転職する場合の平均応募者数は18社程度。
ただ、これはあくまで平均であって、10社も受けずに転職することができる人もいれば、50社、60社受けても転職できない人もいます。
そこで今回はなかなか転職できない人の特徴、共通点を紹介します。
関連:転職先が決まらないまま、転職活動が長期化した時に行うべき対処法
関連:転職で仕事が決まらない不安や焦り、どう解消して今後どうする?
転職できる人、転職できない人の違いは年齢、回数だけではない
転職で不利になる要素として、年齢や転職回数が挙げられます。
年齢は高いほうが転職しにくくなるし、転職回数が多い人ほど転職活動時に不利に運んでしまいます。
しかし、転職できない理由はそれだけではありません。
実際、年齢が高くても、転職回数が多くても、さらに良い会社へと転職できている人もいるのです。
転職できない人の特徴、共通点
では、具体的に転職できない人の特徴、共通点を紹介します。
自分にあてはめて考えてみましょう。
これまでの仕事で手を抜いてきた
転職時に最も評価の対象になるのは、これまでどういった経験を積んできて、どういったスキルを身につけてきたかということです。
これまで仕事を手を抜いてきた人は面接時にそのことを見抜かれ、評価は低くなってきてしまいます。
仕事に手を抜いてきた人でも、履歴書や面接で表面上はあたかもやってきたかのように取り繕うことはできます。
しかし、面接時に仕事について深く突っ込まれるとどんどんボロがでて見抜かれてしまうのです。
人のせいばかりにする
なんでもかんでも人のせいばかりにして、自分の非を認めないというのも転職できない人の特徴の一つ。
評価されなかったのは上司のせい、人間関係が上手く行かなかったのは周りのせいと思ったり、
転職できないのは運がないから、面接官に見る目がないからなんていう風に思っていませんか?
確かに全てが自分のせいではないかもしれませんが、人のせいばかりにしていると反省することもなく進歩もありません。
誰かは認めてくれると妄想している
数を受けていれば、いつか誰かが、どこかの会社が認めてくれるのではないかと淡い妄想を抱いているような人もなかなか転職はできません。
転職では自分を認めてくれることに期待するのではなく、自分を認めさせるようにアピールして行かなくてはなりません。
履歴書を使いまわし、ありきたりな志望動機、ありきたりな自己アピール。面接官はそういった人を何人も見てきているのです。
物事を自分中心に考える
転職時、待遇面や仕事内容は転職する側にとって非常に大切なこと。
しかし、企業側にとって大切なことは、いかに能力を発揮し会社に貢献してくれるかということ。
自分の希望ばかりを考えているような人を企業は望んでいません。
しっかり企業側に立って物事を考えてみますか?
理想が高すぎる、相場観がない
転職では、これまでの経歴、スキルからある程度の相場が決まってしまいます。
極端な話、これまで派遣社員として働いてきた人が大企業に入社して年収1000万円を貰うなんてことは絶対に不可能なことです。
もちろんチャレンジは必要ですが、あまりに無謀なことをしていても転職することはできません。
転職活動のやり方が間違えている
そもそも転職活動のやり方を間違えているという場合もかなりあります。
仕事、会社の選び方、履歴書、職歴書の書き方、面接の服装、態度、答え方。
やはり転職にはコツがあり、守るべきことは守らないと、いつまでたっても転職することはできません。
実は本気になれていない
転職できない人の中に、ただ受けるだけになっていて実は本気で転職活動に取り組んでいない人も多々います。
にも関わらず、なかなか転職できないことに対し、不安になったり、文句を言ったりするのです。
仕事を選ぶ、自己分析をする、履歴書を書く、面接に行く。
全て手を抜かず、万全の準備を整えていますか?
不安になる前にできることをやってみよう
転職できない理由は色々あるかと思います。
ただ、少なくとも自分で変えることができる部分は変えなくてはいけません。
もしかしたら転職できないんじゃないかと不安になるのは、やれることをやってもだめだった時にすべきもので、まだまだ直すべき部分があるなら可能性は残っているのです。
転職に向けて
転職では不満を解消できた人が8割と非常に多く、年収アップも難しいものではありません。
そして今はかなりの売り手市場、転職が成功する可能性はさらに高くなっています。
転職支援サービスは気軽に使うことができる上、転職の全てをサポートして貰えます。ぜひ転職活動を始めてみましょう。
転職サービスのおすすめ順は以下の通り。
まずdodaですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「会員登録をする」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。
住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。
dodaは求人検索や診断テストの利用、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている満足度No.1の転職サービスであり、登録すると全国各地の転職フェアや転職セミナーへの参加も可能になります。
転職サービスとしては日本最大級で求人数は約10万件、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで誰でも利用できます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より8万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている為、優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
大手なだけあって dodaは対策のテクニックの質も高く、求人数も十分。転職を強制されることもありませんので、どうせ無料と思って使ってみてください。
もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。
■公式サイト:doda
次にリクルートエージェント。
転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントと doda
が強く、求人数や実績が飛びぬけています。
非公開求人数は10万件以上。成功実績はNo.1。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
dodaとリクルートエージェント
でそれぞれ独占求人があるので、まずはこの2つを使って良い方を選ぶというやり方がおすすめです。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
■公式サイト:リクルートエージェント
もう一つ、さくっと登録しておきたいのがミイダス。
オファーを待つタイプの、dodaを運営しているパーソルキャリアから分社化した会社が運営している転職サイトです。
ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。
それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。
また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができるといった点もかなり良いポイントです。
■公式サイト:ミイダス
20代にはハタラクティブもおすすめ。
第二新卒や既卒者などが対象となっていて、学歴や社会人経験を問われない若手向けの転職サービスとして最大手です。
未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えと高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。
ただし難点なのが利用地域が限られる点。徐々に広がっていますが関東・関西・中部・九州以外だと利用できません。
なお、登録後はフリーダイヤル(0120-979-185)から電話が来ます。せっかく登録しても電話にでないまま放置しておくとサポートが始まりませんので、もしでれなければ折り返すようにしましょう。
■公式サイト:ハタラクティブ
大手では他にも、独占求人が豊富で年収アップに強みのあるtype転職エージェント、高年収案件を多数扱っているミドル向け転職エージェントのJAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。
ちなみに情報収集を目的にするなら国内No.1のリクナビNEXT。
転職希望者の8割が使うと言われているサイトです。
求人量、スカウトメール、診断テストなどが充実していますから、チェックしておくと何かと役に立ちます。
■公式サイト:リクナビNEXT