現在は、新卒で入った会社を3年以内に辞める人が大卒でも3割以上いて、20代前半で転職することが珍しいことではなくなりました。
また、そういった人たちを対象にした第二新卒採用も年々拡大傾向にあり、転職自体もしやすくなっています。
しかし、それは一回目の転職までのことです。
中には20代前半のうちに2回、3回も転職を繰り返してしまうという人もいますが、1回目に比べるとかなり厳しい状況になることは覚悟しておかなくてはなりません。
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22歳、23歳、24歳、25歳ごとに見る転職事情
転職回数が多くなってくると転職が厳しくなるとよく言われている話ですが、2回目、3回目の転職であれば、そこまでマイナスとして見られずに逆にキャリアアップしていける人も多数います。
しかしそれは20代後半や30代の人の場合で、22歳から25歳だと、大きく不利になることを覚悟する必要があります。
22歳、社会人1年目の場合
社会人になってから1年たたずに2回、3回の転職をするとなると、1社での在職期間は半年にも満たないでしょう。
この職歴では、面接官には「またすぐに辞める可能性が著しく高い」と判断されてしまう場合がほとんどです。
その人によほど他の魅力や、納得できる過去の退職理由がない限り採用したいと思われる可能性は低いでしょう。
採用してもすぐ辞められてしまうことは、会社にとって不利益を被るもの以外の何物でもありません。
求人を出すにもお金がかかり、人を育てるのにもお金がかかります。
半年程度で次から次へと人が辞めてしまえば、ただお金を失い続けるだけとなってしまいます。
23、24歳、社会人2、3年目の場合
最初の会社や1回目に転職した会社で1年以上の経験があれば、最低限の仕事はできると思われるため、半年程度で職を変えている場合に比べたらましでしょう。
しかし、それでも転職が厳しいのは事実です。
他に応募者がいるならば、多少良いアピールポイントがあったとしても採用に至るまでには中々高いハードルが待っています。
すぐ辞めるのではないか、やっぱりその思いは消えませんからね。
その逆境に打ち勝つためにも、採用側を納得させられる退職理由が必要となってきます。
25歳、社会人4年目の場合
社会人4年目の25歳で、2回目の転職の場合、逆転できる可能性は低くありません。
一応社会人として3年はたっているので、複数回の転職経験を前向きに捉えてアピールすることが可能です。
企業によってはチャレンジ思考のある人物、多様な経験がある人物としてポジティブに捉えてくれる場合もあるでしょう。
ただ、それでも3回目の転職ともなるとかなり厳しくなってくるのが現実です。
嫌なことがあればすぐ辞める、気に入らなければすぐ辞める、そんなイメージを払拭するのはかなり難しいのです。
22、23、24、25歳でどのくらい転職するの?
では、一般的に22、23、24、25歳でどれくらいの人が転職するのでしょうか。
まずは、以下のデータをご覧ください。
20代 | 30代 | |
なし | 76% | 47% |
1回 | 16% | 24% |
2回 | 6% | 16% |
3回 | 2% | 8% |
4~5回 | ー | 5% |
6回以上 | ー | ー |
参考:リクナビNEXT「転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態」
20代だと、転職回数なしが最も多くて76%です。
しかし、同じ20代でも21歳と29歳では転職回数が変わってくるでしょう。
実際、30代になると転職経験なしの方は47%と、約半数の方が1回以上の転職を経験しています。
そう考えると、22、23、24、25歳でも1~3割程度の方は転職を経験している可能性があります。
2回目、3回目の転職を成功に導くコツ
このように、22歳から25歳までに2回、さらに3回目の転職をしようと思うと、1回目の転職に比べてその厳しさはどんどんと増していきます。
ただ、決して転職することが無理と言っているわけではありません。
最近は若手人材が足りなくて困っている企業が山ほどあって、数回転職を経験してきたくらいのことならば、採用してくれる可能性は十分にあるのです。
退職理由、転職理由を明確にする
転職活動を進める際にまず準備しなければいけないのは、面接官を納得させられる退職理由です。
前職ではどういった点に問題があり、どういった点を努力したのか、努力しても辞める結果になってしまったのはなぜかを明確に整理しましょう。
ただ不満があって辞めた、合わなかったから辞めたというのでは、結局またすぐ辞めるんだろうと思われてしまうだけです。
また、不満やミスマッチのために辞めたとしても、それをそのまま伝えるのではなくポジティブな表現に変換して伝えることがポイントです。
例えば、前職でやりたい仕事ができなかった場合なら、前職の仕事内容に触れたことでキャリアアップを意識し始めた、といったイメージで伝えるよう工夫しましょう。
そして、転職理由も明確に伝えることが重要となるため、この会社に入って何がしたい、どんな業務に興味を持ったなど、退職理由とつながるような転職理由を考えるのがポイントになります。
前職の仕事内容に触れたことで、〇〇に興味を持ち、この会社なら〇〇に携わる仕事ができると思った、自分のキャリアアップにつながると考えた、などのような伝え方を意識してみてください。
