転職は特別な人がするもの。基本的には新卒で入社してから定年まで同じ会社で続けるのが一般的だ。

そんな考えを未だに持っている人は少なくないかもしれません。

ただ実際はそれは間違い。

転職しない人はむしろ少数派で、多くの人が一度は転職を経験することになるのです。

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多くの人が一度は自らの意思で転職を経験している

新卒3年以内の離職率が3割を超えているということはよくニュースにもなっているのでご存知の方も多いかと思います。

ただ当然それ以降も仕事を辞める人は少なくはなく、一度も仕事を辞めずに定年まで働き続ける人はむしろ少数派となっています。

もちろん中には倒産、リストラといった会社都合で退職する人もいます。

しかし厚生労働省がだしている「雇用動向調査結果の概要」によるとその割合はたったの5.9%。

ほとんどの人は、仕事内容への不満、人間関係への不満、給与や条件面での不満、将来性への不安といった理由から自ら転職に踏み切っているのです。

35歳までの正社員離職率

では実際にはどの程度の人が最初の会社を退職しているのか、35歳までの正社員離職率を見て行きましょう。

ここでのデータは労働政策研究・研修機構の「若年者のキャリアと企業による雇用管理の現状」から引用しています。

調査概要

まずこの調査の概要です。本調査では以下の人が対象となっています。

  • 5人以上の常用労働者を雇用する事業所に就業している。
  • 15歳~34歳の労働者を対象にしている。
  • 離職後に失業、非労働力化した人は除外されている。
  • 常用労働者5人未満の事業所に転職している人は除外されている。
  • 最初の勤務先が常用労働者5人未満の事業所である人が除外されている。

ようするに従業員数が5人未満の零細企業は調査対象として含まれず、ある程度の規模の事業所が対象となっている調査ということです。

正社員の離職経験率

年齢別の離職経験率

では実際に正社員の離職経験率を年齢別に見ていきましょう。

正社員全体の離職経験率

最初の仕事が正社員であった人の離職経験率は、年齢別に以下の通りとなっています。

  • 15~19歳・・・4.8%
  • 20~24歳・・・14.6%
  • 25~29歳・・・32.9%
  • 30~34歳・・・52.9%

当然ですが、年齢が上がるにつれて一度は離職を経験したことがある人の割合は増えていっています。

男性の離職経験率
  • 15~19歳・・・3.3%
  • 20~24歳・・・12.2%
  • 25~29歳・・・24.9%
  • 30~34歳・・・42.8%
女性の離職経験率
  • 15~19歳・・・7.1%
  • 20~24歳・・・17.0%
  • 25~29歳・・・42.4%
  • 30~34歳・・・65.4%

30歳から34歳までの離職経験率は5割超え

この結果を見てわかるように、30代前半にもなると半数以上の人が最初に入社した会社を退職し、別の会社へ転職しているということがわかります。

30代前半の時点ですでに転職を経験したことがない人の方が少ないのです。

この調査では30代前半までの人が対象であったので調査結果としてはこの年齢までですが、30代後半、40代となるにつれて離職経験率の割合は当然増えていくわけですから、定年までを考えると転職しない人の割合は相当な少数派であると推定できます。

実際はもっと高い

離職率は、従業員数の多い企業に比べて少ない企業の方が高くなります。

ただ先ほど述べたように、本調査では5人以上の常用労働者を雇用する事業所に就業している人が対象となっています。

すなわち、実際は今回の5割超えという調査結果以上の割合の人が離職を経験しているということになります。

最初の仕事はどれくらい続けてから転職する人が多いのか

もう一つ、離職経験者がどれくらい働いてから転職に踏み切っているのかを見てみましょう。

正社員全体の最初の仕事の勤続期間

  • 3ヶ月未満・・・2.5%
  • 3~6ヶ月・・・5.9%
  • 6ヶ月~1年・・・11.4%
  • 1年~2年未満・・・20.8%
  • 2年~3年未満・・・17.2%
  • 3年~5年未満・・・23.6%
  • 5年~10年未満・・・14.0%
  • 10年以上・・・1.5%

確かに入社3年以内に辞める人の割合は多いことがわかります。

離職経験者の半数以上が、3年以内にそれを経験しています。

ただただ3年以降に辞める人も4割程度と少ないわけではありません。

男性の場合の最初の仕事の勤続期間

  • 3ヶ月未満・・・2.3%
  • 3~6ヶ月・・・6.8%
  • 6ヶ月~1年・・・11.6%
  • 1年~2年未満・・・22.2%
  • 2年~3年未満・・・17.2%
  • 3年~5年未満・・・22.6%
  • 5年~10年未満・・・12.4%
  • 10年以上・・・1.8%

女性の場合の最初の仕事の勤続期間

  • 3ヶ月未満・・・2.7%
  • 3~6ヶ月・・・5.2%
  • 6ヶ月~1年・・・11.2%
  • 1年~2年未満・・・19.8%
  • 2年~3年未満・・・17.3%
  • 3年~5年未満・・・24.4%
  • 5年~10年未満・・・15.2%
  • 10年以上・・・1.3%

転職は前向きに考えるべきもの

このように、転職するというのはもはや一般的なことであり、経験するのが当然のこととなっています。

だからこそ、ぜひ転職は身近なものとして前向きに考えるようにすべきです。

転職は決してネガティブなものではありません。

年収アップ、やりがい向上、労働条件改善など、転職したからこそ手に入れることができるものもあります。

しかしぎりぎりまで粘って仕方なく転職するとなってしまうと、せっかく手に入れることができるはずのものも手に入りません。

あなたにとってより良いタイミングで転職することができるよう、ぜひ転職という選択肢から目を背けず会社生活を送るようにしていきましょう。

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