給料等を含めた条件の良さ、安定度の高さなど働く上でのメリットが大きい大手企業。
それ故にできることなら一部上場の大手企業に転職したいと考えている人、大手企業でなければ転職はしないと考えている人は少なくないでしょう。
今回紹介するのは、中堅企業から同業界で業界トップの一部上場大手企業への転職を成功させた人の話。
もしあなたがこれから同様の転職を考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。
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また、転職意欲の低い段階から情報を集めておくことで、いざという時にスムーズに転職活動を行えます。
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中堅企業から大手企業へ転職が成功
私が以前勤めていたのは、中堅程度の製造業のメーカー。
そこから現在は同業界で業界トップの大手企業へと転職することができました。
今回、その転職について色々と話をしていきたいと思います。
転職の動機
どうせならもっと大きな規模で仕事をしたい、会社の立ち位置的に不安な点があるなど転職の動機は色々とありました。
ただ本音を言うと、転職の最大の動機は給料。
以前勤めていた会社でも給料が低かったというわけではありませんでしたが、大手だとやっぱり段違いだし、長い目で見るとさらに差がつくことが目に見えていました。
結果的には転職前後で年収が300万円も変わりましたからね。
やっぱりもっと給料が欲しかったんです。
結果的にはかなり大手の企業に転職することができましたが、最初はその企業だけを狙っていたわけではなく、とりあえず今よりいい会社があればと思って転職活動をスタートさせました。
経歴、職歴
大学は東京の私立大学。MARCHのいずれかです。
その大学を卒業後、新卒で就職したのが転職まで働いていた中堅企業でした。
そしてその企業で6年間、28歳まで働いていました。ですので転職は1回目です。
転職ではそれまでの仕事と同じ職種で経験者として。
業界についてはがちがちに絞っていたわけではありませんが、経験を活かすことができる、実績を評価してくれる企業を狙って転職活動を行いました。
実際に行った転職活動の流れ
では私が実際に行った転職活動の流れを紹介します。
半年前、情報収集を開始
転職することが頭によぎり、具体的に転職活動を始めたのは転職した半年前でした。
きっかけは大学時代の友人との些細な会話。
就職して6年も経つと色々と変わるもので、誰々が転職した、誰々が独立したなんて話をしました。
そんな時、ふといつまで今の会社で働くんだろう、20代のうちに一回くらい転職にチャレンジしてもいいのではないかと思ったんです。
そしてまず実際に行ったのは情報収集。
とりあえず今の仕事と同業界の会社を色々と比較したり、転職サイトに登録して求人を見てみたり、スカウトメールを待ってみました。
4ヶ月前、転職エージェントの登録とともに転職活動が本格化
転職活動が本格化したのは転職の4ヶ月前、転職エージェントに登録したことがきっかけです。
正直、面談とか面倒だし何となくプレッシャーをかけられそうで敬遠していましたが、実際に転職した友人からも転職エージェントは絶対に使った方がいいとアドバイスを貰っていたことや、今のままでは何も進まないなと思って登録に踏み切りました。
今だから言えますが、もし大手を狙うんだったら転職エージェントの利用は必須です。
色々とアドバイスを貰えるということもありますが、何よりまず大手の求人は非公開求人なので使わないと紹介して貰えないので応募できませんから。
なお面談やその後のやり取りは想像したものと違って大変だと感じたことはありませんでした。
そして転職エージェントとの面談で最初に紹介して貰ったのは8社。
同じ業界の会社が3社、そこまで離れてはいないが一応違う業界の会社が5社。
いずれも今の会社に比べて規模が大きく、希望に沿ったものでした。
仕事内容的にはどんぴしゃで一定していないもののありましたが、転職エージェント曰く20代なら十分いける可能性はあるとのことだったので、結局紹介して貰った8社全部に応募。
そのうち6社で書類選考を通過しました。
面接
6社のうち、1次面接を通過できたのが3社。そしてその3社から内定を貰うことができました。
第一志望の会社(今勤めている会社)の面接回数が一番多く、時間がかかったので結局他の会社に内定を待ってもらいながら、全ての会社を受けることになりましたが、まあそれは仕方がないかなと思います。
面接では志望動機などありきたりな質問もありましたが、どの会社でもこれまでの仕事に関することが一番多かったですね。
これまでどんな仕事をしていたか、どんな実績を挙げたか、どんな工夫をしたか、仕事で苦労したこと、仕事をする上で大切だと思うことなど。
やっぱり経験重視なんだなということは面接しながら実感しました。
2ヶ月前、第一希望の会社から内定、退職の申し出
内定を貰ってから入社するまでおよそ2ヶ月は待ってくれるとのことだったので、そうしました。
そしてすぐに上司に退職の申し出て退職が決定。
2ヶ月間で引継ぎを実施しながら余っている有給休暇を取得しました。
有給休暇は40日ほど余っていましたが、上司からどんどん取れと言われて結局半分程度は取れたので、かなりありがたかったです。
転職成功の要因と気を付けていたこと
ではもう少し、転職活動の話をしていきましょう。
なぜ上手くいったと思う?
