大学を卒業して一度就職したものの、その会社を退職して転職するのではなく大学院に進学するという人は意外に多くいます。
特に大学院進学が一般的な理系の人に多いのですが、文系の人にも少なからずいて、2年から3年を再び学生として過ごた後に再び就職活動をして社会人として働くことになります。
ただ、この選択には注意しなくてはいけない点もあります。
そこで今回は仕事を辞めて社会人から大学院に進学する際の注意点を紹介します。これから大学院に進学しようか悩んでいる人は参考にしてみてください。
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目次
新卒で入社した会社を辞めて、大学院に進学するのは一つの選択肢
新卒で就職した後にすぐに会社を辞める場合、転職だけが選択肢ではありません。
大卒者であれば大学院修士課程に、修士課程卒であれば博士課程に進学する選択肢もあります。
大学院の試験は、一般的に夏・冬どちらも行っている場合が多いので、退職のタイミング問わずチャレンジ可能となっています。
大学院進学のメリットはそれなりに大きいのが事実です。
例えば「大学院卒という肩書を手に入れられる」「より高度な専門知識を身につけられる」などが挙げられます。
また、大学の難易度に比べて大学院の難易度はそれほど高くないため、より上位の大学を卒業したという肩書も手に入れられるかもしれません。
ただ、「大学院進学の目的が新卒での就職に失敗したから」「再度新卒として就職活動を行いたいから」といった理由であれば注意が必要です。
新卒で入社した会社を辞めて大学院に進学したら、もう一度新卒になるの?
仕事を辞めて大学院に進学する目的が、「再度新卒として就職したいから」という理由の人は多いでしょう。
ただ、勘違いしてはいけないのが新卒は一度も社会人経験がない人であり、一度就職している以上は大学院に進学しても厳密には新卒ではないという点です。
基本的には、第二新卒として転職活動を進めていきます。
要するに、大学院に進学しようが進学せずに転職しようが、同じ枠で転職活動を行うのです。
最近は、社会人経験3年未満の人は新卒採用枠で応募できる企業が増えてきていますが、応募できても必ずしも新卒同様に見られるわけではありません。
結局は中途採用者目線で選考が行われる場合もありますし、書類選考の段階で有無を言わさず不採用になるケースもあるのです。
ですから、完全に新卒同様の就職活動ができるとは思わないほうがいいでしょう。
ただ、企業によっては第二新卒者は受け付けていないけれど、会社を辞めて大学院を卒業したら新卒として普通に採用される可能性があるところもあります。
実際、第二新卒者の募集は行っていない大手企業に就職できた人もいるにはいるのです。
新卒で入社した会社を辞めて、大学院に進学することのメリット・デメリット
新卒で入社した会社を辞めて、大学院に進学するメリットはたくさんあります。
しかし、同時にデメリットなる部分もあるのです。
もし、あなたが社会人経験を経てから大学院への進学を考えているなら、必ずメリットだけでなくデメリットも知ったうえで決める必要があります。
この項目では、メリット・デメリットについて解説します。
会社を辞めて、大学院に進学するメリット
まずは、会社を辞めて大学院に進学するメリットを見ていきましょう。
自分の好きなことを好きなだけ研究できる
大学院は、研究内容を非常に自由に選択できます。
例えば、サイト作成が好きならサイト作成に関するスキルや知識を突き詰めて学習できます。
また、時間の束縛もないため「本当に自分がやりたいことが見つかったけど専門知識がないから諦めた」という人には持って来いの環境です。
社会人経験で得た視野の広さを研究に活かせる
一度の社会人経験によって、学生のまま進んだのでは見えていなかったであろう視点で物事を見つめられるようになります。
例えば、その研究が面白いからやるのではなく、「社会人時代に人の役に立つと知ったから研究する」など様々な視点から見られます。
目的も明確になりやすいので、より一層研究に力が入るでしょう。
別の会社を見て、客観的に自分のキャリアを選択できる
院生を求めている企業も多いため、色々なリクルーターからオファーをもらいやすくなります。
また、学校単位でも就職イベントを頻繁に開催しており、色んな会社を知る機会が増えるでしょう。
その他、研究室推薦などがあります。
研究室推薦とは、研究室の教授に推薦状を書いてもらって応募するもので、自由応募に比べて高い合格率となったり、書類選考や一次面接が免除されたりするメリットがあります。
このように、それぞれの会社で事業内容も違えば社風や給与、将来性なども異なりますので、学部生の就活よりも深く内容を知ることができ自分の視野が広がります。
会社を辞めて、大学院に進学するデメリット
続いては、会社を辞めて大学院に進学するデメリットについて理解を深めていきましょう。
金銭的にかなり追い詰められる
社会人はお金をもらって仕事をしているのに対し、学生はお金を払って勉強をさせてもらうスタンスです。
つまり、収入は途絶えて出費は増えてしまいます。
社会人時代にある程度の貯蓄をしていたり、会社以外で収入を得ていたりしていないと生活は苦しいでしょう。
クレジットカードや家を借りる際に苦労する
クレジットカードの申請や家を借りる場合、社会人の時より難しくなります。
そもそもクレジットカードは審査が通らない可能性があります。
また、家を借りるときも社会人の時はスムーズに借りられたところ、連帯保証人が必要となる可能性があるので手続きが増えてしまいます。
家を借りる際の手間については避けられないとして、クレジットカードは社会人のうちに作ってから進学した方が良いでしょう。
自由応募での就職は厳しくなる
学校推薦を利用せずに就職する場合、2年間のブランクがあるため、企業によっては断られてしまいます。
採用枠は、その会社ごとに年齢制限などがある場合もあるので、事前にしっかりと確認してから応募するようにしてください。
ちなみに転職エージェントに相談すれば、会社を辞めて進学したといった事情を理解し、それでも応募可能な企業を紹介してくれるのでおすすめです。
新卒としてもう一度就活したいだけなら、まずは第二新卒として転職活動をしてみるべき
もし大学院進学の目的が転職にあるなら、やっぱり第二新卒として転職活動を行ってみることをおすすめします。
大学院に進学後に第二新卒として就職活動を行うくらいなら、わざわざ高いお金をかけて進学するメリットはあまりありません。
むしろ大学院進学によって年齢が高くなったり、社会人を経験してからのブランクが長くなったりすることで敬遠される恐れがあります。
また、新卒として就職できる可能性があることも事実ですが、再び新卒として就職してしまうと給料を低く抑えられてしまう可能性があるのです。
反対に今は第二新卒者の需要がかなり増えていて、転職しやすい状況になっています。
挑戦してみる前からそのチャンスを捨ててしまうのはあまり得策とは言えません。
まずは、「できる限りやってみてダメだったら大学院進学も考える」くらいで取り組んでみるのもアリでしょう。
今の会社に不満を抱えているなら、転職エージェントに相談してみよう
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