ホワイト中小企業の転職採用事例。倍率や選考期間、選考方法や選び方。

転職について大企業に関する情報は豊富であるものの、中小企業に関する情報はそう多くはありません。

しかし、企業数にして99.7%、従業員数にして70%以上を占める中小企業ですから、もっと知りたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は中小企業の転職採用事例として、とあるホワイト企業で話を聞いてきたので紹介します。あくまで一例ではありますが、参考にしてみて下さい。

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中小企業でもホワイト企業となると転職難易度は高い?

大企業に比べて中小企業の転職難易度は確かに低いです。

待遇や安定度はやはり大企業の方が優れているし、そもそも知名度が低いので人も集まりにくい部分があります。

しかし、だからと言って簡単かと言うとそういうわけではありません。

待遇が悪かったり、ブラックな中小企業であればまた別ですが、それなりに待遇が良く、労働環境も良いホワイトな中小企業の場合、想像以上に倍率が高いのが現実です。

今は人手不足が顕著で企業も中々人が集まらなくて困っていると言われてはいますが、ホワイト企業に関してはそこまでではなく、もしあなたがホワイト企業で働きたいならかなり気合を入れて転職活動を進めていく必要があるでしょう。

リアルなホワイト中小企業の採用事例

では、実際に中小ホワイト企業の採用事例を紹介します。

紹介する中小企業について

中小企業といってもピンキリで、かなり従業員数や売り上げの多い中小企業もありますし、従業員が数人しかいない零細企業もあります。

そんな中で今回紹介するのは社員10人の、零細企業と言っていいかなり小さなIT関係の会社。

設立から数年しかたっていなく、事業も企業向け。知名度としては全くないという、採用する上ではかなり不利な状況である会社です。

ただこの会社の良い点は労働条件が優れているところ。

年間休日は120日以上で、有給休暇は100%取得、残業もほとんどありません(月多くても5時間まで)。

労働環境を含めてホワイト企業と言って全く差し支えはなく、当然それを売りに採用活動を行っていました。

採用内容

今回採用を行ったのは正社員2人、契約社員2人。未経験可のエンジニアです。

経験者であるにこしたことはないのですが、零細企業と言う立場で経験者に絞っては人が集まらない点や、経験よりも人間性や地頭の良さを重視したいという目的から今回は「未経験者歓迎」という形での募集となりました。

給料は未経験者ですから当然高くはなく大卒初任給程度。

ただし先ほど述べているように年間休日120日以上、残業ほぼなしということを売りに募集活動を始めました。

倍率

求人募集は大手転職サイトを利用。ひとまず4週間掲載しました。

その結果、応募数は正社員2人の枠に対して94人、契約社員2人に対して60人。

倍率で考えると正社員が46倍、契約社員が30倍という非常に高い倍率になりました。

いくら知名度が低くても、それなりに条件を整えてあげればかなり倍率は高くなるのだなと実感した部分です。

選考方法

選考方法は書類選考と面接1回。

面接回数を1回にするか2回にするか迷いましたが、これだけの人数が集まるとは思ってなく1回にしたところ、後悔しました。

ちなみに書類選考に通過したのは正社員で94人中30人(通過率32%)、契約社員が60人中15人(通過率25%)。

面接が正社員で30人中3人(通過率10%、※当初予定より一人増やして採用)、契約社員が15人中2人(通過率13%)

中々の狭き門です。

選考期間

応募から内定を出すまでにかかった期間はおよそ4週間。

書類選考を開始して結果をだすまで2週間、面接を行い結果をだすまで2週間。

そこそこ長い期間をかけています。

1人あたり採用するかどうかを考えるのにこれだけの時間が必要だったわけではありません。

ただ4週間という掲載期間があるにも関わらず先に出した人を採用してしまうのは機会損失になってしまう為、できるだけ多くの応募者から優秀な人を考え、可能な限りで長くしたようです。もちろん応募者には了承の上で。

