非常にやりがいのある教師としての仕事、働き出した頃は期待や希望を胸に膨らませていたかもしれません。
しかし現実は甘くなく、やりがいはあるかもしれませんが、色々な仕事の中でもかなり大変な部類に入る仕事であり、悩んでいる人も少なくありません。
そこで今回は、教師を辞めたいと思う理由や教師からの転職について紹介していきます。
目次
教師は辛い仕事、辞めたいと思っている人もかなり多い
教師はやりがいはあるけれど非常に辛い仕事であり、辞めたいと思ってしまっている人は少なくありません。
実際、教師の離職率は非常に高くなんと約半分が3年以内に辞めてしまっています。
教師になる為に受ける教員採用試験は簡単なものではありません。かなり努力してなんとかなることができたという人も多いでしょう。
にも関わらず3年以内に半分が辞めてしまうのです。
小学、中学、高校別の教師を辞めたい理由
教師を辞めたいと思ってしまう理由にはいくつかあり、小学校、中学校、高校によっても様々な理由が考えられます。
実際これらの理由から、うつ病などの精神疾患にかかってしまう人は少なくありません。
まずは、その理由について紹介していきましょう。
共通の理由
まずは小学校、中学校、高校教師に共通した辞めたいと思う理由です。
職場の人間関係
民間企業においても、人間関係は仕事を辞めたいと思う理由で常に上位に入っていますが、それは教師も例外ではありません。
教師同士でのいじめも多く、足の引っ張り合いもしばしばなんてことはよくあることみたいです。
妬みやひがみも生まれやすく、職員室の雰囲気が悪すぎる学校も少なくありません。
ストレスの溜まりやすい仕事であるが故、そんな風になってしまうのかもしれませんね。
責任の重さ
教師という仕事は、色々とある仕事の中でも責任の重い仕事であるといえるでしょう。
しっかり教育してあげなくてはいけない、怪我をさせないようにしなくてはいけない、問題を起こさせないようにしないといけないといったこともありますし、自分自身教師として普段から世間の目も気にして行かなくてはならない仕事です。
長すぎる労働時間
教師は、授業が終わった後にも色々とやらなくてはいけないことも多く、非常に長い時間労働しなくてはなりません。
大きなテストがあったり、部活等があれば休日出勤も強いられます。
計算してみると残業時間が100時間を超えている人も少なくはないでしょう。
民間企業で言えば残業が100時間もあればかなりブラック企業に近いです。ただ教師はそれが当たり前になってしまっている場合も多いです。
労働に見合わない給料
教師の場合、残業代という考えはなく、どれだけ労働時間が長くなっても4%の調整額があるだけです。
その調整額は残業時間で考えてみると1日30分にも満たない金額です。
また、部活で休日出勤する場合に貰える手当はたったの3000円程度となっており、こちらも労働時間から考えたら全然割にあいません。
仕事の内容、労働時間から考えると決して見合った給料になっているとは言えないでしょう。
生徒とのトラブル
教師が苦しむ人間関係は同僚の教師だけではなく、当然生徒との人間関係もあります。
生徒と上手くやるのはやはり難しいことであり、なかなか上手くいかずに悩んでいる人も多いでしょう。
子供は残酷です。限度も知りません。その結果、非常に辛い目にあうことも多いのが教師という仕事です。
小学校教師の場合
では、ここからは各学校別で多い悩みについて紹介していきます。
学級崩壊
小学校でよく問題になるのが学校崩壊です。
授業をしようとしても全く聞かない、私語が多い、歩き回るなど、全然授業ができる環境ではない状態になってしまうということが多々あります。
中には、教師に対して平気で暴力を振るってくる生徒もいます。
女性の教師の人にとっては生徒が怖いと思う人も少なくはないでしょう。小学校高学年ともなると、体の大きい生徒だと力も強く、加減を知らない分、大けがをしてしまう可能性もあるのですから。
モンスターペアレンツ
もう一つ小学校教師の多くが悩んでいるのがモンスターペアレンツの存在です。
学校や教師に対して、めちゃくちゃな要求をしてきたり、クレームを言ってくる保護者も数多くいて、対応に苦慮している人は少なくないでしょう。
中学校教師の場合
では次に中学校教師が辞めたいと思う理由について紹介します。
部活の顧問
まず一つ目が部活の顧問をさせられるということ。
その部活に関して経験があろうがなかろうが関係なく、何らかの部活の顧問につかされます。
そして、授業が終わった後、休日にも部活の為に仕事をしなくてはなりません。
顧問となる部活によっては、ほとんど休みがないなんて人も少なくはないでしょう。
指導の難しさ
公立中学の場合、生徒間での格差がかなりある為、指導が難しいということに悩む人も多いです。
