仕事がもう嫌だ!と思ったら?嫌になった時には辞める前に必ずこれをチェック。

仕事なんてもう嫌だ、もうやってられないと思ったことがある人はたくさんいると思います。

何かと上手く行かなかったり、理不尽に怒られたり、思い通りには行かなかったりと不満は耐えませんからね。

ただそんな時に辞めることを考えたら一旦冷静になり、しかるべきことを行った上で決断をしましょう。

関連:人間関係悪化で仕事を辞めるのは甘えではない。変わるまで待つなんて無理なことがほとんど。

嫌だから辞めるは決して悪いことではない

仕事が嫌だから辞める。仕事が嫌になったから辞める。別にそのこと自体は悪いことではありません。

嫌なのにいつまでその仕事を続けたって後悔が残るだけですからね。本当に無理なら絶対に辞めるべきです。

辞めたら後悔する、転職したら後悔するなんていうのはむしろ逆。転職した人の多くの人は転職して良かったと思っています。

そしてそこに理由は関係ありません。

キャリアアップをする為、やりたいことを実現させる為など前向きな理由を持って転職する人なんてほんのわずか、大半は給料の低さや労働条件の悪さなどで仕事が嫌だから転職しています。

ただそれが勢い任せになってしまうと色々と後悔する可能性が高くなるもの。だからこそ、仕事が嫌になった時は一旦立ち止まって自分と向き合ってみる必要があります。

仕事が嫌になった時、辞める前にするべきこと

仕事が嫌になった時、本当に辞めるという判断が賢明な判断なのかはよく考えなくてはなりません。

辞めた後で後悔したって後の祭り。もう取返しはつきません。だからこそ辞める前には以下のことを考えてください。

冷静になって何が嫌なのかを考える

まず大切なのは「冷静になること」。

感情まかせになるのではなく、その事実を客観的に捉えるようにしてください。

感情は簡単なことで変わるもの。嫌だと思うこともあれば、ふとしたタイミングでなんともならなくなる場合もあります。実際に辞めたらなおさらで、嫌だったことが実はどうってことなかったということにもなりえます。

ですから感情によって動いてしまうと後悔する可能性が非常に高いのです。

また冷静になることでそれに対する対策が思いつくこと場合もあり、実は辞めるまでもなかったということに気づくことができるかもせしれません。

将来の姿をイメージする

辞める前には必ず将来のイメージをしましょう。

嫌だから辞めるとなった場合、待っているのはもっと嫌なことかもしれません。

一方で将来にも明るい未来が見えない場合があり、辞めるべき時であることもあります。

嫌だという気持ちは必ず将来とつなげて考える。これを意識してください。

嫌だと思っても続けるメリットを考える

嫌だ!と思っている時はその気持ちが先行してしまって、そこから脱出することを考えてしまいがちになりがちなんですが、長い目で見た時にはその状況が将来的にメリットになってくれる場合もあります。

仕事が難しくて嫌だ、仕事が忙しすぎて嫌だ、上司が厳しすぎて嫌だ、今はそんな風に思っていたとしてもそれを乗り越えれば自分の大きな成長が待っているかもしれません。

もちろん中にはメリットがない場合もあります。

今の自分の状況にメリットがあるかはよく考えてみましょう。

共感できる相手を見つける

嫌な出来事は自分ひとりで抱えてしまうとつい大きく捉えてしまいがちなんですが、人に話して共感して貰うと意外にすっきりするものです。

あなたが仕事で抱えている悩み、嫌なことは他の同僚も同様に抱えている場合が多々ありますから、話しやすい相手を見つけて相談するのも一つの手です。

ただ「共感」というのがとても大事なので立場が違う上司、経験が豊富な先輩に話しても、理解をしてもらえずに逆に不満が大きくなってしまう場合が多いのでおすすめしません。

転職活動を始めてみる

仕事がもう嫌だと思うなら転職活動を始めてみましょう。

リスクを下げる為にも次の仕事を決めてから辞めた方が良いという部分もありますが、それよりも転職活動を行うことで今の仕事に対して相対的な良さ、悪さに気づくことができるという点が大きいです。

今の会社よりもっと良い会社があるとなればさらに本格的に転職活動をすればいいし、逆に今の会社はそれなりに良い会社だと思えれば転職活動をやめれば良いだけのことです。

また転職活動を始めることで、辞めることに対する不安が減って日々の仕事に対して追い込まれなくなるという点も大きなメリットです。

転職サイトでは適正診断もありますし、転職エージェントはカウンセリングを行ってくれます。

今は何も見えない選択肢も、具体的に見てみることで自分の中で何かが変わるかもしれません。

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. doda
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

doda

対象の年代25歳~34歳
どんな人に向いている?

・特に技術職、営業職を希望の方
・転職エージェントから履歴書の書き方から年収交渉まで、サポートをしっかりと受けたい方
・転職エージェントを利用せずに転職活動を進めたい方
・現在の年収が300万円を超えている方

dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。

リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。

エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。

その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。

扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。

転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。

嫌なことがあっても続けたいと思える仕事を見つけよう

仕事がもう嫌だと思うのは、おそらくどんな仕事をしていてもあります。

ただそれでも続けたいという仕事を見つけることが大切です。

ただそれは単に仕事を変えたり、環境を変えたりすることで見つけることができるわけではありません。

自分のことを良く知り、周りにばかり期待するのではなく自分でできることは自分で変えていく気持ちを持ち、少しでも前向きに仕事に取り組めるようにしていくことも大切です。