昔は、父親が働き、母親は専業主婦として家事や子育てに専念するといった家族の形がありましたが、最近は女性の社会進出や平均年収の低下により、夫婦共働きが増えています。
あなたの周りでも、夫婦ともに働いているという家庭が多いのではないでしょうか。
たとえ、どちらも正社員でなくもパート等も含めると、むしろ純粋な専業主婦の方は少ないように感じます。
そうなると、家族にとっては父親一人の年収よりも、世帯年収が重要となってきます。
そこで、今回は平均世帯年収や、世帯年収の分布を紹介していきましょう。
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平均世帯年収。理想と現実は違う。
世間の世帯年収はどの程度なのでしょうか。平均世帯年収を紹介します。
平均世帯年収
厚生労働省が、国民生活基礎調査で、平均世帯年収を調査しています。この調査結果を紹介していきます。
全世帯の平均世帯年収
全世帯の平均世帯年収は528.9万円となっています。
この数字を見て多いと思いますか?少ないと思いますか?
おそらく多いと思う人が、多いのではないでしょうか。
なぜなら、この数字はあくまで平均値であり、一部の平均世帯年収の高い人たちがこの数字を押し上げてしまっているからです。
世帯年収の分布についてはまた下記で紹介します。
さて、この平均世帯年収ですが、なんと10年前は580.4万円。およそ51.1万円も減っているのです。
高齢化社会などにより、将来の不安なども増えている中でこの数字はなかなか厳しいですね。
高齢者世帯の平均世帯年収
高齢者世帯の平均世帯年収は300.5千円。全体に比べるともちろん低い数字にはなっています。
こちらの10年前は296.1万円。途中で増えたり、減ったりはしてますが、10年前に比べれば4.4万円の増加となっています。
児童のいる世帯の平均世帯年収
児童のいる世帯の平均世帯年収は696.3万円。現在、また将来的にも最もお金のかかる世帯ですので、平均世帯年収も最も高い数字となっています。
こちらの10年前は714.9万円。18.6万円の減少となっています。児童手当などもできましたが、やはり厳しい結果となっています。
世帯年収の理想と現実
あなたはどの程度の、世帯年収を望んでいますか?ある調査によれば、およそ3割の人が1000万以上を望んでいるという結果になっています。
生活費や子供の学費、老後の貯蓄などお金は色々と必要ですからね。
ただ、現実はそうもいきません。
児童のいる世帯の平均世帯年収は693.3万円と、1000万円には300万円以上足りていないのが現実です。
理想の世帯年収を得るには、日本の平均年収から考えても夫婦揃って、それなりに高年収を得ることのできる会社で正社員として働く必要がありますね。
こういった、理想と現実のギャップが少子化にもつながっているのではないでしょうか。
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世帯年収の分布、中央値
世帯年収の分布を紹介していきましょう。あなたの世帯はどの位置にいますか?
世帯年収の分布
世帯年収の分布は以下の通りです。
- 100万円未満…6.6%
- 100~200万円…13.9%
- 200~300万円…14.3%
- 300~400万円…13.4%
- 400~500万円…10.1%
- 500~600万円…8.5%
- 600~700万円…6.9%
- 700~800万円…6.4%
- 800~900万円…5.0%
- 900~1000万円…3.7%
- 1000万円以上…11.3%
この分布をみるとわかるとおり理想だった年収1000万円以上は11.3%にとどまっており、
最も多いのは200万円~300万円という結果になっています。
世帯年収の中央値
分布では最も多いのは200万円~300万円でした。
一方で、平均世帯年収は528.9万円となっています。
これは分布からもわかるとおり、割合が少なくても1000万円以上の人が平均をおしあげている為です。
ですので、高すぎると感じる人が多いはずです。
むしろ参考になるのは、中央値です。中央値は所得を低いものから高いものへと順に並べて、真ん中に位置する人の値です。
その世帯年収の中央値は415万円となっています。
平均世帯年収と比べて100万円以上低い値となっています。あなたの世帯はどうですか?
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生活が苦しいと思っている人は6割超え!
あなたは今の世帯年収で、満足する生活を送ることができているでしょうか。
実は生活が苦しいと感じている人は60%以上もいるのです!
以下が調査の結果です。
生活が苦しいと思っている世帯の割合
- 全世帯・・・62.4%
- 高齢者世帯・・・58.8%
- 児童のいる世帯・・・67.4%
児童のいる世帯は、平均世帯年収も高いですが、その分お金はかかる為、最も割合が高くなんと3分の2以上の世帯が生活が苦しいと感じているのが現状です。
10年前は生活が苦しいと思っている人が55.8%となっており、平均世帯年収が減っている点と連動していることがわかります。
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世帯年収を増やすために
平均世帯年収や、分布を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。多くの人が、生活が苦しいと感じていることがわかりました。
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