面接でラフな格好を指定されて、どんな服装の選び方をすれば良いのか悩んでいませんか。

面接でラフな格好を指定する企業は、明確な理由を持って実施しています。ですので、その理由が分かれば、どのような服装選びをすれば良いのか分かります。

確かに近年は、面接でラフな服装を指示する企業が増えていて、応募者にとってはかえって何を選べば良いのか迷いやすくなっているでしょう。

しかし、ラフな格好を指定する場合、企業側の意図があるものです。その意図を理解して、適切な服装の選び方をすれば、あなたの印象は格段に良くなります。

そこで今回は、面接でラフな格好を指示する企業の目的について解説します。また、失敗しない服装の選び方についても男女別で解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

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ラフな格好を指定する企業の意図

ラフな格好を指定する企業は、以下のような意図を持っています。

✔ 常識の有無を探る

✔ リラックスして面接を受けてもらう

✔ 自社の社風をアピールする

常識の有無を探る

ラフな格好を指定する理由1つ目は、常識の有無を探るためです。

というのも、どんなにラフな装いを指定したとしても、面接に相応しい装いができるのが、社会人としてのマナーなのです。

例えば、ラフな格好と言われたからといって、以下のような装いで来る方は少し常識がないと考えられます。

✖ ヨレヨレのTシャツ

✖ スウェット

✖ ビーチサンダル

✖ シミなどの汚れが目立つ洋服

このようにラフな格好を指定することで、応募者の常識力を確認しているのです。ラフな格好を指定された場合は“その場に適したラフな服装”だと理解して、適切な洋服選びをしましょう。

リラックスして面接を受けてもらう

ラフな格好を指定する理由2つ目は、リラックスして面接を受けてもらうためです。

普段着慣れないスーツを着て、緊張する面接に臨むと応募者の本当の姿が分からない可能性があります。

中には、緊張のあまり以下のような経験をする方がいるほどです。

「自分でも訳が分からない話をしてしまった」

「用意していた返答ができなかった」

それほど緊張する場なので、企業側は少しでもリラックスして面接を受けてもらうためにラフな格好を指定します。企業にとっても、応募者の本来の姿が分からないのはデメリットなので、お互いにとって利点があると考えて、ラフな服装を指定するのです。

自社の社風をアピールする

ラフな格好を指定する理由3つ目は、自社の社風をアピールするためです。

企業によっては、普段の仕事でも私服をOKとしている場合があります。そんな自社の社風をアピールするために、ラフな格好を指定しているのです。そのため、面接官や受付の方も私服で対応するケースが大半でしょう。

応募者にとっては、働いたときのイメージがしやすいといったメリットがあるので、落ち着いた気持ちで面接に臨めます。

【男性編】季節別の服装のポイント

続いては男性における季節別、服装のポイントを解説します。

春・秋の服装

春と秋は、襟付きのシャツが必須です。

襟が付いたシャツを選べば、私服でもグッとフォーマル感がアップします。特に、白シャツを選べば清潔感をアピールできるのでおすすめです。

もちろん、白のシャツは他の応募者とかぶる可能性があるので、個性を出すためには色付きのシャツでも良いでしょう。ネイビーのシャツは、他のアイテムと合わせやすいので便利です。

春・秋のOKアイテム

春・秋のNGアイテム

  • テーラードジャケット
  • シャツ
  • スラックス
  • チノパン
  • 革ジャン
  • Gジャン
  • ナイロン素材のアウター
  • デニムのパンツ

夏の服装

夏場であっても襟付きの洋服が良いので、男性はポロシャツを選びましょう。

男性は夏場になると、Tシャツに短パンが私服だという方も多いはずです。しかし、いくらラフな格好でと言われても、Tシャツに短パンはNGとなります。

基本はフォーマルな装いなので、上は襟付きのポロシャツや半袖のシャツを持って来てください。パンツは、春・秋と同様にスラックスやチノパンがおすすめです。

また、ジャケットを着た方が良いのかという悩みも多いでしょう。夏場であってもジャケットは着用した方が良い印象を与えるケースが多くなっています。ただし、あまり暑苦し印象はかえって良くないため、麻素材などの薄手のジャケットを用意してください。企業の社風によってはジャケットなしでもOKなので、会社に合わせて選びましょう。

