転職回数が多いと、採用時に不利に働いてしまい、なかなか受からなくなってしまう。
そんなことがあります。転職したものの、結局あまり変わらなかったなんてことになった場合、無駄に転職回数を増やすことになってしまうと、より良くなるどころか、悪い方向に働くだけになってしまいます。
そういったことから、転職での失敗が気になり、なかなか転職に踏み切れないという人もいるのではないでしょうか。
では、転職回数は何回まで許されるのでしょうか。
今回は、転職回数は何回まで気にしなくてよくて、何回から気にしたほうがいいかを紹介します。
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転職回数は何回から不利になる?
転職回数が多いとなぜ不利になるのでしょうか。またて転職回数が何回以上だと多いと思われ、不利に働いてしまうのでしょうか。
転職回数が多いと不利になる理由
あなたが採用者の立場になって考えてみましょう。
もし、転職回数が0回の人と、転職回数が5回の人が面接を受けに来て、そのほかの点が全く同じ評価であった場合、どちらを選びますか?
当然、前者ですよね。
転職回数が多い人に対しては、採用してもまたすぐに辞めるかもしれないだとか、ころころ仕事を変えているから、スキルがしっかり身についていないと思ってしまいます。
社員の育成にもコストはかかるし、中途採用の場合、即戦力を望んでいるわけですからスキルは身につけていてほしいと思うので、転職回数が多いと、不利になることは当然です。
逆にいえば、転職回数が多くても、採用担当者に転職回数が多いことに対し、納得できる理由を言えればなんら問題はありません。
転職回数は何回まで?
では転職回数は何回まで不利になるのでしょうか。
リクナビNEXTが調査した結果によれば、企業側にとって気にしだす転職回数は以下の通り。
- 1回:8%
- 2回:8%
- 3回:36%
- 4回:12%
- 5回:16%
- 6回:4%
- 10回以上:3%
- 気にならない:11%
3回転職した経験があると気になるそうです。4回目の転職活動は心してかかる必要がありますね。
一方、1、2回であれば気になると答えている企業はごくわずか。
3回目の転職活動時までは気にしなくてよさそうです。
初めての転職は、失敗を気にする必要無し
上記の結果からわかるように、1回転職経験があったとしても、次の転職活動時に不利に働くことは少ないのです。
ですから、1回目の転職活動は、そういった心配をする必要がありません。
最悪失敗してももう一回チャレンジすればいいと思って、転職してみてもよさそうです。
もちろん一発で成功させるのがベストですが、怯えて転職できないなんてことは必要のないことです。
3回目の転職活動時にはかなり不利に働いてしまうので気にしたほうがよさそうです。
ただ、転職して1年以内でまた転職活動を始めてしまうと、転職回数が少なくても不利になることが多いみたいです。
ですから、転職後はまず2~3年程度は頑張ってみることも大事です。
2~3年頑張ってもやっぱりだめだと思ったら再度転職にチャレンジすればいいです。
転職回数がまだ少ないなら
1回目の転職なのに、どうしようかと悩んでいるくらいなら、転職活動をしてみるといいですよ。
不利益になることなんて何もありません。転職しようかどうしようかと悩み続けるほうがよっぽど無駄です。
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