転職活動で非常に役に立つ転職サイト。
求人検索から応募、診断テストなどがWeb上でどこでも可能なので利用する人は多いでしょう。
実際多くの人が転職サイトで転職を成功させています。
ただこの転職サイト、実際にいつ登録するべきだと思いますか?
転職サイトへの登録はいつするべき?
転職サイトへの登録は初めて転職活動する人がまず一番最初に行うことになるでしょう。
求人を検索して応募するという転職する為に絶対に必要なことができるのはもちろんですが、スカウト機能によるオファー、転職ノウハウ等の情報収集など利用できるサービスは非常に多く、ゼロから転職活動を始める人にとってかなり便利です。
そんな転職サイトですが、登録するタイミングは最低でも転職したいと考えている時期の3ヶ月前、できることならなるべく早めに行っておくことをおすすめします。
最低でも転職する3ヶ月前
転職活動にかかる平均的な期間は2~3ヶ月程度。
運が良ければ1ヶ月程度で終えることができる人もいますが、焦ってしまうと失敗を招く原因になるので、始める時点ではその程度の期間を見積もっておく必要があります。
ですから転職サイトへの登録も最低3ヶ月前に行い、すぐに本格的に転職活動を行わなくてはなりません。
早い分にはこしたことない
ただ3ヶ月前というのはあくまで最低ライン。
早い分にこしたことはありません。
本格的に転職活動を始める段階ではないとしてもとりあえず登録しておきましょう。
登録することにデメリットはなく、メリットは色々とありますから。
登録に躊躇する理由はない
転職サイトは本格的に転職活動を行うタイミングではなくても、転職自体をするかどうか決めかねている人でも、とりあえず登録しておいてよいものです。
登録することに躊躇するような理由なんてないのです。
無料で簡単
もし転職サイトを利用することが有料ならば利用期間はできるだけ短くしておくべきですが、転職サイトの利用は無料ですからどれだけ早く登録しても、転職する気がないのに登録しても、何ら損することはありません。
しかも登録はとても簡単。どの転職サイトも3分程度で完了することができるので、時間をとられることもありません。
個人情報を入力するのが嫌なら適当に書いても良し。後で修正することが可能です。
電話で連絡が来ることはない
転職エージェントに登録すると、その会社からメールもしくは電話で連絡がきます。
しかし転職サイトに登録しただけでは誰かから連絡が来るなんてこともなく、断わる必要もなし。
登録した後で使うか使わないかは自分次第で誰かから干渉されるようなことではありません。
転職サイトへの登録と転職活動のスタートは違う
そもそも転職サイトに登録することと転職活動をスタートさせることは違います。
転職活動をスタートさせる為には転職サイトに登録する必要がありますが、転職サイトに登録したからと言って転職活動を本格的にスタートさせる必要はありません。
ようするに転職活動を始めるタイミングまで転職サイトに登録を待つ必要なんて全くないのです。
ですからタイミングを見計らっているくらいならさっさと登録を終わらせてください。
転職サイトに登録を済ませておくメリット
まだ転職する時期まで時間があってすぐに本格的に転職活動をスタートさせるわけではなくても、転職サイトに登録を済ませておくメリットは意外にも色々とあります。
利用できる幅が広がり、役立つ情報を入手できる
転職サイトでは登録せずに利用できるサービスも少しありますが、登録しなければ利用できないサービスもかなり多いです。
最大手の転職サイトであるリクナビNEXTを例にして挙げてみると、求人検索は登録しなくてもできますが、以下のことは登録しなければできません。
- 求人のブックマーク
- 検索条件の保存
- 非公開求人からオファーが来るスカウト機能
- 強み診断
- 市場価値診断
- 転職フェアへの参加
登録しておいた方が使い勝手も良くなるし、サービスをフルで利用できるので役立つ情報を入手しやすくなります。
診断テストをやってみるのも面白いです。
思わぬ良い求人に巡り合える可能性がある