反省するべき点はしっかり反省する
1回目の転職ならばまだしも、2回、3回と転職を繰り返すことになったならば、何かしら自分にも問題はあったはずです。
それは会社に入ってからもそうですし、会社選びの時点でも問題があったかもしれません。
自分の問題を全て会社や周囲の人に原因があると決めつけては、面接官も良い印象は抱きません。
結局何でも人のせい、自分のどこが悪かったなんて思っていないから改善されることもない、そう思われるだけです。
そのため、反省すべき点はちゃんと言葉にしつつも、今後の仕事に活かしたい、というポジティブな発言を心がけましょう。
転職のタイミングを見極める
一旦、本当に今転職するべきかを考えてみるのも大事なことです。
もちろん、劣悪な労働環境が理由で辞めざるを得ない時もあるでしょうし、精神的に限界が来ているなら後のことは考えずに辞めてしまった方がいい時もあります。
しかし、単に仕事が合わないから、仕事がつまらないからといった理由ならば、もう少し働いて様子を見てからでも遅くはありません。
2回目の転職をするなら22歳より23歳、23歳より24歳と、良い転職をするための充電時間として捉えることをおすすめします。
また、中途の転職は2~3月、5~6月、9~10月に求人が増えます。
このタイミングに合わせて転職活動をすると、良い求人を見つけられる可能性が高まるでしょう。
粘り強く転職活動をする
転職活動をするならとにかく粘り強さが重要です。
自分は不利であるという自覚を持ち、自分を受け入れてくれる企業に出会えるまで何社でも受けてください。
中には2回目以降の転職の人は一切受け付けないという企業もあります。
その一方で転職回数は関係ない、個人次第という企業もあります。
後者に出会い、自分を認めてもらうためには数をこなしていくしかありません。
複数社に不採用となるとさすがに落ち込みますが、一度リフレッシュすることも重要です。
そして、次の会社に向けて仕切り直し、粘り強い転職活動を実践していきましょう。
転職エージェントを活用する
転職を成功に導くためにさまざまな努力をしても、ときには1人で転職活動をするのが難しく感じることもあります。
そんなときは、転職のプロである転職エージェントに相談してみましょう。
エージェントは、あなたの希望に合う求人を紹介してくれるほか、さまざまなサポートを無料で行ってくれます。
1人で転職活動をするよりも相談できる彼らと一緒に進めるほうが、転職成功率もアップさせることができるでしょう。
2回目3回目の転職の成功率を高めたいなら転職エージェントを利用しよう
20代前半で2回、3回と転職をすることは、近年では珍しくはないものの若くても不利を抱えて転職することになります。
どれだけ面接官を納得させられる退職理由と転職理由を述べられるかで、道は大きく分かれてしまうためプレッシャーを感じる人も多いのではないでしょうか。
2回目、3回目の転職を成功させたいなら、1人で転職活動をするよりも転職エージェントと一緒に進めることをおすすめします。
エージェントのサービスを利用すれば、面接通過や内定獲得への可能性を上げることにつながります。
転職のプロによるカウンセリング
転職エージェントを利用すると、転職のプロによるカウンセリングを受けることができます。
あなたの希望をヒアリングして、自己分析を行いあなたの強みや弱みを整理してくれます。
転職での失敗経験が重なり、自信をなくしているときでもプロのカウンセリングにより気持ちを軽くすることができるでしょう。
また、転職のことなら何でも相談できるので、不安を解消することにもつながります。
書類の添削、面接練習
転職エージェントは、履歴書や職務経歴書などの添削、面接の練習もしてくれます。
特に、2回目、3回目の転職では退職理由と転職理由が重要になり、それに向けて面接官を納得させるような言い回しもアドバイスしてくれます。
面接が苦手という方も面接練習をしっかりしておけば、当日に多少緊張したとしても練習の成果を発揮できるでしょう。
非公開求人の紹介
転職エージェントは、一般の求人のほかにインターネット上に公開されない非公開求人を保有しています。
非公開求人は、企業が優秀な人材が欲しいときや、スキルの高い人材がほしいときなどに出す求人です。
中には専門分野に特化した業務だったり、一定の基準以上のキャリアが条件だったりと、求められるものも高いのですがその分、待遇が良いのが特徴です。
転職エージェントを利用すれば、こうした非公開求人を紹介してもらえるチャンスもあります。
企業とのスケジュール調整や給与交渉
転職する際は企業側と面接日や退職日などのスケジュール調整が必要です。
また、転職先と給与の交渉をしたい場合もあるでしょう。
個人でもできることではありますが、言いづらいと感じる方も多いです。
転職エージェントは、こうしたスケジュール調整や給与交渉も代行してくれるので、自分から企業側に言いづらいことでも任せることができます。
さらに、転職に関する相談やさまざまなサポートを受けられる転職エージェントは、登録・利用に関して一切料金がかかりません。
2回目、3回目の転職だったとしても、プロのサポートを受ければ成功率もグンとupさせることができるので、これを機に一度相談してみることをおすすめします。
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