自分の限界を超えてまで仕事を続けてはいけません。
もし限界を超えた中での仕事を強いられているならば、時には会社を辞めるという判断をしなくてはいけません。
そしてその為には、まず自分の限界に気づく必要があります。
仕事の限界は誰にでもある
自分は大丈夫。周りもやっていることだから我慢するしかない。
そんな風に思い込んで自分と向き合うことをせずに過ごしていると、いつか体を壊すことになるかもしれません。
仕事の限界は誰にでもあります。そしてそこを超えた状態が続いていると、心も体もどんどん蝕まれていきます。
そうならない為に必要なのは、周りを基準に考えないこと、そして思い込みをやめて自分の限界サインを見逃さないことです。
周りが大丈夫でも自分が大丈夫とは限らない
人によってどこで限界と感じるかのラインは異なります。
また同じような場面でもそれをストレスと感じるか、そう感じないかも異なります。
その為、周りが大丈夫だからと言って自分が大丈夫なんて保証は全くありません。
あなたの感じるストレスは、たとえ周りに理解されなかったとしてもそれはストレスであり、安易に考えて良いものではないのです。
思い込みは非常に危険
自分は大丈夫という思い込みは、限界を超えてしまっていることに気づくのを遅らせます。
我慢しなければならないという思い込みは、逃げ場を失わせよりいっそうあなたを追い詰めます。
限界は誰にでもありあなたも例外ではないこと、そして限界を超えたら逃げるべきことを改めて理解し、自分自身に対するアンテナを張っておかなくてはなりません。
限界を超えていても誰も助けてはくれない
あなた自身が限界を超えていたとしても、残念なことに周りは助けてはくれません。
なぜならそもそも限界を超えているということに気づいていないからです。
気づいていないので特別何もしないし、もしかしたらもっと追い込むようなことを求めることだってあります。
実際に体を壊してしまってから気づいてくれて助けてくれたとしても、もう手遅れです。
そうなる前に手を打てるのは、自分以外の誰でもありません。
仕事の限界サイン、慢性的になっているなら要注意
自分が無理に大丈夫だと思っていても、体は正直に危険信号を出します。
もしこんなサインが出ていて、かつそれが慢性的になってしまっているなら要注意。誰かに相談するか、場合によっては今の仕事を辞めて転職することも考えなくてはなりません。
寝て起きても疲れが残っている
睡眠時間はそれなりにとっているのに朝起きても疲れがとれず、常に疲労感が残った状態になっているのは過大なストレスを感じてしまっている一つのサイン。
疲れが日々蓄積されるだけになっていると感じたら、今のまま仕事を続けることに対して疑問を持たなくてはなりません。
仕事で楽しいと思える瞬間が無くなった
それまで楽しいと感じることができていたことが、できなくなってしまったというのも一つの限界サインです。
ストレスが大きく気持ちに余裕がなくなると、楽しいなんて思えることはなくなり、目標も持てなくなってしまいます。
また楽しさを感じることができないことがより一層のストレスを生んでしまうので、注意しなくてはなりません。
仕事のことが頭から離れない
帰ってきてからも休日も仕事のことが頭から離れなくなってしまっているのは、仕事に追い詰められているからかもしれません。
そしてそうなると何をしていてもリラックスすることができなくなり、より一層精神的に負担がかかってしまいます。
休みの日に何もする気にならない
あなたは休みの日をどのように過ごしていますか?
もし何もやる気にならず、ただ寝て過ごすだけになってしまっているなら危険。
何もやる気にならない、何のやる気も起きないというのは限界サインの一つです。
夜眠れない、常に睡眠不足
過剰なストレスは睡眠を妨げる要因の一つ。
その為、夜なかなか眠れなくなった、寝てはいるが常に睡眠不足を感じるというのも、仕事の限界サインの可能性があります。
あなたは夜しっかり眠ることができていますか?
常に体調が悪い
過剰なストレスは肩こり、頭痛、吐き気やだるさといった形で体調面にも表れてきます。
もちろん他の病気の可能性もありますから病院に行ってみることをおすすめしますが、原因不明で慢性化しているならストレス大きすぎるという可能性も疑ってください。
辞める判断が必要な時もある
もし仕事で限界を感じているなら、そのままにしていてはいけません。
有給休暇を使ってしっかり体や心を休ませたり、上司や先輩に限界であることを知ってもらい根本的な原因を無くすようにする必要があります。
またもし今の仕事を続ける限り解決しようがないなら、時には辞めるという判断をする必要もでてきます。
体が一番大切です。それを犠牲にする働き方を続けているのであれば、無理してそれを続けることは決して良いことではないのです。