ベンチャー企業への転職はミドル世代よりも20代・30代向けのイメージがありますが、実際は即戦力となりマネジメント経験があるミドル世代の需要があることを知っていますか?

ミドル世代がベンチャー企業に転職する理由として、現在の業界・会社に不安を感じて異業種でも転職を決意するケースが挙げられ、中には働き方を変えたいケースや、今よりも給料が高い会社で働きたい、成果報酬制でもっと評価されたいなどさまざまな理由の方がいます。

ベンチャー企業への転職は、ミドル世代から注目を集めているのです。

そこで本記事ではミドル世代の転職理由とベンチャー企業に転職するメリット、転職を成功させるためのポイントを紹介していきます。

ミドル世代も「リクルートエージェント」

リクルートエージェントは転職業界の中でも大手であり、転職支援実績はNo.1を誇っています。非公開求人数も非常に多く、となっています。

その実績を裏付けるように、様々な業界に精通した経験豊富なキャリアアドバイザーが1人1人のスキルや希望にあった求人を紹介したり、転職サポートを実施しています。

転職サポートは土日や祝日、平日の夜などでも可能だったり、企業とのやり取りの代行や内定後の年収交渉や入社日の調整など幅広いサポートを実施してくれます。

公開求人数※1非公開求人数※1

※1:

※リクルートエージェントのプロモーションを含みます。

ミドル世代の転職理由とは?

エン・ジャパンの調査によると、ミドル世代が異業種を含め転職する理由には「今の業界や会社の先行きが不安」という理由が全体の7割を占めています。

次いで「成長業界・給与相場の高い業界で働きたい」が4割、「働き方(勤務時間・休日など)を変えたい」が約4割といずれも異業種であったとしても自身の条件を優先させた転職理由となっています。

出典:ITmedia ビジネスオンライン

また、ミドル世代の転職者の中には異業種に転職する人も多く、2023年のデータによると約6割の人が異業種に転職していることがわかります。

一般的に同じ業種やつながりのある業種への転職が多い中、ミドル世代は異業種への転職が意外と多いといえるでしょう。

これらのデータからミドル世代の転職は、これまでの経験にとらわれずに自分の条件に合う企業への転職をしていることがわかります。

ミドル世代が転職を成功させるためには、転職先がベンチャー企業や未経験の異業種だったとしても、転職するメリットを理解しコツを押さえた転職活動をすることが大事になります。

次は、ミドル世代がベンチャー企業に転職するメリットを見ていきましょう。

画像出典:ITmedia ビジネスオンライン

ミドル世代がベンチャー企業に転職するメリット

ミドル世代がベンチャー企業に転職することは、一見すると無謀なチャレンジのように感じられますが、これまで積み重ねてきた経験やキャリアがあるからこそ魅力ある行動といえます。

ベンチャー企業は企業として未熟な部分が少なからずあるので、そこをカバーできる人材としてミドル世代に注目するベンチャー企業も多いのです。

キャリアアップが見込める

ミドル世代になるとある程度の役職に就く人が多く、企業によっては今以上のキャリアアップが見込めなくなることがあります。

例えば、大企業の場合なら役職に就くことで安定した環境を得られる代わりに、今以上の高みを目指すことが難しくなるといったケースです。

安定した環境を求める方にはベストかもしれませんが、仕事に対するやりがいを求める方やもっと高みを目指したいと思っている方には、物足りなさを感じることもあるでしょう。

その一方でベンチャー企業の場合は、少数精鋭で実力主義・成果報酬制などの企業も多いので、自分のがんばり次第で業績を伸ばすことや自身の向上も期待できます。

いくつになっても自分をアップデートしていきたい、実力を試したい、常に目標に向かってがんばりたいという方にとっては、30代・40代でベンチャー企業に転職するメリットが十分あるといえるでしょう。

裁量を持って仕事ができる

業界や企業規模にもよりますが、部署ごとに役割が細分化されている企業は多く、その一方で部署ごとの連携や横のつながりが少ない場合もあります。

そうなると手掛ける仕事の全体像が見えなかったり、把握するのに時間がかかったりすることも出てきます。

このような環境の企業に勤める場合「自分がプロジェクトの主導権を握りたい」という思いがある方にとっては、業務の進捗把握へのスピードの遅さをもどかしく感じる方もいることでしょう。

また「会社に貢献している実感がほしい」などの思いが強い方なら、貢献度がわからないことに対し違和感を抱くことも考えられます。

その点、ベンチャー企業では大きなプロジェクトを任せてもらえる可能性や、それに対する裁量が大きいケースもあるでしょう。

仕事に対する熱意や向上心が高い方にとっては魅力的な職場に映り、やりがいを感じられる職場となる可能性もあります。

さらに、これまでの経験を活かせるようなベンチャー企業に転職すれば、頼れる即戦力となり入社してすぐから裁量の大きなプロジェクトを任せてもらえる可能性も高くなります。

