外資系企業は日系企業に比べて年収が高いというイメージを持っている人は多いと思います。
実際、外資系企業に転職したら年収が数百万円上がったなんて話も聞くことがあります。
ではなぜ外資系企業は年収が高いのでしょうか。
今回はその理由について紹介していきます。
おすすめの転職サービス
なかでもリクルートエージェントは全年齢層向け・求人の種類も豊富なので、まずはここから登録を始めてみましょう。
おすすめの3サービス | 公式 |
---|---|
リクルートエージェント | 公式 |
doda | 公式 |
ミイダス | 公式 |
外資系企業は本当に年収が高い?
そもそも外資系企業の年収は本当に高いのでしょうか。
実は一言で外資系企業といっても業種、国などによって平均年収は様々であり、外資系企業の全てが高年収だと言うわけではありません。
ただ外資系企業全体として見ると平均は日系企業に比べて高いというのは事実。
一般的に外資系企業の平均年収は800万円程度と言われています。
日本の平均年収は415万円。5000人以上の大企業に勤めている男性という最も年収が高い層で限定しても680万円ですから、相当高い水準であることは間違いありません。
30代はもちろん20代でも年収1000万円を超えている人がたくさんいる外資系企業。中には年収が3000万円以上ある人もいます。
この年収の高さは外資系企業に勤める大きな魅力でしょう。
外資系企業の年収が高い理由
ではなぜ外資系企業の年収は高いのでしょうか。
企業規模が大きい大手で大きな利益がでているため
日本にある外資系企業の多くは、様々な国でグローバルに事業を展開している大手企業。
ブランド力も高く、大きな利益を出している為、社員の給料の平均的に高くなっています。
日系企業でも大企業ほど平均年収が高いのと同様です。
そもそもお金がなければ高い年収なんてだせません。
高い収益を生み出すことができているからこそ、海外に進出して事業規模を大きくすることができるし、社員に還元できる分も増えているのです。
退職金制度がなく、福利厚生も少ないため
日系企業では給料として与える報酬以外に、退職時に社員に対して支払う退職金や手厚い福利厚生にお金をかけています。
しかし外資系企業には退職金はなく、福利厚生もあまり充実させていません。
そしてその分を給料として還元している為、年収が高くなっています。
その為、年収では高かったけれど生涯収入として見ると実は少なかったなんて場合もゼロではありません。
ただ外資系であっても退職金がない代わりに確定拠出年金を導入していたり、社員食堂やカフェテリアプランなどの福利厚生を充実させている場合も少なくないので、全ての外資系企業に言えることではありません。
ほとんどの日系企業よりも福利厚生が充実させている外資系企業もありますからね。
参考:外資系企業には退職金がないからやめたほうがいいというのは本当?
年功序列制ではなく成果主義を取り入れているため
日系企業の多くは年功序列制度を導入しており、それぞれの年齢に応じて給料体系が決められています。
どんな優秀な人であろうとも、どれほど成果をあげようとも、年齢が低ければ昇進することはできず年収もボーナスの査定が少し良くなる程度でそこまで大幅に上がることもありません。
一方外資系企業は成果主義を取り入れ、年齢関係なくスキルを持っている人や成果を上げている人に対して高い年収を与えます。
成果を出し会社に利益をもたらした人に対してはしっかり還元するというごくごく当たり前のことを実践しているわけです。
その為、20代であろうと年収1000万円、30代であろうと年収2000万円というのも現実的なことになっています。
ただ一方で成果をだせなくなった人は前年度から大幅に年収が下がってしまうということもありえます。
あまりに成果をだせなければ退職勧奨を受けることになるリスクもあるし、その前に自ら転職する人も多いです。
優秀な人材を確保するため
結局一番の理由は優秀な人材を確保する為という点です。
日系企業のように終身雇用前提でじっくり人を育てるわけではなく、即戦力となる人材を求める外資系企業が、会社に大きな利益をもたらす優秀な人材を確保しようと思ったら、高年収を出すというのは最低条件。
特に外資系企業は一部の企業を除いて日本での知名度が低かったり、退職金がない、安定性が低いといった労働者にとってネガティブな点もあるのでなおさらです。
実際、外資系企業を選ぶ人のほとんどは年収が高いという理由によるもの。
高年収は優秀な人材を集める為には必要なこととなっているのです。
外資系企業に転職して年収が下がる場合もあるので注意が必要
このような理由から日系企業に比べて平均年収が高くなっている外資系企業。
では外資系企業に転職すれば年収はアップするのかというとそういうわけではありません。
成果主義である外資系企業だからこそ、前年に比べて年収が大幅に下がる可能性を秘めていることは忘れてはいけません。
転職直後はとりあえず年収が上がるでしょう。
転職できる時点でそれなりに能力があると認められているわけですし、年収が下がるのに外資系に転職する人はあまりいないので今の年収から上乗せしてもらえる場合がほとんどです。
ただもし転職後に貰っている年収に見合う仕事をできなければ、インセンティブ給が下げられて転職前よりも年収が下がってしまうことだってありえるのです。
外資系企業に転職する場合は、そういったリスクがあることもしっかり考えておくようにしましょう。
転職エージェントはこんな人におすすめ! |
|
転職サイトはこんな人におすすめ! |
|
【最大手】リクルートエージェント
転職サイト|転職エージェント
多くの非公開求人を保有しており、求人件数はダントツNo.1。
20代の若手から40代のミドル層まで幅広い求人を扱っているので、転職するなら登録必須のサービスです。
まだ方向性の定まっていない方でも、あらゆる業界・職種の情報からピッタリの求人を見つけられるでしょう。
【登録したら待つだけ】ミイダス
転職サイト
会員登録の段階で自分の適正年収・職種適正を把握できるほか、希望条件を入力しておけば企業から面接確約のオファーが飛んできます。
逆にオファーが来なければ自由に応募することができないので、受け身で転職したい方、他のサービスと併用して使いたい方に最適です。
【満足度の高さ】doda
転職サイト|転職エージェント
求人件数はリクルートに次いでNo.2。
求人の内訳として、50%以上がエンジニア職(SE、Webエンジニア、建設、機械・電気など)なので、エンジニアの転職を考えている方は登録必須です。
質の高い求人を数多く取り扱っているのも特徴の1つになります。