残念なことに世間には、労働基準法もろくに守らずサービス残業を強いたり、パワハラ行為が蔓延したりといった、いわゆるブラック企業がたくさんあります。
誰だってそんな会社で働きたくはないですよね。
ただ、新卒時の就職活動時になかなか決まらずやむを得ず選んだり、企業についてよく調べていなかったりといった理由で、毎年一定数の人がブラック企業に就職してしまっています。
万が一そんな会社に就職してしまったなら、やはり転職すべきです。
実際、転職によってひどい環境から抜け出し、心に余裕を持ちながら働けるようになった人がたくさんいます。
今回は、実際にブラック企業に就職してしまった人のホワイト企業への転職成功体験談を紹介します。
今転職を考えていなくても転職エージェントには登録した方が良い たとえ今転職する気がなくても、自身のキャリアプランなどについて転職エージェントは無料で相談に乗ってくれます。 リクルートエージェント マイナビAGENT 就職カレッジ ※リクルートエージェント・マイナビ・就職カレッジのプロモーションを含みます。
相談することで自身の正しい市場価値が分かり、今後のキャリアについても考えやすくなるでしょう。
また、転職意欲の低い段階から情報を集めておくことで、いざという時にスムーズに転職活動を行えます。
・マッチ度の高い求人紹介
・履歴書作成や面接対策のサポート
・スケジュール管理
・転職先企業との給与交渉おすすめの無料転職エージェント 公式
【転職支援実績・求人数ともに圧倒的No.1】
・利用者の6割以上が年収up
・非公開求人の数は業界随一公式
【若手社会人から強い支持】
・利用者満足度No.1
・営業/エンジニア/金融業界に強い公式
【フリーター/既卒向け】
・入社後定着率91.5%
・ブラック企業を徹底的に除外
内定がない焦りからブラック企業へ就職
私が就職したのはおよそ5年前のことです。
就職活動は完全に失敗でした。
周囲がどんどん内定を貰っていく中で、なかなか内定を貰えていなかった私はただただ焦るようになっていき、とりあえずどこでもいいから内定を貰って早く就職活動を終えて遊びたいという気持ちになっていたのです。
そんな状態で、ろくに会社について調べもせずにとりあえず内定を貰ったことに喜んだ私は、数か月後に実際に働き出して激しく後悔することになりました。
就職した会社は本当にひどいものでした。
上司の罵声が飛び交うのは日常で、教育制度なんてろくになくて仕事すらまともに教えてもらえない、新人は仕事がなくてもとにかく最後まで残らなくてはならないし、残業代は何時間しようとも月30時間まで。
会社の雰囲気も最悪でしたね。
ブラック企業からの転職を決意した理由
パワハラ、サービス残業、低賃金などブラック企業の条件が整っているにも関わらず、最初はこの会社がブラック企業なのかどうなのか判断できませんでした。
もしかしたら、会社なんてそんなものなのかなと思っていましたね。
ただ最初の1年で会社の先輩は次から次へと辞めていき、同期もおよそ半数が辞めていく現状を目の当たりにした私は、やっぱりここはブラック企業なんだと認識し、徐々に私も転職を意識するようになりました。
そして決定的になったのは、親戚の葬式で会社を休む時に有給休暇を申請したら上司から嫌味を言われたことです。
しかも、遠方にも関わらずに1日しか許可して貰えませんでした。
「親戚のお葬式ですよ?」普通の感覚だったら嫌味なんて言えませんよね。
でも、その会社で働いている人には普通の感覚はなくなっていると気が付き、そこから私の転職活動は本格的にスタートしました。
ホワイト企業へ転職するまで
会社に行きながらの転職活動はやっぱり大変でした。
特に、私のようにブラック企業で働いている人にとっては、平日に面接へ行くことが一番難しいと思います。
ただ、そこはどうせ辞める会社だと割り切って、風邪やらなんやら色々と言い訳して、上司の嫌味に負けずに休んで面接に行きました。
離職率が非常に高い会社で、私みたいに転職の面接の為に会社を休む人もそれなりにいたので、上司も「転職活動しているんじゃないか」と感じていたと思いますが、とにかく気にしないことが大事ですね。
転職活動自体はそれほど時間はかからず、2ヶ月間で5社受けてそのうち3社が書類選考通過、そして2社から内定を貰えました。
