退職・転職時のボーナスの支給状況。最初は貰えない?寸志は?いつから満額?

1年間で1~2回設定されていることが多いボーナス。

普段なら特に気にせず貰えることが当たり前だと思ってしまいがちですが、退職・転職時だと貰えない場合もあるので注意が必要です。

貰えると思っていたのに貰えず、お金に困ることがないように退職・転職前にはしっかり確認しておきましょう。

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退職・転職時は予定通りボーナスを貰えるとは限らない

毎年ボーナスを貰っていると、金額の上下はあるもののボーナスは貰って当たり前なんて言う風に思ってしまいがち。

ただ普段の給料と違ってボーナスは支給することを義務付けられているものではありません。

それ故、退職・転職時には予定通りボーナスが貰えるとは限らないので注意が必要です。

そして貰えるかどうかはそのタイミング、そして会社で定められている支給条件によって大きく左右されることになります。

たとえばもし査定期間内全てを勤務していても、就業規則で定められた条件に当てはまらなければ支給されない可能性もあるし、減額される可能性もある。そしてそのことに文句は言えないのです。

退職時のボーナス支給状況

ではまず退職時のボーナス支給状況について確認してみましょう。

支給日の在籍状況によって変わる

退職時に重要となるのは支給日の在籍状況です。

もしボーナス支給の条件が支給日に在籍していることとなっているなら、その前に退職してしまうといくら査定期間内全てを働いていてもボーナスは支給されません。

ほとんどの会社ではこの支給日在籍がボーナス支給の条件となっています。

基本的には支給日前に退職するとボーナスは貰えないと考えて良いでしょう。

退職予定がある場合は減額となる場合も

ボーナスの支給日前に退職を申し出て、退職予定となった状態で支給日を迎えた場合。

支給日には在籍しているのでボーナスは貰えるものの、通常貰えるはずのボーナスから減額される可能性があります。

就業規則に減額に関する項目がないかはチェックしておいた方が良いでしょう。

査定が大きく下げられる可能性大

ボーナスの金額はその人の実績や能力を査定された上で決まる場合が多いですが、すでに退職が決まっている人だと本来は高い評価を得られるはずでも査定を大きく下げられてしまう可能性があります。

退職予定による直接的な減額ではなくても、査定による減額の可能性もありうるということを覚悟しておきましょう。

ただこれは会社、もしくは上司次第。

私が以前いた会社では、上司が良い人だったからか退職後に悪い評判を言われない為なのかわかりませんが、それまでで最高の査定でむしろボーナスの金額が予想していたより上がりました。

まあそれはおそらく珍しい事例だと思います。

有給消化中の場合

退職日が決まり、溜まった有給消化中にボーナス支給日を迎えるというのもよくあること。

この場合は退職予定だが支給日に在籍している状況と同様だと考えてOK。

有給消化中もまだ退職しているわけではなく在籍していますからね。

転職後のボーナス支給状況

続いて転職後のボーナス支給状況について確認していきましょう。

査定期間の在籍状況によって支給状況が変わる

ボーナス支給の有無、金額は査定期間の在籍状況によって変わります。

たいてい査定期間と支給期間には多少の期間が明けられ、たとえば以下のように設定されています。

  • 査定期間:4月1日から9月30日、支給日12月
  • 査定期間:10月1日から3月31日、支給日7月

転職タイミングによって、最初のボーナスがいくら貰えるかはかなり変わってきます。

最初のボーナスは満額貰えない場合がほとんど

転職後の最初のボーナスは満額貰えない場合がほとんどです。

上記の査定期間、支給日を参考に考えてみましょう。

例えば4月1日に入社した場合だと7月のボーナスは査定期間に全く勤務していないことになります。

例えば8月1日に入社した場合だと、最初の12月のボーナスに対応する査定期間は8月と9月の2ヶ月のみ。

査定期間と支給日はそれぞれの会社によって異なりますが、ほとんどは期間が空いている為、どんなタイミングであっても最初のボーナスの査定期間を満たすように働くことはできません。

寸志として与えられる場合が多い

転職後、最初のボーナスは査定期間の在籍状況にもよりますが寸志として貰える場合が多いです。

金額は会社によってまちまち。

1万円程度しか出ない場合もあれば10万円、知り合いには30万円という人もいました。

ただ聞いた感じでは3万円から10万円ていどの人が多いようです。

ただ寸志支給はあくまで会社のサービスであり、支給が全くないという場合もあります。

満額貰えるのはいつから?

では満額貰えるのはいつからになるでしょう。査定期間と支給日を以下の前提で考えてみましょう。

  • 査定期間:4月1日から9月30日、支給日12月
  • 査定期間:10月1日から3月31日、支給日7月

入社日に対して査定期間の在籍状況は以下の通りになります。

 1回目2回目3回目
4月1日入社0ヶ月6ヶ月6ヶ月
5月1日入社0ヶ月5ヶ月6ヶ月
6月1日入社0ヶ月4ヶ月6ヶ月
7月1日入社0ヶ月3ヶ月6ヶ月
8月1日入社2ヶ月6ヶ月6ヶ月
9月1日入社1ヶ月6ヶ月6ヶ月
10月1日入社0ヶ月6ヶ月6ヶ月
11月1日入社0ヶ月5ヶ月6ヶ月
12月1日入社0ヶ月4ヶ月6ヶ月
 1月1日入社3ヶ月6ヶ月6ヶ月
 2月1日入社2ヶ月6ヶ月6ヶ月
 3月1日入社 1ヶ月6ヶ月6ヶ月

タイミングによって2回目から3回目でようやく満額貰えるようになります。

こう考えると、ボーナスだけで見たベストなタイミングは8月と1月。

たとえば1月だとすると、その前のボーナスは前の会社でしっかり貰い、次のボーナスは転職後の会社で3ヶ月分、そしてそれ以降は満額貰えることになります。

逆に最も損するのは7月や12月、前の会社でボーナスを貰う直前に転職する場合です。

もちろん転職すればボーナスの額が大きく変わるので一概には言えませんけどね。

転職時、1回分のボーナスが貰えなくなる可能性大

このように転職する場合、ボーナスはベストなタイミングでも0.5回分、一番悪いタイミングだと1.5回分のボーナスが貰えないことになります。

できれば良いタイミングで転職したいところですが、転職活動にどの程度かかるかはわかりませんし、内定から入社までどの程度待ってもらえるかも会社次第。

だからこそある程度は仕方がないと割り切り、それを踏まえた上で転職の計画を立てるようにしましょう。

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