仕事を辞めたいと考えたことがある人はかなり多いと思いますが、そのうちの大多数は結局仕事を辞めずにそのまま働き続けることになっていると思います。
仕事を辞めて転職するというのはかなり勇気がいることだし、多大な労力がかかることでもありますから、実際に行動に移すのは簡単なことではありません。
その結果、目の前に年収アップのチャンスが転がっているのに安い給料のままで働き続けることを選んでしまったり、中にはブラック企業で何年も働き続けて身も心もボロボロになってしまう人もいます。
もちろん仕事を辞めたいと思った人がみんなすぐに仕事を辞めるべきではありません。多少嫌なことがあったって我慢をすることは多少なりとも必要なことです。
ただ少なくとも現状のまま辞めなかったらどうなるのか、もし辞めたとしたら辞めた後どうなるのかは考えておきましょう。数年後に辞めておけば良かった、転職しておけば良かったと思わないように、今面倒くさがらないことがとても大切です。
関連:仕事を辞めたい。まずすべきは転職したいのか改善したいのか、転職できるのかを知ることから
関連:仕事を辞めたいと上司や親に言えない。その原因は実は自分で決めきれていないからかも
もし仕事を辞めたいと感じたまま何もしないとどうなる?
ではもし今仕事を辞めたいと感じながらも、そのまま何もせずに仕事を続けるとどうなるでしょう。
考える行く末は以下の4つ。
- 仕事を続けるうちに辞めたい気持ちはなくなる
- 仕事を続けるうちに今の仕事を続けることを受け入れる
- いつまでも辞めたいと不満を感じながら働き続ける
- いずれ限界がきて転職を決断する
仕事を続けるうちに辞めたい気持ちはなくなる
仕事を続けていれば、上司が変わったり自分が異動したりと環境が少なくなることはありませんし、仕事に対しても慣れてきて辛いと感じていた仕事も難なくできるようになってきて、それほど大きな不満を感じることがなくなる場合はあります。
出世や昇格などをきっかけに管理される側から管理する側にまわることになって一変するということもあるでしょう。
気持ちが変わるまでにはある程度の時間がかかることも覚悟しなくてはなりません。早ければ1年で環境が変わってくれることもありますが、10年以上の時間を費やすことになるかもしれません。
仕事を続けるうちに今の仕事を続けることを受け入れる
最初はあれがやりたい、これがやりたい、将来どうなりたいなんて色々と夢を抱いていたものの、30代を過ぎてくると徐々にそんな夢も諦めて、ただお金の為に、生活の為に今の仕事を続けることを受け入れる人は多いのではないかなと思います。
特に家族を持っている人は、家族の為にという気持ちが強くなってきて、自分のことを犠牲にしている人は多いです。
いつまでも辞めたいと不満を感じながら働き続ける
一番ベストなのは辞めたい気持ちがなくなることですが、受け入れることができればそれはそれでありだと思います。
しかしいつまでも受け入れることができず、辞めたいと不満を感じながら働き続けるということになるのだけは絶対に避けたいですよね。
よく考えてみてください。仕事が辛い、会社に行きたくない、そんな風に思って仕事を辞めたいと思っているのが、あと数十年続くわけですよ。どう考えてもしんどいですよね。
しかし残念ながらこうなってしまう人が大多数です。辞めたいという気持ちはそう簡単になくせるものでもなければ、受け入れることもできないものですから。
いずれ限界がきて転職を決断する
今は辞めたいと思いながらも働き続けることができるかもしれませんが、この先いつまでも続けることができるとは限りません。
もっときついことが起きてしまったり、今の状態が続いてストレスが溜まり続けた結果限界がきてしまうこともあり、結局しばらくたってから転職を決断することになる人も少なくはありません。
ただその時に転職をすることができるかというのはまた別問題。
違う仕事に就こうと思っても年齢が高くなって年収ダウンを免れないことになってしまったり、時期的に不景気で買い手市場となってしまって転職することが難しい場合もあり、売り手市場で年齢が低い今と同じように転職することができるとは限りません。
そして結局なぜ昔に転職しておかなかったのかと後悔することになってしまうんですね。
その場で一番楽なのは辞めないこと、でも後悔する確率も高い
よく仕事を辞めるとなると、楽なほうに逃げるだけだろうなんて言い方をする人がいますがそれは間違い。
一番楽なのは何も考えずに辞めたいという気持ちを押し殺しながら働き続けることです。今の仕事を辞めて転職するというのは、楽でもなんでもなくて色々なことを考え勇気を持ち、覚悟を決めた上で決断することであり、決して楽な道に逃げているわけではないはずです。
だからこそ、多くの人は仕事を辞めるのではなく続けることを盲目的に選んでいます。
しかしそれは将来後悔する可能性も高いことは覚えておかなくてはなりません。
時には勇気を出して仕事を辞めるという決断をとることも必要です。
少なくとも現時点で仕事を辞めたいと思っているならば、転職活動なりをして今後どうしていくのが最もリスクが低いのかは考えておかなくてはなりません。
転職では不満を解消できた人が8割と非常に多く、年収アップも難しいものではありません。
そして今はかなりの売り手市場、転職が成功する可能性はさらに高くなっています。
転職支援サービスは気軽に使うことができる上、転職の全てをサポートして貰えます。ぜひ転職活動を始めてみましょう。
転職サービスのおすすめ順は以下の通り。
まずdodaですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「会員登録をする」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。
住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。
dodaは求人検索や診断テストの利用、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている満足度No.1の転職サービスであり、登録すると全国各地の転職フェアや転職セミナーへの参加も可能になります。
転職サービスとしては日本最大級で求人数は約10万件、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで誰でも利用できます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より8万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている為、優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
大手なだけあって dodaは対策のテクニックの質も高く、求人数も十分。転職を強制されることもありませんので、どうせ無料と思って使ってみてください。
もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。
■公式サイト:doda
次にリクルートエージェント。
転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントと doda
が強く、求人数や実績が飛びぬけています。
非公開求人数は10万件以上。成功実績はNo.1。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
dodaとリクルートエージェント
でそれぞれ独占求人があるので、まずはこの2つを使って良い方を選ぶというやり方がおすすめです。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
■公式サイト:リクルートエージェント
もう一つ、さくっと登録しておきたいのがミイダス。
オファーを待つタイプの、dodaを運営しているパーソルキャリアから分社化した会社が運営している転職サイトです。
ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。
それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。
また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができるといった点もかなり良いポイントです。
■公式サイト:ミイダス
20代にはハタラクティブもおすすめ。
第二新卒や既卒者などが対象となっていて、学歴や社会人経験を問われない若手向けの転職サービスとして最大手です。
未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えと高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。
ただし難点なのが利用地域が限られる点。徐々に広がっていますが関東・関西・中部・九州以外だと利用できません。
なお、登録後はフリーダイヤル(0120-979-185)から電話が来ます。せっかく登録しても電話にでないまま放置しておくとサポートが始まりませんので、もしでれなければ折り返すようにしましょう。
■公式サイト:ハタラクティブ
大手では他にも、独占求人が豊富で年収アップに強みのあるtype転職エージェント、高年収案件を多数扱っているミドル向け転職エージェントのJAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。
ちなみに情報収集を目的にするなら国内No.1のリクナビNEXT。
転職希望者の8割が使うと言われているサイトです。
求人量、スカウトメール、診断テストなどが充実していますから、チェックしておくと何かと役に立ちます。
■公式サイト:リクナビNEXT