保育士を転職するタイミングや辞める方法。退職時は出来るだけ円満に済ませよう。

保育士の仕事を続けるなかで、「もう辞めたい…」「他の保育園に転職しようかな…」などと考えている方は少なくないでしょう。

先生と呼ばれる立場であっても、仕事内容や待遇に不満を感じたり、結婚や親の介護などの理由があったりして、転職や退職を考えることは何も悪いことではありませんからね。

ただ、保育士を辞めるには何かと面倒なことも多いですよね。できればトラブルなく円満に辞めたいと思うと、タイミングや退職意思の伝え方など色々と気を使わなくてはなりません。

そこで今回は、保育士の転職に適切なタイミングや円満な辞め方について紹介します。転職や退職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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保育士の転職に最適な時期・タイミングは?

保育士の転職に最適な時期・タイミングは?

極端なことを言えば、いつ辞めようがいつ転職しようが特に問題はありません。

もちろん、契約時に雇用期間が定められている場合はその期間を守る必要がありますが、そうでない場合は「いつ退職しても良い」と民法第627条で定められています。

また、求人募集も1年中行われていますので、転職しようと思えばいつだって転職することができるのです。

ただ、やはり保育士の転職には良いタイミングというものがあります。一緒に確認していきましょう。

理想は年度末

保育士が転職する場合、理想は年度末の3月です。

担当するクラスや子ども達が年度の途中で入れ替わることはないので、その保育園で年度末まで働いてから辞めるのがベストでしょう。

保育士として年度いっぱいまできちんと働けば、他の保育士や子どもたち、保護者からの評判が下がることも少ないですし、転職をする際にも「責任感の強い保育士」として面接官にプラスの印象を与えられます。

また、年度末での転職であれば求人募集もかなり増えるので、転職先の選択肢が増えるというメリットもあります。

求人数は毎年1月から増え始め、2月~3月でピークを迎えますので、今よりももっと条件の良い職場で働きたい方にとっては、最適な転職時期は3月といえるでしょう。

大きな行事が終わった時

理想は年度末とはいえ、年に1回しか辞めるタイミングがないというのはちょっと少なすぎますよね。

もし年度末まではさすがに我慢できないという場合、次に転職するタイミングとしての候補となるのが運動会や発表会といった大きな行事が終わったタイミングです。

さすがにこれらの準備の途中でいきなり辞められてしまったら困りますが、終われば一応忙しい時期は過ぎているので、割と辞めやすいかと思います。

本当に続けるのが厳しいならいつ退職しても良い

理想は年度末や大きな行事が終わった後ですが、これらの時期以外に退職してはいけないわけではありません。

どうしても今の職場で働くのは無理、もう限界と感じているなら、保育園の状況よりも自分のことを優先に考えるべきで、いつ退職をしたって良いのです。

保育士といえども、退職・転職することは労働者側の自由ですので、周りにとやかく言われても気にする必要はありません。時には逃げることも必要ですからね。

もちろんその場合は謝罪の気持ちを誠実に伝え、自分のできる範囲で保育園側の提案を受け入れることは大切です。しかし、一番に守るべきは自分です。

万が一退職でトラブルが起きても辞めてしまえばそれでおしまい、必要以上に恐れを感じなくて良いのです。

保育士が円満退職するためのポイント

保育士が円満退職するためのポイント

続いて、保育士が円満退職するためのポイントを紹介します。

できるかぎりトラブルを起こすことなく、お互いが気持ち良い状態で転職するためにもぜひ参考にしてみてください。

2ヶ月以上前には退職の意思を伝え、退職届を提出する

一人の保育士が退職する場合、保育園側は急いで代わりの保育士を見つける必要があります。担任のいないクラスが出来てしまっては困りますからね。

とはいえ、代わりに働いてくれる保育士を探すのは簡単なことではありません。現在はかなりの保育士不足ですので、代役を探すのに結構な期間がかかってしまうのです。

そのため、円満退職を目指すのであれば、2ヶ月前くらいには退職意思を伝え、保育園に自分の代わりを探してもらう時間を与えることが必要になります。

代わりの保育士が見つかれば、他の保育士さんに負担をかけることも、園長先生に不満を抱かれることも少なくなりますので、できるだけ2か月以上前には伝えるようにしましょう。

もちろん、周りに与える影響なんて考える余裕がないほど辛いのであれば、即退職という手段をとってOKです。無理をする必要は一切ありません。

退職理由を正直に伝える必要はない

退職理由に関しては、正直に伝える必要はありません。下手に本当の理由を言ってしまえば、相手に不快感を与えてしまう可能性が高いですからね。

円満退職を目指すのであれば、方針が合わない、給料が低い、人間関係がうまくいっていないなど、今の職場への批判になるような発言は控えましょう。

なお、退職届に書く理由は「一身上の都合」で大丈夫です。

もし詳しく聞かれた場合は、「家庭の事情」や「健康上の理由」、「違う職種への転職」など、保育士として仕事を続けることができないと思わせる理由の方が何かと面倒なことが起こらないと思います。

