが現状です。

就職活動時に失敗して自分の就きたい仕事に就けなかったり、あまりにもひどい労働環境などで、仕事を辞めたい、転職したいと悩んでいるならやってみましょう

まずはそんなに身構えずにとりあえず転職サイトに登録してみることから始めても良いと思います。

転職サイトは直近で転職する人だけに役立つわけではありません。各種診断テストや自分の会社以外の情報収集といった点において非常に便利です

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転職エージェントは他にもIT系、外資系に強く面談希望者は断らないというSpring転職エージェントなどがあるので複数登録して自分に合ったものを探してみましょう。

最後に

ちなみに私自身、入社1年くらいで辞めたくてしょうがなかった経験があります。

実際に転職サイトに登録し、転職活動をしました。実際に転職活動をしていると色々なことを考えます。

その結果、私の場合は今の会社を辞めずに働くことを選びました。

今ではそれが正解だったと思っています。特に辞めることを考えることもなくなりました。

辞める前に今一度、ゆっくり考えてみるのもいいのではないでしょうか。

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