就職活動に比べてかなり楽だった印象です。
ちなみに、私は2年目で第二新卒として転職活動を行ったのですが、短期離職に対するデメリットはそれほど感じませんでした。
さすがに就職活動の失敗を繰り返してはならないと思っていたので、応募する企業についてはよく調べて、とにかくブラック企業を避けるようにした結果、入社した会社は無事ホワイト企業でした。
まぁホワイト企業と言っても人によって定義は様々かもしれませんが、少なくとも私にとっては十分ホワイト企業と言える会社でした。
ブラック企業からホワイト企業に転職して気づいたこと
ブラック企業からホワイト企業に転職すると、本当に多くのことが変わります。
よく「どこの会社に行っても大変だよ」なんて言う人もいますが、大変さは天と地ほどの差があります。
プライベートの時間が増える
今の会社は残業時間が月平均30時間で19時くらいには家に帰れますからプライベートの時間もそこそこあります。
以前の会社は残業代を貰えるのは30時間まででしたが、実際は100時間くらいやっていたと思います。毎日帰るのは22時、23時。
1日3、4時間の差は非常に大きいですよ。
職場の雰囲気が良く、モチベーションが上がる
ブラック企業からホワイト企業に転職して、一番違いを感じる点が職場の雰囲気です。
社員に余裕があるためか、社員同士も仲が良く協力体制もしっかりしています。
それ故に仕事も進めやすいし、困った時にも誰かに相談しやすい環境があるのです。
正直、純粋に仕事内容だけで言えば、以前の会社の仕事のほうが面白いと今でも思っています。
しかし、それでも今の仕事の方が圧倒的に労働環境が良いためモチベーションも高まるのです。
労働環境というのは、モチベーションにつながるものなんですね。
月に一度面談があり、仕事量の調節ができる
上司とは月に一度個室での面談があり、「何か困りごとがないか?」「今後どんな仕事をしていきたいか?」など相談することができます。
これが普通のことなのかどうかよくわかりませんが、少なくとも以前の会社ではありませんでした。
また、このように社員の気持ちを尊重してくれる社風だけあって、あまりにも負荷が重い時は、それを説明すれば仕事を断ることもできますし、上司の判断によって今抱えてくれる仕事を減らしてくれたりします。
以前の会社では、どれほど仕事を抱えていようがお構いなしに仕事が割り振られ、人によっては毎日終電過ぎまで仕事をしなくてはいけない人もいましたね。
やることが明確で、ミスをフォローする体制も整っている
与えられる仕事については、「具体的にどういったことをやればいいのか?」「どういった点に気を付ればいいのか?」ということが明確にされていました。
そのため、その仕事を初めてやる場合であっても、非常に進めやすい環境が作られていました。
また、慣れない仕事だとミスをしてしまいます。
もちろん、ミスしないことがベストですが、やっぱり時には誰だってミスすることだってありますよね。
今の会社では、そのミスを個人の責任とはせずにチームとしての責任として考え、さらにそのミスをフォローする体制も整っているのです。
まぁミスした本人は怒られはしますが。
仕事の持ち帰りやサービス残業は怒られる
違反行為をすれば怒られるなんて当たり前かもしれませんが、以前の会社なんて違反行為のオンパレードでした。
就業時間にしろ、仕事の持ち帰りにしろ。
今の会社では、残業をつけずに仕事しているのがバレたらとても怒られるし、仕事自体を持って帰ることも許されておらず万が一バレたら怒られます。
前の会社とは真逆の怒られ方をするようになった今、社員によるタスクの持ち帰りやサービス残業などの違反行為が横行しているのはおかしいとハッキリわかります。
ブラック企業から抜け出すために大切な考え方
ブラック企業に勤めながら転職活動を進めるのって大変ですよね。
実際、私もすごく苦労しました。
そして、実際に体験したからこそわかったのが、「ブラック企業を抜け出すために大切な考え方」です。
ここでは、ブラック企業で働くあなたに向けて、抜け出すための大切な考え方についてお話します。
あなたが抜けても会社は回る
自分が抜けたらこの会社は回らないのでは、と考える必要はありません。
仮に上司や同僚にそうやって引き止められても気にしなくてOKです。
