就活と言えばこれからの人生を左右すると言っても過言ではありません。
そんな就活で失敗したと思ったり出遅れたと思ったりした人は、必要以上に「自分はもうやり直せない」と悩んでしまうことがあります。
しかし、実際は就活で出遅れても、人生が終わるわけでは決してありません。
就活はやり直しをする術がちゃんとあるので、ここではそのやり直し術を紹介します。
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就活で出遅れたと感じた人はやり直せるのか
就活を頑張り、内定をもらった会社があったとしても、その会社に対して説明できない不信感を抱いたり、なにか拭えない違和感を抱くことがあります。
そうなった場合でも、もう取り返しがつかず、その企業で働かないといけないということはありません。
仕事とはこれから一生付き合う可能性があるものです。
「もう内定をもらったから仕方なく」ではなく、心から納得できるところで働くのが重要です。
また、まだ内定をもらっている段階の場合は、就活をやり直すと決めたら、少しでも早く行動を起こしましょう。
行動を起こすのは早ければ早い方が「新卒」というステータスを有効活用できます。
内定承諾後でもやり直せる
内定を書面で承諾する内定承諾書を提出し、実質的に内定承諾が完了した後だろうと、就活をやり直すことが可能です。
この内定承諾書には法的拘束力はなく、入社直前かつあまりに不合理な理由でない限りは内定を辞退しても問題がないからです。
内定承諾をしても、やはり内定を辞退するということで、大学4年生でも就活をやり直すことができます。
就活をやり直すというのは、決して不可能なわけではないということです。
納得いかない会社への内定が決まり、そのまま働き始めたとしても、モチベーションを持てなかったり早期退職の結果になったりするリスクもあります。そうなると次の就活でマイナスなイメージがつくことも。
それを防ぐためにも、内定承諾後であっても、それが本当に自分が就職したい企業なのかを検討しましょう。
入社の2週間前までならやり直しが可能
内定承諾をしても就活のやり直しができるのは紹介しましたが、デッドラインがあるというのも覚えておく必要があります。
内定辞退の連絡をする場合は、入社の2週間前までには必ず入れるようにしましょう。
入社2週間前までは、内定辞退が法的にも問題なく通ります。
これについては民法第627条第一項を参考にしましょう。
- 第627条
- 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
以上から、入社の2週間前までというのが内定辞退のタイムリミットだと理解できます。
ただし、2週間前という期限関係なく、就活のやり直しは早ければ早い方が、立て直しもスムーズに進めることができます。
すぐに内定を辞退したら秋採用・冬採用の募集に間に合う可能性も出てくるので、就活をやり直すかどうかは入社の2週間前までに決めるというのをしっかり覚えておくのが重要です。
就活をやり直す方法はどんなものがあるのか
内定をもらった企業では納得できず、就活をやり直すとします。
その場合にはどのようなやり方があるのかをチェックしましょう。
とりあえず就職して転職する
その場では納得できなくとも、とりあえず入社してから決めてみるというのも1つの手です。
仕事というのは実際にやってみないとわからないことが数多くあります。
最初は合わないと思っても、やってみたら思ったよりも向いていたというのは何にでもありえます。
そして、就職をして働いてから、改めて「ここは自分に合わない」と判断した場合に転職しましょう。
同業種の他社に転職するという場合は、最初に就職した企業の経験を活かすことが可能です。
新卒で退職したからと落ち込むのではなく、一度は勤めてみたものの、自分が思っていた業種ではなかったなど再チャレンジしたいという気持ちを面接で伝えて行きましょう。
就職浪人として翌年新卒チャレンジ
大学をあえて留年することで来年度にも新たに新卒として就活するという方法もあります。
この場合、一度就活をしていることからすでにある程度の流れを掴んでいて、余裕をもって就活に臨むことができるというメリットがあります。
就活期間が1年プラスされることで、時間的余裕と精神的余裕が加わり、広い視野で企業を見ることができるというのも利点です。
金銭面での負担などで周囲を説得できるかというハードルはありますが、考える価値はあります。
既卒として来年度も就活にチャレンジ
就職浪人としてではなく、既卒として次の年も就活をするという手もあります。
新卒ではありませんが、就職浪人と同じように余裕のある就活ができるようになります。
ただし、既卒は新卒よりも求める能力のハードルが高く、空白期間について面接で質問されることも考えられます。
「新卒のステータスがあった時代からこれまで何もしていない」と判断されないように、在学中に興味のある業種を見つけ資格取得をしたなど、聞かれてもすぐに答えられるように練習をしておきましょう。