こうしたことから、自分が主導権や大きな裁量を持つ実感をもてることが、ミドル世代がベンチャー企業に転職する大きなメリットといえるでしょう。

常に向上心を持って仕事ができる

30代・40代のミドル世代になると仕事に慣れて安定してくる代わりに、新しい仕事にチャレンジする機会が減り刺激が少なくなって面白みを感じなくなることもあります。

時代の変化とともに新しい仕事に取り組む機会があれば良いのですが、それがほとんどなければ「何のために働いているのか」と働く目的を見失ってしまうこともあります。

中には仕事そのものが毎日同じ作業となり、機械的な日常を過ごす方もいるのではないでしょうか。

そうなると毎日の仕事が味気なく感じて、就労時間を淡々と過ごすだけになってしまいます。

しかし、ベンチャー企業なら業務の流れや展開が速く、常にアンテナを高くして新しい業務に取り組むことが多いです。

向上心がなければ勤まらない部分もありますが、自身の向上も意識して働くことにやりがいを感じられるでしょう。

また、周囲にもチャレンジ精神旺盛な人や向上心の高い人材が集まりやすいので、仕事を通じて社員同士で高め合えることも期待できます。

こうしたことからいくつになってもチャレンジしたい方は、ベンチャー企業への転職が向いているといえます。

ミドル世代がベンチャー企業への転職を成功させるポイント

ミドル世代がベンチャー企業に転職する際は、いくつか押さえておきたいポイントがあります。

転職経験がある方もいると思いますが、異業種への転職も含めベンチャー企業への転職を成功させるコツをチェックしていきましょう。

前職でのスキルを論理的にアピールする

新卒や第二新卒とは異なり、ミドル世代の転職は「これまでどんな仕事をしてきたのか」「どんなスキルや経験があるのか」などが重視されます。

特に、ベンチャー企業のように少数精鋭で即戦力を求められる企業では、これらのアピールが何より大切です。

アピールする際は、「定性的な成果と定量的な成果を示す」ことと「理論的に話す」ことの2点を必ず押さえておきましょう。

もしも、具体的な実績を用いて話すときは数字を活用することが有効な手段です。

自分が入社後に成果を出せる根拠にもなるので数字を出せる場合は積極的に活用することをおすすめします。

また、面接では結論から話すことがポイントで、面接官にも伝わりやすくなります。

転職経験があり結論から話すことを心得ているとしても、改めて相手に伝わりやすい話し方を意識するよう心がけましょう。

会社の社風やビジョンを理解しておく

ベンチャー企業は、会社により社風やビジョンが個性的なことが多いです。

そのため「ベンチャー企業ならどこでもいい」などのように「ベンチャー企業」という枠にこだわるのではなく、自分に合う社風やビジョンなのかを事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

もし、今後のビジョンが合わないベンチャー企業に転職してしまった場合、働きだして早い段階で違和感を感じて再び転職活動をするということにもなりかねません。

特に、これまで比較的大規模な会社で働いてきた方の場合、自分のイメージとのギャップを感じやすいので、しっかり確認しておくことをおすすめします。

ベンチャー企業に詳しい転職エージェントを利用する

ミドル世代がベンチャー企業に転職する場合、どんなに自分で厳選したとしても本当に自分に合うベンチャー企業かどうかは判断しかねるケースもあるでしょう。

その場合は、転職のプロである転職エージェントを活用することがおすすめです。

転職エージェントの中にはベンチャー企業に特化しているところがあるので、これまで転職経験がなく本当に30代・40代で転職できるのか不安に感じている場合は、プロを頼って相談してみると良いでしょう。

これまで数多くの転職者を支援してきた彼らなら、あなたの希望に合う企業に転職できるよう全力でサポートしてくれます。

また、ミドル世代を対象とした転職エージェントもあるので、そちらも併せてチェックしておくことをおすすめします。

転職を成功させたいなら、転職エージェントを活用しよう

ミドル世代の転職は20代に比べて厳しいと言われますが、ベンチャー企業や異業種への転職をする人は少なくありません。

経験値の違いやマネジメントスキルなどを見込まれて、転職を成功させる人もいるのです。

ただ、やみくもに「ベンチャー企業ならどこでもいい」という安直な考え方ではなく、自身の経験を活かせるか、向上心を持って取り組めるかなど、さまざまな角度から慎重に転職先企業を選ぶことは大事です。

「ベンチャー企業ならとりあえずOK」という感覚で転職してしまうと、入社後にミスマッチを感じて再度転職活動をすることにもなりかねません。

こうしたミスマッチを防ぎ、本当に自分の経験やスキルを活かせる転職をしたいなら、転職エージェントに相談しながら進めましょう。

転職エージェントはあなたにマッチする企業を紹介してくれるだけでなく、採用選考に必要なさまざまなサポートをしてくれます。

あなたの経験やスキル・強みなどを活かせる企業かどうか、その企業の将来性なども考慮した上で厳選した企業を紹介してくれるので、あなたに寄り添った転職活動のサポートが期待できます。

また、内定後は入社後の給与や待遇・入退社日などの自分では企業側に伝えにくい部分の交渉や調整までしてくれるので、在職中に転職活動をする方にも心強い味方となるでしょう。

転職エージェントは、企業の仕事内容だけでなく職場の雰囲気や社員のレベルまでアドバイザーが把握しているので、あなたと企業のマッチ度を高めることにも貢献します。

ベンチャー企業の社風なども把握しているので、ミドル世代の転職を成功へと導いてくれるでしょう。

加えて、転職エージェントは登録料も利用料も完全無料キャリア相談としても利用できるので、転職するか迷うミドル世代の方はまずは登録して相談してみてください。

キャリア相談なら「リクルートエージェント」

リクルートエージェントは転職業界の中でも大手であり、転職支援実績はNo.1を誇っています。非公開求人数も非常に多く、となっています。

その実績を裏付けるように、様々な業界に精通した経験豊富なキャリアアドバイザーが1人1人のスキルや希望にあった求人を紹介したり、転職サポートを実施しています。

転職サポートは土日や祝日、平日の夜などでも可能だったり、企業とのやり取りの代行や内定後の年収交渉や入社日の調整など幅広いサポートを実施してくれます。

公開求人数※1非公開求人数※1

※1:

※リクルートエージェントのプロモーションを含みます。