転職理由が会社の倒産。転職活動時に気を付けるべきことは?

勤めていた会社が倒産してしまうと、いくら転職したくなくても転職せざるを得ません。

ただ自分の判断で自己都合で転職する場合と違って、会社の倒産による会社都合の転職ではいくつか注意しなくてはいけない点があります。

そこで今回は会社の倒産による転職理由で転職する場合に気を付けなくてはいけないことを紹介します。

関連:会社が危ない、潰れそうならいち早く転職を。倒産する前に動くことが非常に大切。

関連:リストラされて再就職しなくてはいけなくなった時にすべきこと

会社が倒産で転職は割と大変、不利になることも

会社が倒産して転職はできれば避けたいところではありますが、一社員の立場ではどうしようもない場合がほとんど。

ただいくら自分に責任はないと言えども、この場合の転職では自ら転職する場合に比べると大変なことが多いです。

退職時にトラブルになることが多い

会社が倒産してしまうと、給料の未払いや退職金の未払い等が発生する可能性があります。

一応国がその未払い賃金を立て替えてくれる「未払賃金立替払制度」はありますが、以下の上限額もしくは未払賃金の総額の低い方の8割まで。

  • 45歳以上・・・370万円
  • 30歳以上45歳未満・・・220万円
  • 30歳未満・・・110万円

例えば35歳の場合だと最大でも220万円の8割である176万円まで。会社都合時の退職金はもっと多いこと場合が多いので、かなり損することになります。

辞めてからの転職活動はリスクが高い

倒産前であれば、退職する前に転職活動を行って転職先が決まってから退職することが可能。

その方が給料を貰い続けることができ貯金を減らす必要もないので焦ることもないし、リスクも低いというメリットがあるので、転職希望者のほとんどはその形をとっています。

しかし倒産してしてからだとそうもいきません。

失業保険はすぐに貰えるものの上限が決まっている為、かなりの収入減となってしまうので、焦って転職活動をすることになりそれが転職の失敗につながる原因になってしまいます。

不利になる場合も

前職の会社が倒産したという事実によって、転職活動時に不利になってしまう場合もあります。

なぜ倒産前に転職しなかったのか、リスク管理が低いのではないかと思われてしまったり、運が悪い、ツキがない人間ということで敬遠されてしまうこともあります。

また転職活動でも転職理由が倒産であることになると、自主的な転職ではない為、熱意などをアピールしにくい点も転職活動自体が難しくなってしまう原因になります。

基本は倒産前に転職活動を行う

こういった理由から、基本的には倒産する前に転職活動をすぐにスタートさせるべき。

内部にいれば、何かしら会社が危ないのではないか、倒産するのではないかという予兆を感じ取れるはずであり、もし感じ取ったなら無駄な希望を抱かずに自分を守ることを第一に考えましょう。

今は転職支援サービスもかなり充実しているので、在職中であってもかなり転職活動をしやすい状況にあります。

決して待つのは辞めましょう。

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. ミイダス
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。

年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。

ミイダス

対象の年代20代~40代
どんな人に向いている?

・自分の適正年収を知りたい方
・忙しくて転職活動の時間がとりづらい方
・まずは受け身で転職活動を始めたい方
・既にほかの転職サービスを利用している方

 

ミイダスは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられる転職アプリです。

ほかの転職サービスと比較し、特徴的な点は「自分から求人に応募できない」ことです。

どういうことかというと、ミイダスはあなたの経歴やスキルを見て興味を持った企業やヘッドハンターがあなたをスカウトすることで転職活動が進んでいくのです。

自分から応募できない代わりに受け身で転職活動を進められるので、登録しておいて損のないサービスです。

もちろん、ミイダスをメインとして転職活動もできますが、受け身で利用できるためほかの転職サービスと併用することも容易です。ほかの転職サービスを利用している方、これから始める方は是非登録しておきましょう。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。

扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。

転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。

倒産が転職理由の場合に気を付けるべきこと

そうは言ってもすでに会社は倒産してしまっていたり、全く倒産を予期することができなかったという場合もあると思います。

そんな時は以下の点に気を付けるようにしてください。

とにかくすぐに転職活動を始める

倒産による退職は会社都合の退職となり、失業保険は待期期間なしですぐに支給され、支給期間も自己都合よりは長くなっています。

例えば30歳未満だと5年以上働いていれば120日、30歳を超えると180日もの間失業保険を受給できることになります。(自己都合の場合は90日)

金額的にはそれまで貰っていた給料よりは少なくなりますが、生活に十分困らないという人もいるでしょう。

ただ転職を見据えるならばこの失業保険に甘えることなく、すぐに転職活動を始めるようにしてください。

なぜなら無職期間が長くなればなるほど転職活動では不利になり難しくなってしまうからです。

働かなくてもお金を貰えることは確かにありがたいですが、その一時的な喜びに甘えてしまうと一生後悔することになるかもしれません。

焦りは厳禁

転職活動では焦りが厳禁。どんな状況であっても冷静さは保ってください。

どこでも良いからと適当に転職先を決めてしまうと、入社した会社がブラック企業でまたすぐに辞めることになってしまったというのはよくある失敗事例です。

短期離職は転職活動で不利になる原因。

少なくとも3年以上は働ける会社を選ぶことを意識してください。

アピール方法

転職理由が前の会社が倒産したからという理由では、後ろ向きな理由としてとらえられてしまう為、マイナス評価になります。

会社の倒産はあくまできっかけとし、その会社を選んだ理由を重視して前向きにアピールして行くようにしましょう。

最後に

できることなら倒産なんてせず、定年まで同じ会社で働き続けたいと考えている人は多いかもしれません。

ただ中小企業の場合だと10年続く会社はたったの6%程度、20年だとたったの0.4%しかありません。

大企業だって安心することはできず、倒産まで行かなくてもリストラされることはあります。

だからこそ大切なのはいかに早くに気づき行動できるか、そしていざそうなってしまった時に正しい行動をとれるかです。

ぜひ今回の転職を成功に繋げてください。