転職活動は孤独な戦い。進めていると、一人であれこれ考えることが辛くなって、つい誰か身近な人に相談したくなるものです。
ただ、不用意に誰かに相談してしまうと、その話は自分が想定したよりずっと広がってしまい、大変な目にあってしまうことがあるので本当に注意が必要です。
では、どこまでに秘密にする必要があるのでしょうか。
今回は転職活動のことを秘密にすべき範囲と、実際にばれてしまった時の体験談を紹介します。
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転職活動していること、どこまで秘密にすべき?
あなたにとってどれだけ信頼している人物だとしても、噂話というのは様々な経路で広がってしまうもの。
だからこそ転職活動していることを誰かに話したり、相談したりする際には細心の注意を払わなくてはなりません。
上司
まず上司には絶対に秘密にしておかなくてはなりません。まあ当然ですね。
どれだけ上司のことを信頼し、上司とプライベートで付き合いがあるような場合でもです。
もしかしたらいざ転職先が決まって転職することを伝えたら、「何で言ってくれなかったんだ」「嘘ついていたのか」なんてことを言われるかもしれません。ただそれでも転職活動中に言ってしまうよりはまだましです。
上司に話してしまった時に起こりうることとしては以下のことが挙げられます。
- 転職活動自体を辞めるように説得される
- 裏切りだと言われ非難される
- 退職するまでひどい扱いを受ける
- ボーナス等の査定が悪くなる
部下が転職することに対して快く思うことはほぼありません。ですから転職活動していることを話しても何も良いことはないと考えておきましょう。
同僚
同僚も絶対に秘密にしておかなくてはならない人のうちの一人。仲の良い同期であっても絶対に避けた方が良いです。
こちらがいくら信頼して、固く周囲に言わないように口止めしていてもお酒が入ってボロッと言ってしまうこともあります。
結果的にまわりまわって上司の耳に入ってしまう場合も大いにあり得ますし、同僚の態度が冷たくなってしまう可能性も否定できません。
学生時代の友人
今の会社とまったく違う会社で働いている学生時代の友人であれば、秘密にしなくてもそこまでリスクは高くありません。
会社の人と接点がないので話が伝わる可能性がかなり少ないですからね。
ただゼロではないということに要注意。
例えば同じ会社にも学生時代の友人がいて、友人同士がつながっている場合は話が伝わる可能性があるでしょうし、SNS上で転職に関する話をやり取りしてしまってそれを同僚に見られてしまうなんてこともあるかもしれません。
昔からの友人だからこそ親身に相談に乗ってくれるでしょうし、そこから良いヒントを得ることができるかもしれません。ただリスクはゼロではなく気を付けなくてはいけないことも忘れずに覚えておきましょう。
家族
もし結婚しているなら転職活動していることを家族に内緒にしたまま最後まで決めてしまうと、いざ転職先が決まったという時に信頼関係が崩れるなどトラブルを招く可能性があります。
遅くても書類選考通過時点では転職をする意思があって、転職活動も多少してみているということを伝えたほうが良いでしょう。
転職することに関しては家族に反対される人も多いようですが、そこは秘密にしたまま進めるのではなくしっかり話し合って納得してもらわなくては、遅くなればなるほどに面倒なことになってしまいます。
転職活動は家族に協力してもらった方が精神的にも体力的にも楽。しっかり説明して理解してもらうようにしましょう。
ただ一点注意して貰いたいのが、家族にも周りにあまり言わないように口止めをしておくということ。
例えば主婦同士でつながっていて、そこから会社の同僚にばれて上司にばれるなんてこともあるみたいですから、その話は家族内でとどめておくようにしっかり言い聞かせておきましょう。
ばれた時の被害は甚大、実際にばれた体験談
では実際に秘密にできずにばれてしまった時にはどんな大変な目にあうのでしょう。
今回紹介するのは実際にばれてしまった人の体験談。こうならない為にも慎重に動きましょう。
同僚経由で上司にばれた
転職活動を始めて1ヶ月、書類選考にもいくつか通過して転職もできそうな気配があったので、入社時から一緒でプライベートでも良く遊んでいた同期に転職するつもりで転職活動をしているということをつい話してしまいました。
その同僚には他の人には言わないようにと口止めしていたものの、その話をした1週間後には自分の直属の上司にばれてしまうという事態に。
確認してみると、話をした同期から違う同期に、その同期が先輩にと話がどんどん広まっていってしまったみたいです。
結果的に上司に個室に呼び出されて事実確認。
その場では以前の話で今はやっていないなんてごまかしましたが上司の態度はその日を境に明らかにおかしくなりましたし、実際転職が決まって伝えた時も嘘つきなんて言う言葉を投げかけられてしまいました。
また同期とも関係は悪化。転職しても仲良くしていきたいと思ったもののそれを機に仲が悪くなりもう連絡をとることすらなくなってしまいました。
SNSを見られて
私が転職活動していることをばれてしまったのはSNS経由。Facebookで転職活動していることを書いてしまったのがきっかけです。
会社の人とは友人になっていなかったし、公開は友人の友人までとしていたので特別心配はしていなかったんですが、たまたま同僚と共通の友人がいて書いていることを見られてしまったんです。
結果的にそれは会社内に広がってしまって上司の耳にも入ってしまうことに。
辞めるならさっさと辞めろと言われ、今までの仕事も別担当をつけられたりと、実際に転職するまではかなりの苦難を味わうことになってしまいました。面接の為に有給休暇を取る為に上司の承認を貰う際も、舌打ちや愚痴を浴びせられましたしね。
本当はじっくり転職活動をしようと思っていましたが、あまりに会社に居づらくなってしまった為に転職活動自体も焦ってしまったのもかなりのデメリットです。
転職活動は極力秘密主義で
転職活動は大変です。誰かに相談したくなる気持ちもわかります。
ただその結果、さらに自分を苦しめてしまう可能性がありますので、とにかく秘密主義で進めることをおすすめします。
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