いつかは転職したい。機会があれば、タイミングが来たら転職するつもりだ。
そんなことを考えていてはただ無駄に時間が過ぎていってしまうだけ。
望んでいるような転職なんてできず、気が付いたら年齢も高くなって転職できなくなるか、ぎりぎりになってしまって理想とはかけ離れた仕事に転職せざるを得なくなる可能性が高いです。
もしもあなたが今の仕事に不満を持って転職したいと思ってるのであれは、待つのではなく自発的にアクションをとらなくてはいけません。
目次
転職にタイミングや機会は重要ではない
転職に向けた自分なりのプランを持っているのであれば、今すぐ転職した方がいいということもありません。
ただそのプランも持たず、いずれタイミングが来れば、いい機会があればなんてただ考えているだけでは転職なんてまずできません。
そもそも転職にタイミングや機会なんてそれほど重要なものではありません。
待ったから良い転職ができるというものでもないし、そもそも機会なんて何も動かなければほとんどの人にはやってこないもの。
しいて言うなら年齢の方が重要で、ただ年齢が上がるのを待つくらいならさっさと今動き出した方がよっぽど良い転職をできる可能性は高いでしょう。
ただ目的を待つというのは、ただそれだけでチャンスを失っているだけに過ぎないのです。
待っていればいつか転職できるなんて妄想
世の中には、特に自分から動かなくてもヘッドハンティングや引き抜きをされてかなり良い条件での転職を成功させる人もいます。
ただ待っているだけでその機会に恵まれる人がいるのは事実です。
ただそんな人は本当にごく少数。優秀で実績があり、かつ人脈もある上で運が良ければされる若干可能性があるというだけです。
ほとんどの人はそんな機会に恵まれません。
待っていても何も起きず、ただ時間ばかり過ぎてしまうだけです。
結局のところ、ほとんどの人は転職しようと思ったら自分で転職活動を始めて書類選考に応募して面接を通過して内定を貰う。これしか方法はないのです。
転職の機会を待ち続けた結果はどうなる?
いつかは転職したい。そう考えながら、特に自分からは動かずに過ごしていた人はこの先どうなると思いますか?
ほとんどの人は転職できずに同じ会社で働き続けることになります。
ただまだそれならまし。中にはどうしても辞めざるを得なくなってからようやく動き出した結果、理想とは程遠いどころか前職よりも条件が下がる会社に妥協して転職せざるを得なくなるという人もいます。
そしてその時になって、さっさと転職しておけば良かったという気持ちになっているのです。
事実、30代にとった「20代にやっておけば良かったこと」というアンケートでは「転職しておけば良かった」というものが上位に来ています。
絶対とは言いませんし、中高年であってもこれまでの経験や実績を元にキャリアアップ転職を成功させる人もいます。
ただ転職のしやすさや選ぶ幅等を考えれば、30代よりも20代、40代よりも30代の方が有利。
ただ機会を待つというのは、あなたが思っている以上にリスクが高いことなのです。
転職は一回きりという考えは間違い
確かに転職に対して慎重になる気持ちはわかります。
失敗することを避けたいのは当たり前。成功するにしても最大限ベストな形にしたいですよね。
だからこそもう少しスキルを身につけてからだとか、もう少し経験を積んでからなんて考えてしまうんだと思います。
その方がより良い会社に転職できそうですからね。
ただ実際はもしスキルや経験が身についたとしても、その分年齢は高くなり、転職時に求められるものが高くなるだけ。
今後数年で他の人の何倍も早く成長して行くことができるならいいかもしれませんが、ただ普通に過ごすだけなら全く有利にならないのです。
そもそもベストな形というのはいつまでたってもわからないもの。今はまだ早いと思っている人は、おそらく1年たっても3年たってもまだ早いと思っているだけです。
だからこそいつか転職したいと思っているなら思い切って転職活動くらいはしてみなくてはなりません。
もしそこで良い会社が見つかれば転職してしまうことができるし、納得行く会社が見つからないなら足りなかったものが何かを考えて身につけて再チャレンジすればいい。
ようやくそこで今転職することがどうなのかがわかるのです。
そもそも転職は1回きりにしなくてはいけないなんて考えていませんか?
確かに短期離職をしたり、何度も何度も転職を繰り返すことは避けなくてはなりません。
ただ2回、3回くらいなら大丈夫。だからこそ1回目の転職は長い会社生活の1ステップとして思い切ったチャレンジをして良いんです。
良い転職をしたいなら自主的に動くべき
何はともあれ、もしこの先良い転職をする為には自主的に動くしかありません。
いつかなんとかなると待っていても何も変わらないし、あの時転職をしておけば良かったと振り返っても何も変わりません。
あなた自身が何も行動を起こさなければ、この先今の会社で辞めたい、転職したいと愚痴りながらずるずる働き続けるだけです。
そうなりたくないなら、もう待つのは止めて自分から行動を起こすと言うことに重点を置くようにしてください。
転職するなら転職エージェント
もし転職活動を始めるならば転職エージェントを利用することをおすすめします。
というかこれを使わないと、応募できる求人が極端に少なくなってしまう為、良い転職をできる可能性が低くなってしまいます。
転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。
- リクルートエージェント
- マイナビエージェント
- doda
- マイナビジョブ20s
リクルートエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・より多くの求人を紹介してもらいたい方 ・年収や入社日などの交渉を任せたい方 ・年収UPを実現したい方 |
転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。
公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。
キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。
待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。
もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。
求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。
とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。
マイナビエージェント
対象の年代 | 20代~30代 |
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どんな人に向いている? | ・若年層の方 ・関東、関西で仕事を探している方 ・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方 ・フリーター→正社員を目指したい方 |
新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。
求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。
求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。
年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。
doda
対象の年代 | 25歳~34歳 |
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どんな人に向いている? | ・特に技術職、営業職を希望の方 |
dodaはリクルートエージェントに次いで求人数が多い転職エージェントです。
リクルートエージェントやマイナビエージェントは、転職活動を行う際、必ずエージェントのサポートを受けながら進めることになりますが、dodaではサポートが要らなければ受けないということも可能です。
エージェントを利用したからといって転職を強要されることはありません。しかし、すぐに転職する気がない方にとっては利用しづらいかもしれません。
その代わり、非公開求人を受けることができなくなりますが、「今すぐ転職したいわけではない」「いい求人があれば転職したい」などエージェントからのサポートを受けづらいと考えている方にとってはメリットがあります。
マイナビジョブ20s
対象の年代 | 20代 |
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どんな人に向いている? | ・20代の方 |
マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。
一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。
扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。
転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。