派遣社員と契約社員。有期雇用で働くならならどっちがいい?

派遣社員で働くのと契約社員で働くのではどちらが良いのだろうかと悩む人も多いのではないでしょうか。

派遣社員と契約社員は、同じ有期雇用であるものの働き方や待遇が大きく異なりなす。

そしてそれぞれにメリットやデメリットがあります。

本記事では様々な観点で、派遣社員と契約社員では何が違うのかを紹介しています。

これから仕事を探そうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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派遣社員と契約社員は似ているようで全く違う

無期雇用である正社員に対し、有期雇用である派遣社員や契約社員は非正規雇用としてひとくくりにされてしまいがち。

そして実際に派遣社員や契約社員ですら、それぞれの違いについてよく理解せずにただなんとなくで仕事を選んでしまっています。

しかし実際は両者に共通する点はそこまでは多くはなく、かなりの違いがあります。

あなたにとって、どちらが良いかはあなたが望むこと次第ですから、まずはその違いをしっかり理解しなくてはなりません。

派遣社員と契約社員の共通点

まずは派遣社員と契約社員の共通点から確認していきましょう。

有期雇用であること

まず一つ目の共通点は「有期雇用であること」です。

無期雇用の正社員と違い、だいたい3ヶ月から1年のあらかじめ決められた雇用期間に働くことが前提となります。

ただ双方共に契約期間が終わると働くことが絶対に終わるという訳ではありません。

使用者側と労働者側の双方が契約の延長を望んだ場合に限り、契約は更新されその後も働き続けることが可能となります。

休日

休日はどちらも働く会社次第です。

もし土日祝休みの会社で働くことになったら、その通り土日祝は休み。もし祝日に仕事がある会社なら派遣社員や契約社員でもその日は仕事です。

残業有無

派遣社員であっても契約社員であっても、最初に時間外労働が有るという契約を結んだら、多かれ少なかれ残業が発生する可能性があります。

残業時間は正社員に比べると少ない傾向にありますが、絶対に少ないという訳ではなく、派遣社員なのに残業45時間を超えた、契約社員なのに残業が45時間超えたという人もちらほらいます。

もしあなたが残業をしたくないと考えているなら、最初の仕事選びの時点でそういう会社を選ばなくてはなりません。

福利厚生

雇用保険、健康保険、厚生年金保険などの社会保険は法律で義務付けられている「法定福利」です。

派遣社員であろうが、契約社員であろうが、労働時間や労働日数が正社員の4分の3以上といった加入条件を満たしていれば加入できます。

一部、契約社員は社会保険に加入できないといった会社もありますが、これは法律違反。

フルタイムなのに社会保険に入ることができないなんてことはないので、加入してもらえない会社は避けるようにしてください。

有給休暇

有給休暇も労働者に対して義務付けられているものであり、派遣社員であろうと契約社員であろうと与えられます。

フルタイムで働く人の場合、最低でも入社から半年で10日付与され、そこから1年立つごとに再度付与されます(1年半で11日、2年半で12日)。

ただし上記の日数はあくまで最低日数であり、会社によってはもっと多くの日数を付与してくれたり、入社時点で法律上はまだ付与することが義務付けられないタイミングでも数日付与してくれる会社もあります。

派遣社員と契約社員の様々な違い

では次に、派遣社員と契約社員で異なる点について紹介していきます。

雇用先

契約社員の場合は実際に働く会社と雇用される会社は同一です。給料の支払い、社会保険の加入、有給休暇の付与も働く会社が行います。

一方で派遣社員の場合は実際に働く会社と、雇用される会社は異なり、雇用関係は派遣会社と結ぶことになります。

ですから、給料の支払いや社会保険の加入、有給休暇の付与等も雇用されている派遣会社が行うことになります。

派遣会社は大手さえ使えば、給料の未払いや社会保険の未加入といった問題はほとんど起きません。また実際に働いている会社でのトラブル(サービス残業、契約内容以外の業務など)について、担当者に相談できるというメリットがあります。

一方で契約社員の場合、大手企業であればそこまで心配はありませんが、中小企業や零細企業で働く場合だと社会保険に加入してもらえない、給料が遅れる、サービス残業を強いられるといった問題が少なからず起きる可能性があり、また愛誰もいない為、相談できる人がいません。