小学校とは違い、受験する生徒がほとんどなわけですからしっかり指導しなくてはなりませんが、一方を重視すると一方が疎かになってしまいます。
ただ黙々と教科書にそってやるのであればいいですが、真面目に考えれば考えるほど悩むようになってしまいます。
高校教師の場合
では次に高校教師の場合について紹介します。
部活の顧問
高校においても、部活の顧問を担当させられるというのが辛いと感じている人が多いです。
休みもない、手当もたいして貰えない為、不満を感じている人は少なくありません。
生徒との年齢が近い
高校教師の場合、教師なりたてだとと生徒との年齢が近い為、生徒と仲良くなれる可能性が高い一方で、舐められる可能性も高くなります。
その為、何を言っても聞いてくれなかったり、無視をされたりなんてこともあります。
また、高校ともなれば、体格的に男性教師であっても生徒を押さえつけることができない生徒も数多くいます。暴力を振るわれて怪我をおってしまう可能性も必然的に高くなってしまいます。
教師から他職種にも十分に転職できる!転職を成功させる為にやるべきことをやろう
教師というのは非常に厳しい仕事です。ただやりがいは非常にある仕事である為、厳しい労働環境であっても楽しく仕事であるならばいいでしょう。
ただ、教師は自分に合わない、教師を辞めたいと考えているならばできるだけ早く他職種へ転職することをおすすめします。
教師であっても、他業種、他職種へ転職することも可能です。
ただ、やはり特殊な仕事ですから他の民間企業で勤めていた人から比べるとどうしても難易度が上がってしまいます。
だからこそ、できるだけ早いうちに、年齢が低いうちに転職しなくてはなりません。
では、いくつか転職に向けて行うべきことを紹介しましょう。
自分ができること、得意なことを整理
まずは、これまで教師として何ができるようになったのか、そして自分は何が得意なのかを整理することから始めましょう。
特に、これから民間企業で働こうとしているわけですから、民間企業で働くことを意識して考えなくてはなりません。
教師という仕事は単に教えるという仕事だけではなく、多岐にわたる仕事を行っているはずです。
その中で、できるようになったことは必ずあるはずです。
転職可能な職種をよく調べる
もし新卒から教師になってから3年以内であれば第二新卒として、あらゆる職種に転職することが可能となります。
ただ、年齢が高くなってくるにつれて職種は限られています。ただ、まったくないなんてことはありません。
まずは、自分ならどういった職種につくことができるのかを調べ、その時にまた本当に転職すべきかを考えてみましょう。
転職可能な職種は転職エージェントに相談すればわかります。思ったよりも多くの職種に可能性があるかもしれません。
民間企業での働き方を知っておく
これまで教師として働いてきた人は、どうしても民間企業で求められる能力はなんなのかということがわかりません。
民間企業の目的はあくまで利益をだすことであり、教師とは違います。
ですから、あらかじめ民間企業ではどういった働き方をするのか、働く上でどういった考え方が必要かについて理解しておきましょう。
これがわかっていないと転職活動の面接時に考え方をわかっていないと落とされてしまったり、万が一内定しても転職後にあまりの違いに衝撃をうけてしまうことになります。
しっかりスケジュールを立てよう
教師の場合、どういったスケジュールで転職するかというのは非常に大切なことです。
できるだけ迷惑をかけたくないのであれば、年度の終わりか学期の終わりがいいでしょう。ただそんなことは無視しても良いという人もいるでしょう。
転職活動の期間は2ヶ月から3ヵ月程度かかり、面接は基本的に平日に行われる為、仕事を休む必要がでてきます。
そういったことを考え、スケジュールを立てるようにしてください。
転職に関する悩みは一人で抱え込まないこと
転職において最も重要なことは、転職に関する悩みを一人で抱え込まないことです。
一人で悩み続けてもなかなか解決には至らず、苦しむだけです。
家族や友人に相談したり、転職活動に関することならば転職エージェントに相談するようにしましょう。
上手く転職活動を進める上でも転職サイトや転職エージェントの利用は必須であると考えてください。
転職サイトは求人を探すだけではなく、自分の強みや市場価値の診断ができたり、スカウトサービスを使えば好条件の非公開求人からオファーを貰うことができたり、場合によっては書類選考や1次面接が免除となる場合もあります。
また、転職エージェントではキャリアの相談にのってくれたり、履歴書の作成補助、面接の練習といったものをしてくれますし、何より自分に合った仕事、自分が希望している仕事を多数紹介してくれます。
転職エージェントとの面談は土日でも可能である為、働きながら転職活動を進める場合であっても柔軟に対応してくれますので、積極的に利用してみてください。