応募した立場からすると書類選考にしろ面接にしろ、中々結果がでないとついダメなんだと思ってしまいがち。

ただ企業の意図によっては、そうとも限りません。

採用時の選び方、重視した点

ではこの会社では採用時、どのように選び、どういった点を重視したのでしょうか。

資格、経験の有無

資格はないよりはあった方が安心できるので良いのですが、そこまでプラスになる材料ではありません。同じような人がいて選べない時に判断するくらいのものです。

実際、仕事をする上で役立ちそうな資格を持っていた人もそれなりにいましたが、実際に採用させていただいた人のうち資格を持っているのは1人です。

ただ経験はあった方が良いです。かなりプラスにはなります。

未経験者歓迎としてはいましたが、経験者で即戦力になってくれるうに越したことはありませんでしたからね。

ただあくまで選考基準の一つです。

書類選考の時はかなり優遇したものの、面接時は人間性の部分を重視したので、それなりにいた経験者のうち実際に採用した人は今回はいませんでした。

学歴

学歴はそれなりに重視した点です。

ただ高卒、専門卒、大卒という大きなくくりで見たわけではなく、どういった学校を出ていたかという点を基準にしました。

もちろん学校のレベルでその人の全てがわかるとは思っていません。たとえば中卒であっても地頭が良い人はいくらでもいます。

しかし、1回の書類選考と1回の面接でそれを図るのは不可能である為、学歴に頼るしかなかったというのが正直なところです。

職歴

職歴についても、かなり重視する点の一つではありました。

一つの会社での勤続年数は長い方がやっぱり信頼はできるし、仕事内容もできることなら近いほうが安心はできる。

採用を行う上でリスクを下げることはどうしても必要なこと。

実際どういった理由で転職回数が多くなったのか、どういった理由で短期離職をしたのか、正直なところはわかりません。

もしかしたら本当にものすごく納得できる理由の場合だってあるでしょう。

ただそれら全てを履歴書から読み取ることはできません。

選考する手段、期間が限られ、極力リスクを下げて採用を行おうと思ったら、どうしてもこの職歴の部分は無視することができない部分でありました。

面接

これまで紹介したのはほぼ書類選考時に重視した点です。

そして最終的に選考すうる上で重視したのは面接。その為、時間が許す限りできる限り多くの人を面接しました。

コミュニケーション力、前職の退職理由、仕事に対する熱意、志望動機、当社の人材としての適性など、履歴書や職務経歴書ではわからない部分がよく見えてきます。

書類選考ではこの人は優秀だと思っていても、実際会ってみるとあんまりといったパターンもありましたし、書類選考時はパッとしていなかったが実際に会ってみると目をみはるほど優秀な人もいました。

面接にはぜひ力をいれるべきです。会って直接話すことの重大さは、おそらく転職希望者が思っている以上に採用側は強く感じています。

転職希望者へのアドバイス

転職を行う上でまず大事なのは、企業が採用をターゲット層として考えているところを受けることです。

少しでもかすっていればチャンスはありますが、見当違いのところを受けてしまうといくら経験等が整っていたとしても書類選考にすら通りません。

求人についてみれば、その企業がどういった人材を求めているかある程度はわかるはず。よく読んでください。

また転職エージェントを使うというのは有効です。最初からチャンスがある会社を紹介してくれるので、内定ができるかはわかりませんが、少なくともノーチャンスのところに受けて無駄な労力、時間をかけることはなくなります。

そしてもう一つが面接にとにかく力をいれること。

書類選考を通過した時点で受かるチャンスは既にあります。逆転できるとは限りませんが、少なくともチャンスはあるのです。

よく対策をして、よく練習をして望みましょう。

思った以上に、採用側は色んなことを見抜くことができます。熱意がないなというのも簡単にわかります。

実際、面接を行うにあたり手を抜いている人が非常に多かったです。

ろくに自社について知らない、事業内容すら知らない人も多かったですし、ろくに自己アピールをできない人も多かった。

べつに突拍子もない質問を投げかけたわけではありません。面接で聞かれることとしてよくあるものを質問しただけです。

しかしそれでもまともに答えることができない人が多かったです。

最後に

中小企業と言えども倍率が高い会社はやっぱり倍率は高く、難易度は決して低くはありません。

特にホワイト企業であればその傾向は強いです。

ただ倍率は高くても、そこまで転職に対して対策を打っている人がいないというのも一つの特徴。

だからこそ、採用試験を勝ち抜くチャンスはあると感じます。

もしあなたが中々転職活動が上手くいかず悩んでいるならば、一度本当に真剣に取り組んだか、手を抜かなかったかを振り返ってみて下さい。

おすすめ転職サービス

最後にいくつかおすすめの転職サービスを紹介します。

転職サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. doda
  2. リクルートエージェント
  3. ミイダス

まずdodaですが利用は完全無料、登録には公式HPからオレンジ色の「会員登録をする」をクリックした後、必須となっているピンク色の項目を埋めていくだけで履歴書や職歴書の登録もないので5分もかからず終わります。

住所も都道府県のみを入れるだけでOK、業種や職種なども大体あってそうなもので問題ありません。

dodaは求人検索や診断テストの利用、プロによる転職サポートなど転職に必要な機能が揃っている満足度No.1の転職サービスであり、登録すると全国各地の転職フェアや転職セミナーへの参加も可能になります。

転職サービスとしては日本最大級で求人数は10万件以上、全国に拠点があり経験者から未経験者まで若手からミドル層まで誰でも利用できます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より8万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている為、優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

大手なだけあって dodaは対策のテクニックの質も高く、求人数も十分。転職を強制されることもありませんので、どうせ無料と思って使ってみてください。

もちろん面談等はせずに転職サイトのみの利用も可能です。

■公式サイト:doda

次にリクルートエージェント

転職エージェントと言えばこのリクルートエージェントdodaが強く、求人数や実績が飛びぬけています。

非公開求人数は10万件以上。成功実績はNo.1

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

dodaリクルートエージェントでそれぞれ独占求人があるので、まずはこの2つを使って良い方を選ぶというやり方がおすすめです。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

■公式サイト:リクルートエージェント

もう一つ、さくっと登録しておきたいのがミイダス

オファーを待つタイプの、dodaを運営しているパーソルキャリアから分社化した会社が運営している転職サイトです。

ここは最初に登録して後は待つだけ、基本放置でOKという手軽さ。

それだけで好条件の会社から面接確約のオファーを貰える可能性があります。

また登録時に年齢、職歴、学歴などから想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができるといった点もかなり良いポイントです。

■公式サイト:ミイダス

20代にはハタラクティブもおすすめ。

第二新卒や既卒者などが対象となっていて、学歴や社会人経験を問われない若手向けの転職サービスとして最大手です。

未経験者の転職に関して強く、内定率は80%超えと高い数字、サポート体制の評判も良好なのでまずは相談だけしてみるだけでも価値はあるでしょう。

ただ求人は関東が主。他の地域ならdodaなど全国対応している大手を利用しましょう。

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大手では他にも、独占求人が豊富で年収アップに強みのあるtype転職エージェント、高年収案件を多数扱っているミドル向け転職エージェントのJAC Recruitmentなどがありますから、色々使ってみるといいでしょう。

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