ですので、契約社員で働く場合にはより慎重な会社選びが必要となります。

働き始めやすさ

派遣社員は派遣会社に登録し、そこから仕事を紹介されて仕事が始まります。

一方で契約社員の場合は、自分で求人に応募、書類選考や面接を経て受かった場合に仕事が始まります。

働き始めやすさで言えば、派遣社員の方がハードルは低いと言えるでしょう。

契約社員の場合、人気のある企業・職種だと倍率が数十倍になることもありマスカラ、採用を勝ち取る為にはしっかりとした準備・対策が必要です。

給料面

派遣社員は基本的に時給制であり、時給はまちまちですが一般的には1,300円から1,500円の仕事が多いです。

一方で契約社員の場合は月給制であり、基本的には18から20万円の仕事が多いです。

月給20万円で1日8時間、年間稼働日数245日(年間休日120日)とした場合、時給を計算すると1,224円。

派遣社員の方が若干給料が高い傾向にあります。

しかしより良い待遇を目指せるのは契約社員。平均で見ると派遣社員に比べて少ないですが、会社によってはかなり高待遇の仕事(月給22万円から多いと25万円も)もあり、後述するボーナスを含めると年収では300万円から400万円を得ることもできます。

高待遇の求人は当然倍率が高いので簡単に採用される訳ではありませんが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

交通費支給

契約社員は交通費が別途支給となっている場合が多いです。

しかし派遣社員は交通費が支給されない場合が多々あります。

自宅から勤務地までの距離にもよりますが、月の給料から1万円程度は交通費で出てってしまうということがあるので注意が必要です。

ただし、最近は交通費別途支給としてくれる場合も多くなっています。

ボーナス

時給制の派遣社員は基本的にボーナスはありません。

一方で契約社員の場合は会社によってボーナスを支給してくれる会社もあります。

全ての会社が支給してくれる訳ではないので、仕事選びの際にはよく確認してください。

もし年2回、それぞれ1ヶ月分ずつのボーナスが出たと考えてみましょう。

月給20万円で1日8時間、年間稼働日数245日(年間休日120日)とした場合、ボーナスの2ヶ月分を考えると時給は1,429円まで上がることになります。

契約期間

派遣社員の契約期間は一般的に3ヶ月単位になる場合が多いです。長い会社だと6ヶ月という場合もあります。

一方で契約社員は派遣より長く、6ヶ月から1年単位になる場合が多いです。

双方更新してもらえるならばそれほど関係ないかもしれませんが、更新されることは保証されていません。

ですから、雇用の安心感でいうと1回の契約期間が長い契約社員の方が強いと言えるでしょう。

最大で働くことができる年数

派遣社員の場合、同じ職場で最大で働くことができる期間は最大3年と限られています。

いわゆる3年ルールというもので、派遣法によって義務付けられていることです。

その会社で直接雇用して貰えれば変わらず同じ職場で働くことができますが、実際はそんなことはほとんどなく、最大でも3年置きに様々な会社を転々とすることになります。

一方で契約社員には法律で義務付けられている最大年数はありません。

しかし、5年を超えて働いている契約社員は労働者側の希望によって有期雇用から無期雇用へと転換することができると労働契約法で定められています。

その為、結局はその制限に引っかからない5年以内に契約が終了してしまうということが多いです。

正社員登用の可能性

派遣社員が実際に働いている会社で直接雇用される可能性はかなり低いです。

またもし運よく直接雇用されたとしても、正社員ではなく契約社員としてになってしまうことも多々あります。

ただ、派遣の形態の中には直接雇用を前提として「紹介予定派遣」というものがあり、それであれば約半数が直接雇用、さらに直接雇用された人の約半数が正社員と、割と高い可能性があります。

しかし紹介予定派遣は通常の登録型派遣と違い、面接等をクリアした上で働くことができるものでありハードルは低くありません。

次に契約社員ですが、派遣社員よりは可能性として高いと言えるでしょう。最初から正社員にするつもりで、能力を見極める為にまずは契約社員で採用しているという会社もあります。

ただあくまで派遣社員に比べて高いというだけで、期待できるほどのものかと言うとそうではありません。

正社員登用ありとしながらも、実際は数十人に1人だったり、中には一切行なっていないという会社も多いです。

もしあなたがいつかは正社員にと考えているならば、派遣社員や契約社員から目指すのではなく、大変でも最初から正社員として採用してもらえる会社を目指すべきです。

契約満了後の対応

派遣社員は契約が満了すると、特に問題がなければ派遣会社がまた次の仕事を紹介してくれます。

ですので、またすぐに仕事にはつけるでしょう。

しかし不景気になると派遣の仕事自体がなくなる為、紹介できないと断られてしまう場合もあります。

一方で契約社員の場合はまた1から転職活動を行い、自力で仕事を見つける必要があります。

派遣社員と契約社員、どっちで働くのが良い?

働き始めるのが楽なのは派遣社員。一つの仕事が終わってもまた次の仕事を紹介して貰うことも可能です。

一方で契約社員は自ら求人を探し、応募し、内定してようやく働き始めることができます。

しかしより良い待遇を求める場合や1社でできるだけ長く働きたいと考えているのであれば、契約社員の方がおすすめです。

あなたが望んでいることに応じて、派遣社員で働くか契約社員で働くかを考えて見てください。