他の園で保育士を続けると分かれば、引き止められたり、不快に思われる可能性が高まります。

引継ぎをきちんと行う

子どものこと、保護者のことなど、保育士をやっているあなただからこそ分かっていることがあると思います。そういったことは、きちんと次の人に引き継ぎましょう。

自分は辞めるからもう関係ないという態度をとるのではなく、次の人ができるだけスムーズに仕事を行えるように気を遣うことは、社会人として最低限のマナーです。

できるだけ詳細に書面に起こし、次の人に引き継ぐようにしてください。

また、引継ぎはできるだけ早めに行うようにしましょう。退職日が近づいてくると何かと忙しくなってきますから、まだ時間に余裕があるうちにやってしまった方が良いと思います。

周囲に退職を伝える際には感謝の言葉も添える

退職日が近づけば、園長などの上司だけではなく、同僚や保護者などにも徐々に退職報告をすることになります。

その際、一人ひとりに感謝の言葉も添えながら退職を伝えるようにしましょう。

退職を伝えたら嫌味っぽいことを言ってくることもあるかもしれませんが、それでもぐっと我慢です。

「今までお世話になりました。ありがとうございました。」

一言で良いので感謝の言葉を添えて報告をするだけで、周囲の反応は変わってくると思います。

園長が退職を引き止めてくる、そんな時は?

園長が退職を引き止めてくる、そんな時は?

多くの保育園では人材がギリギリ。しかも社会全体が保育士不足で、求人をかけても中々人が集まらない状態です。

求人を出すのだってお金や時間がかかりますから、経営的に余裕がない保育園を辞めようとした場合、退職を引き留められる可能性が極めて高いのです。

中には辞めたいと言っている保育士の話を一切受け入れず、何が何でも退職を認めない園長もいるくらいですからね。

そんな中で退職までこぎつけるのは大変なことですが、保育園側がやってくることに負けてはいけません。

園長の発言に惑わされない

退職の意思を伝えた際、園長先生はあなたを何とか引き止めようと色々なことを言ってくると思います。

時に感情的に、時に理屈っぽく、気持ちを変えさせるためにありとあらゆる言葉をかけてくることが予想されます。

ただ、退職の意思がしっかりと決まっているなら、これらの言葉に惑わされずにぶれない気持ちを持つようにしましょう。

少しでも弱みを見せたらそこに付け込まれます。退職は正当な権利であり、何も間違ったことはしていないと自信を持ってください。

退職する強い意思を示す

退職するか決めかねている、少し迷っているなんていう態度をとることは、園長に対して「どうぞ引き止めを行ってください」と言っているようなものです。

強い引き止めにあうのは、実は自分に原因がある場合も多いのです。

ですから退職を伝える際には、「もう退職することは確定事項であり、気持ちは一切揺るがない」ということをきちんと態度にだすようにしてください。

退職しようかと思っていますではなく、ハッキリと「〇月〇日を目途に退職させていただきます。」と伝えましょう。

最悪の場合は強制的に退職する

中にはどれだけ固い退職の意思を伝えても、無視をしてくる園長先生もいるかと思います。

ただ、退職するかどうかは労働者側の一存で決められるものであって、上司が拒否できることではありません。

あなたが辞めて迷惑をかけられた分損害賠償を請求する、なんて脅してくる園長先生もいるようですが、それは全くのデマですから安心してくださいね。

どうしても辞めさせてくれない場合は、以下の手順を追ってください。

  1. 退職届を内容証明郵便で送る
  2. 退職届に書いた日付が来たら保育園には行かない(契約終了となる)
  3. 給料未払い、退職金未払い等があれば法律違反だということを知らせる
  4. それでも支払いがなければ、労働基準監督署に相談する

さすがに1番の時点で引き止めてこなくなる場合がほとんどですが、退職届を届けた日から退職日までは大変な日が続くかもしれません。

ですので、退職届を郵送する日から退職日までは法律で最低限と定められた2週間にしておくのが良いと思います。有給休暇を使ってできる限り出勤回数を減らすという手段もアリですね。

ただ、あくまでこれは最終手段。何とか園長を説得して、退職にこぎつけることがベストだと思います。

保育士でも転職するのは自由

保育士でも転職するのは自由

保育士が転職をする場合、民間企業に勤めている方よりも何かと大変なことが多いと思います。「先生」という立場で担当のクラスを持っていれば、強い引き止めにあうことがほとんどですからね。

ただ、先生の前に一人の人間です。無理をしてまで働き続ける必要はありません。自分にとっての幸せは何なのかを考え、時には思い切った決断をすることも大切です。

現在、保育士は非常に転職がしやすい状況です。辛いと思いながら無理に働き続けるのではなく、もっと楽しく働ける環境を見つけましょう。

より良い職場を見つけるには転職エージェントを利用しよう

せっかく転職するなら、今より良い条件の職場で働きたいですよね。そこでおすすめなのが、保育士・幼稚園教諭向けの転職エージェントを利用して転職活動を進めることです。

エージェントを利用することで、保育園や幼稚園だけではなく、託児所や企業内保育などの非公開の求人を多く紹介してもらえるうえ、専任のアドバイザーが求人探しや面接、給料交渉などをサポートしてくれます。

加えて、職場の雰囲気など、一人で転職活動をするだけでは知ることができない情報も知ることができるので、使うのと使わないのでは大きく差が出るでしょう。

利用料はかかりませんので、ぜひ一度登録してみてください。