面接は苦手な方だったし、面接当日もそこまで上手く話せたとは正直思っていませんでした。
言葉に詰まったり、違う内容で返答してしまったこともありましたし。
ただアピールすべきことはアピールできていたかなとは思いますし、その為の準備、そして練習はしました。
特に仕事でのアピールは重要だと思っていたのでじっくり考え、色々と質問を想定して準備してました。
ちなみにこれまでの実績は正直かなり誇張しましたね、嘘はついていませんが、だいぶ大げさに言った部分もありました。
どんなアピールをするのか、どういった準備をすればいいかといったことや、面接の練習は転職エージェントとよく相談する良いと思います。
転職活動時に気を付けていたこと
一番気を付けていたのは、とにかくばれることがないようにしていたこと。
転職サイトなどは会社で絶対に見ず、転職エージェントには平日電話しないようにお願いしました。
一番危なかったのが転職エージェントとの面談の日のこと。
休日なのにスーツでいるのを先輩に目撃されて、何していたか聞かれた時はかなり焦りましたね。
なんとかごまかして事なきを得ましたが、急に聞かれた時の為にそれっぽい言い訳も準備しておいた方がいいかもしれませんね。
転職活動時に苦労したこと
在職中に転職活動をしていたこともあって、やっぱり時間管理が大変でした。
履歴書等を作るのは土日でできましたが、大変だったのは面接。会社を休まなくてはいけませんでしたからね。
転職エージェントが複数社の面接を極力同じ日になるように調整してくれたりはしましたが、それでも数日は有休をとらなくてはいけなかったことが、一番大変でした。
もっとこうしていれば良かったことは何かあるか
転職した会社には満足しているし、転職での満足度は非常に高いんですが、転職の機会なんてそれほどないので、もっと色々な会社について調べてみれば良かったかなと思います。
もしかしたら色々な会社を見ている中で考え方が変わるかもしれませんしね。
転職エージェントは必要?
ある程度大手の企業だったり、そこそこ好条件の企業を狙うんだったら絶対に使うべきだと思います。
先ほども述べていますが、そもそも大手だと非公開求人となっている場合が多いので、使わないとかなり選択肢が減ってしまいますからね。
ちなみに周りで大手に転職した人は皆転職エージェントを使っています。
後サポートはかなりありがたかったです。面接日程の調整など自力でやるとかなり大変そうですし。
ちなみに人によっては担当者に恵まれないこともあるみたいです。
私の場合は最初から良い人に巡り合えたので良かったんですが、合わない人、使えない人なんかもいるそうです。ただその場合は担当者を変えてもらえるそうです。
退職時、上司や周囲の反応は?
上司は、最初多少の引き止めはあったもののすぐに受け入れてくれてわだかまりもありませんでした。
周りの人も数人嫌味っぽいことをを言ってきた人もいたにはいたんですが、ほとんどは前向きな言葉をかけてくれました。
普通に円満退職だと思います。
今でも職場の飲み会やゴルフに誘われて、参加したりもしてますしね。
転職後の感想
仕事に関しては最初やっぱり色々と苦労しました。
特にシステムが全然違ったり、決済手順が違ったりと、専門的なことより仕事の進め方で苦労することが多かったです。
仕事に慣れるまで1~2ヶ月程度はかかりました。
他に感じたのは、優秀な人が多いなということ。
仕事のスピードは早いし、難易度が高いレベルの仕事を行っている。仕事量も増えました。
正直、出世は厳しそうだと思います。中途採用という部分もありますが、めちゃくちゃ優秀な人がちらほらいるので。
大手企業への転職で使いたい転職サービス
では最後に、転職に向けていくつかおすすめの転職支援サービスを紹介します。
利用料は完全無料なので、まずは相談だけでもしてみることをおすすめします。
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