夏のOKアイテム

夏のNGアイテム

  • テーラードジャケット
  • 長袖・半袖シャツ
  • ポロシャツ
  • スラックス
  • チノパン
  • 短パン
  • タンクトップ
  • Tシャツ
  • アロハシャツ
  • サンダル

冬の服装

冬場は襟付きのシャツにジャケットを合わせられる季節なので、パンツにチノパンやスラックスを持ってきて、フォーマルな装いをしましょう。

冬場は寒さが敵なので、もちろんコートは着てOKです。そのうえで、シャツとジャケットだけでは冷えるという場合は、ジャケットのインナーとしてニットを合わせるのも良いでしょう。

冬のOKアイテム

冬のNGアイテム

  • ジャケット
  • 襟付きシャツ
  • ニットのセーター
  • スラックス
  • チノパン
  • チェスターコート
  • トレンチコート
  • ステンカラーコート
  • ジーパン
  • カーゴパンツ
  • ダウンジャケット
  • ダウンコート
  • ミリタリージャケット
  • ミリタリーコート
  • レザージャケット

【女性編】季節別の服装のポイント

続いては女性における季節別、服装のポイントを解説します。

春・秋の服装

女性はラインがストレートなパンツやタイト目のスカートなどに、シャツやジャケットを合わせましょう。

ラフな格好とは言っても基本はフォーマルな装いが必須なので、パンツはあまりワイドなものは選ばないようにしてください。裾にかけて絞りがあるパンツがおすすめです。少しカジュアル感を出したいなら、チノパンを選ぶのも良いと思います。

スカートの場合は、タイトスカートやフレアースカートなどを選び、丈の長さは膝が隠れる程度が丁度良いです。ただし、スリットが入っているスカートは、歩く際や座った際に足が大きく見えるので注意してください。

トップスはテーラードジャケットやカーディガン、襟付きのシャツを着ればOKです。

春・秋のOKアイテム

春・秋のNGアイテム

  • テーラードジャケット
  • カーディガン
  • ブラウス
  • シャツ
  • フォーマルなスカート
  • ワンピース(柄が派手ではないもの)
  • 革ジャン
  • Gジャン
  • ナイロン素材のアウター
  • デニムのパンツ
  • ショートパンツ
  • ワイドパンツ

夏の服装

夏場であっても暑さに耐えられるなら、ジャケットを羽織った方が良いでしょう。インナーを半袖のシャツなどにすれば暑さが和らぎます。

また、夏場は露出度が高くなりがちなので注意が必要です。半袖のシャツやブラウスはOKですが、ノースリーブはNGとなります。胸元、肩、足が過度に見えすぎないように注意してください。

加えて夏場は、薄手の素材の洋服を着るため、汗ジミが目立つような色は避けた方が良いでしょう。

夏のOKアイテム

夏のNGアイテム

  • テーラードジャケット
  • 長袖・半袖ブラウス
  • 長袖・半袖シャツ
  • カーディガン
  • 素足
  • ノースリーブ(ジャケット等を羽織ればOK)
  • ホットパンツorショートパンツ
  • ミニスカート

冬の服装

冬場は寒くても黒いタイツや黒いストッキングは避けて、ベージュのものを選びましょう。

女性の場合は、スカートはもちろんパンツスタイルであっても、ベージュのストッキング着用がビジネススタイルです。

また、冬場はコートなどを着用すると思いますが、その際はファー付きのコートは避けましょう。その他にも、ダウンやミリタリー、レザーは選ばない方が無難です。

冬のOKアイテム

冬のNGアイテム

  • ジャケット
  • 長袖ブラウス
  • 長袖シャツ
  • ベージュタイツ
  • ベージュストッキング
  • 薄手のニット(インナー)
  • 黒タイツ
  • 黒ストッキング
  • 白色のコート
  • ファー付きコート
  • ダウン、ミリタリー、レザーなどのアウター
  • 柄物のコート