そもそも、あなた1人抜けて崩壊するような組織なら存続は危ういですし、今後も地獄のような負担が続くだけでしょう。
大切なのはあなたの心身の健康なので、「会社のために」と無理をする必要はありません。
ブラック企業を抜け出せたら待っているのは充実した日々
ブラック企業を抜け出すのは、なかなか勇気が必要です。
それは、あなたに頼り切っている職場を辞めるのはもちろん、そのような会社で働きながら転職先を探す状況にも言えます。
しかし、転職活動にかかるのは平均3ヶ月程度です。
たった3ヶ月耐えるだけで、あなたの将来の幸福度は格段に上がるので少し頑張ってみてください。
自分一人で頑張る必要はない
私は、2ヶ月間で5社受けてそのうち3社が書類選考通過、そして2社から内定を貰うことができました。
自分で進めた割にはかなり良い結果が出たと思います。
しかし、もう少し他人の力を頼っても良かったなとも感じています。
正直、自分一人で自己分析を行い、ES・面接対策をし、企業選定まで行うのはなとも感じています。
何より、自分で調べた情報には信憑性がなく、「ブラック企業では」といった不安がいつも付いて回りました。
だからこそ、あなたには自分一人で頑張ることに固執せず、頼れるものは頼るようにした方が良いとアドバイスしたいのです。
その際は、転職エージェントを利用してみてください。
転職エージェントなら、企業の情報を詳細に把握しているとともに、採用選考の対策も徹底的にサポートしてくれるので、安心して転職活動に取り組めます。
ブラック企業からはさっさと抜け出したほうがいい
はっきり言って、ブラック企業で働いていても何も得することはないので、無理して働き続ける必要はありません。
大切なのはあなたの心身の健康と充実した毎日です。
確かに、ブラック企業から抜け出すのは勇気が必要ですし、転職活動も気力のいる作業でしょう。
しかし、ここで勇気を持って抜け出せたら人生は変わりますので、ぜひ一歩踏み出してみてください。
もし一人で進めることが不安であれば、転職エージェントの力を借りると良いでしょう。
転職エージェントなら、次のようなサポートをしてくれます。
- 履歴書添削
- 面接対策・模擬面接
- 求人紹介(非公開求人も含む)
- スケジュール調整の代行
- 企業との条件交渉の代行
- 悩み相談
また、転職エージェントは企業の残業時間や社風なども詳しく把握しています。
おまけに、紹介した人材が長く働いてはじめて企業から紹介料を貰えるので、ブラック企業を紹介してすぐに辞められると全く儲からず経営が成り立ちません。
そのような背景から、転職エージェントでは労働環境が整ったホワイト企業が多数揃っています。
もし、あなたが自分だけではブラック企業を見分けられないと不安に感じているなら、ぜひ転職エージェントを利用してみてください。
ちなみに、利用料金は無料で登録にも特別な条件はありません。
おすすめの転職エージェント 【最大手】リクルートエージェント 転職サイト|転職エージェント 多くの非公開求人を保有しており、求人件数はダントツNo.1。 20代の若手から40代のミドル層まで幅広い求人を扱っているので、転職するなら登録必須のサービスです。 まだ方向性の定まっていない方でも、あらゆる業界・職種の情報からピッタリの求人を見つけられるでしょう。 【未経験】ジェイック就職カレッジ 転職エージェント ジェイック就職カレッジは第二新卒・フリーター・無職・未経験・女性など、属性に合わせて専門的なサポートを行うことで高い内定率を実現させています。 また、ブラック企業を徹底的に除外しているため、利用者の転職後の定着率は91.5%と非常に高い数値を誇っているのも特徴の一つです。 フリーター・中退者29,906名の就活支援実績もあるので、経歴に不安がある方・就活の始め方がわからない方にもおすすめできるサービスです。 【20代・30代】マイナビエージェント 転職サイト|転職エージェント サポートの充実度が非常に高く、利用者満足度がNo.1の転職エージェントです。 利用者の8割程度が20代、30代となっており、若手社会人から強い支持を得ています。 各業界に精通した専任アドバイザーがサポートするため、専門分野での転職や異業種への転職に関しても心強いサービスです。
まずは登録して損はないエージェント
無職・フリーターからの転職に強み
若手でキャリア形成をしたい方