転職して就活をやり直すには?ポイント4つ
納得のいかない内定をもらったまま入社し、やはりここは合わないとなった場合などは、就活を再開することになります。
就活をやり直す場合のポイントもチェックしましょう。
自己分析を行い就活軸を見直す
最初の就活が上手くいかず、再就活をすることになった場合、重要なのは原因の分析です。
自分に何が足りなかったのか、どうすれば良かったのか、自分に向いていること、やりたいことは何なのかというのを詳細に把握する必要があります。
就活とは自分に合う企業を探す作業とも言えます。
一度就活に失敗したという事実を受け止め、自分がどのような人間なのかを深く掘り下げましょう。
就職活動やり直しならではの質問対策をしておく
再就活というのは採用する企業にとって、不安の種になることがあります。
「何故、この人は内定を辞退したのだろう」、「就活が上手くいかない理由ってなんだろう」、「採用してもすぐ辞めてしまうのでは」という疑いを持たれると、せっかくの再就活も上手くいきません。
面接などで再就活をした理由を尋ねられても、問題なく答えられるように予め理由を考えておきましょう。
「なんとなく合わないと思った」、「その企業から嫌な予感がした」といった曖昧な理由を告げるのは相手の心象を著しく害してしまうので、注意が必要です。
素直な気持ちも大切ですが「始めは紙媒体の仕事に携わりたいと思い就職活動をしてきました。内定をもらったときに嬉しい中に心のどこかで引っ掛かるところがありました。書籍も好きですが、ウェブメディアも自分には欠かせない情報です。これから多くの方にいろんな情報を届けたいと思ったときに、ウェブメディアに携わりたいと素直にそう思いました。」など、理由は常に具体的かつ合理的に説明しましょう。
興味のある企業は積極的にエントリーして場数を踏む
応募可能な企業の数というのは秋採用枠・冬採用枠になると少なくなっていきます。
少しでも興味がある企業ならどんどんエントリーをして、就活の経験を積みましょう。
応募を迷っていたら募集が終わっていたという結果になるよりは、さまざまな企業に触れて自分に合っている企業や、自分に合う企業を探すというのが有効です。
焦らないで自分を求めてくれる企業を探す
こちらから動くだけでなく、向こうからスカウトしてもらうのを待つという手段もあります。
逆求人アプリ・サイトを利用することで企業の側から面接や特別面談のスカウトを受けられるようになります。
こちらは企業からのアプローチになるので、「企業の側から自分はここに合うと判断してもらえた」というデータも得ることが可能です。
自分から動くだけではわからない企業にもどんどん触れることができるので、就活をさらに充実化させられます。
自分から動きつつ、相手企業にも見つけてもらいやすいようにシチュエーションを整えましょう。
就活で出遅れたと思っても焦らずじっくり就活しよう
「内定をせっかくもらったのに辞退したいなんて自分がおかしいのか」と思い悩む方もいます。
また、「就活をやり直したいなんて周りから白い目で見られるかも」と恐れることもあります。
しかし、マイナビ転職「2019年新入社員1カ月後の意識調査」のデータによると、就活をやり直したいと思っている人は全体の53%います。
つまり、新入社員の半数以上の人々が、できれば就活をやり直したいと考えていることになります。
また、それ以外のデータでは、「今の会社で働く予定年数」では5年以内が37.1%となっていて、短いスパンで転職したい意向があるという結果も出ています。
1つの職場に長く働くという方よりは、「新入社員としてその企業で経験を積み、それから自分に合った企業に転職したい」という考えが多いことがわかります。
就活をやり直したいのは不思議なことではない
加えて、マイナビ転職「2019年新入社員1カ月後の意識調査」にて「今の会社でずっと(長く)働きたいと思わない理由」という質問に、全体の44.4%が「ライフステージに合わせて働き方を変えたい」と答えています。
また、「転職でキャリアアップしていきたい」と答えた方は29.7%います。
このように、今は就活で内定した企業にずっといるというのは必ずしもスタンダードなものではありません。
半数近い方がライフステージに合わせた働き方を考え、約30%の方が転職によってどんどんキャリアアップしていきたいとも答えています。
就活を必死に頑張って内定を得た企業も、あくまでこれからのステップだという考えは十分にあるものだということです。
このことから、仮に就活で出遅れてしまったと考えても、焦らずにやり直すチャンスがいくらでもあるということがわかります。
就活のやり直しにはメリットもあるので、自分がどうしたいのかをよく分析し、満足できる就職を達成しましょう。
自分の人生です。自分の手で未来を切り開き、充実した社会人生活が送れるようにもう一度頑張ってみませんか。
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