「ラフな格好」の注意点

ラフな格好をする際は、以下の4点に注意してください。

1.清潔感

1つ目の注意点は、清潔感です。

洋服の綺麗さはもちろんのこと、髪の毛の清潔感も意識しましょう。寝ぐせが付いたままの髪の毛はNGです。男性なら前髪が目にかからない長さにしてください。

また、髪の毛の色にも気を付けましょう。

あなたが学生で新卒採用を受けるなら、髪の毛は黒が無難です。新卒でなくても男性は基本黒髪だと考えてください。女性であっても、明るすぎるカラーは良くないので、黒か暗めのブラウンがおすすめです。

ただし、アパレル業界などを受ける場合は、男性でもカラーリングがOKだったり、女性も明るめの髪色が大丈夫だったりするので、あなたが受ける会社に合わせて選びましょう。

2.洋服の色選び

2つ目の注意点は、洋服の色選びです。

春夏秋冬によって選ぶべきアイテムは異なります。しかし、どの時期であっても選ぶべきカラーに大きな差はありません。

男女・アイテム問わず、基本的には黒、白、グレーといったモノトーンカラーを選びましょう。もしくは茶色や紺色といったベーシックなカラーもおすすめです。顔を明るく見せたいなら、パステルカラーをインナーに持ってくるのも効果があるでしょう。

 

【男性が選ぶべきカラー】

アウター:黒、茶、紺、グレーなど

インナー:白、グレー、水色、薄いピンクなど

パンツ:黒、茶、紺、グレーなど

靴:黒、茶などの革靴

 

【女性が選ぶべきカラー】

アウター:黒、茶、紺、グレーなど

インナー:白、パステルカラーなど

パンツ:黒、茶、紺、グレーなど

靴:黒、茶、紺、グレーなどのパンプス

3.アクセサリー・腕時計選び

3つ目の注意点は、アクセサリー・腕時計選びです。

まず、男性はアクセサリーNGとなります。基本は腕時計以外が駄目なので、ピアス、ネックレス、ブレスレットなどの着用は控えましょう。腕時計もシルバー素材のフォーマットものを選んでください。カジュアルすぎる腕時計は避けた方が無難でしょう。

女性の場合は、小ぶりの腕時計を着用してください。また、アクセサリーは目立たないデザインのものであれば、ネックレス、ピアス、イヤリングを着用してOKです。

ただし、どの程度のアクセサリーや腕時計がOKなのか分からないという方は、何も着用せずに面接に向かうというのが最も簡単でしょう。

4.ラフな服装が任意か強制か

4つ目の注意点は、ラフな服装が任意か強制かです。

ラフな服装と言われたとしても、企業によっては任意で私服を選んでもOKとする場合と、絶対に私服で来てほしいと望んでいる場合があります。企業側は“絶対に私服で来てほしい”と思っているのに、スーツで出向いてしまうと、マイナス評価になりかねません。

では、企業の指示が任意なのか強制なのか判断する方法として、以下のリストを活用しましょう。

判断リスト

  • 私服でお越しください=私服のみ可
  • あなたらしい服装=私服のみ可
  • カジュアルな服装=私服のみ可
  • 私服可=スーツ・私服どちらも可
  • 服装自由=スーツ・私服どちらも可

大まかではあるものの、以上のようなニュアンスで使われるケースが多くなっています。会社側がどの言葉を使っているのか確認して、それに合わせて洋服を選びましょう。

まとめ

今回は面接でラフな服装と指示された場合について解説しました。

企業側はあなたの常識度を測りたい、リラックスして面接を受けてほしい、あなたの本当の姿を見たいといった理由から、私服での来社を求めていると分かりました。

また、ラフな服装とは言っても基本はフォーマルな装いが必須なので、男性も女性も服装選びには注意が必要なのも理解できたでしょう。

企業によって絶対に私服で来てもらいたいのか、スーツでも良いのかといった背景は、服装を指示する際の言葉で分かります。あなたが受けようとする企業がどのような言い回しをしているのか確認して、最適な服装選びをしてください。

 

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