求人情報が更新される週二回に追加された求人をチェックする、とりあえずスカウト機能に登録しておきオファーを待つというのに時間はかかりません。
こういった求人情報を入手できる環境を作っておくことは大切です。
転職する時期がまだ先でも、思わぬ好条件の求人に巡りあえてすぐに転職した方が良いと心が変わることもありますから。
求人はできるだけ多くに触れておいた方が絶対に良いです。
限られた期間内で少ない求人の中から転職先を決めてしまうともったいないことをしてしまうことになりかねませんから。
転職に対する意識が高まりモチベーションもアップする
転職サイトに登録して色々と転職に関する情報を見てみる。
これだけでも転職に対する意識が高くなります。
それほど転職するつもりはなかったけど転職サイトの登録をきっかけに転職をする気がおきて実際に踏み切った人というのも少なくありません。
使い方に慣れておくことができる
本格的に登録しておく前に余裕を持って転職サイトの使い方に慣れておくことができるというのも一つ大きなメリット。
在職中に転職活動を行っていると時間がないことで悩む人が多いので、先に慣れておいて転職活動が本格化したら応募の為に必要なことに時間をかけるようにしておくのが良いでしょう。
転職サイトの複数利用に関してと最初に登録しておきたいサイト
転職サイトはそれぞれで扱っている求人は異なります。
例えばリクナビNEXTであれば約85%がここだけで扱っている求人で他の転職サイトでは見ることができません。
いざ転職するならできるだけ多くの求人から選ぶことができた方がより自分の希望に合った会社に転職することができる可能性が高くなります。
ですから2、3の転職サイトを利用する価値は十分あると言えるでしょう。
ただそれは転職活動を本格的にスタートさせてからで良し。
まずは主として使う一つの転職サイトに登録して、じっくり使ってみるようにしてください。
そして最初に登録しておきたい転職サイトはリクナビNEXT。
リクナビNEXTは飛び抜けて最大手の転職サイトですから知っている人も多いでしょう。
業種、職種、年代、地域、経験有無に制限はなく、全ての人に利用価値のある転職サイトです。
ちなみに転職を成功させた人の8割以上がここを利用、転職決定数もNo.1でおよそ5割という圧倒的なシェアを持っています。
リクナビNEXTが優れている点は求人量、非公開求人からのオファー量が他のサイトに比べて多い、強み診断、市場価値診断ができるといった点。
またエージェントサービスにも利用したいタイミングで簡単に登録でき、情報の連携もできるというのも大きなメリットです。
多くの人が使っているのでマイナス意見もありますが、基本的には満足度も高く、転職サイト満足度ランキングでも常に上位となっています。
私も転職の際に利用しましたが、情報量、使いやすさ、サービスの質に不満はなく、いくつか登録した転職サイトのうち、最後まで使っていたのはこのリクナビNEXTだけでした。
登録には公式HPの登録画面でメールアドレス(PC用、スマホ用どちらも可)を入力し「会員登録」をクリック、そのアドレスにすぐメールが送られてくるので、書かれているリンクをクリックすると詳細登録画面が表示されます。
後は必須となっている希望のパスワード、名前、生年月日、性別の4点のみ入力すればOK。
ちなみにこれらの情報は登録後に修正することも可能です。
また日常的に使うメールアドレスを使っていてメルマガなどが頻繁に来るが嫌な場合はメールマガジンの欄のチェックを外しておいて下さい。
■公式サイト:リクナビNEXT
もう一つdodaもおすすめ。
dodaは転職サイトと転職エージェント両方の機能を兼ね備えた転職支援サービスとなっており、求人検索やスカウト機能、診断テスト等も揃っています。
業界2位なだけあって機能は充実。サービスとして申し分ないでしょう。
すぐにエージェントサービスを利用しない人は登録画面でエージェントサービスの利用のチェック蘭を外すようにしてください。
■公式サイト:doda