入社3年目の退職・転職で後悔することになる原因。成功率の高い第二新卒転職でなぜ失敗する?

近年非常に活発化している入社1年目から3年目を対象とした第二新卒転職。

人手不足の中での人材確保や、他社を経験した優秀な人材確保を目的に、多くの企業がこの採用に乗り出しています。

転職者にとってはまだ経験が浅くても転職がしやすい環境が整っているということで、たとえば誤ってブラック企業に入社してしまっても次が心配だからと無理に働く必要性がなくなっているという点で大きなメリットがあると言えるでしょう。

また第二新卒の良い点は転職後の満足度にもあります。

実際に第二新卒として転職した人のうち、転職に満足していると回答しているのは7割以上。他の年齢に比べて満足度は高く、非常に充実した転職をすることができる人が多いです。

しかしそんな第二新卒転職であっても、不満を感じる人、後悔を感じている人というのが決して少ないわけではありません。

中にはせっかく転職したのにまたすぐに転職を繰り返すことになってしまう人もいます。

ではなぜそういったことになってしまうのでしょうか。

今回は、第二新卒の中でも入社3年目というある程度社会人経験を積んだ人について後悔する原因を紹介して行くことにします。

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入社3年目での転職は確かにメリットが大きい

後悔する人もいるから転職はしない方が良いというのは間違いです。

確かに転職して後悔する人もいますが、それ以上に転職して良かったという人の方が多いからです。

転職しなければ悪くもなりませんが良くもなりません。何も変わらず、嫌々仕事を続けるだけです。

やはり転職でなければ得られないものもたくさんあります。

そして入社3年目という状況での転職には大きなメリットがあります。

  • まだ第二新卒として未経験職へ転職が容易
  • 2年以上仕事を続けてきたことが評価される
  • 2年で身につけたスキルや経験が武器になる
  • 今より大手の企業へも転職しやすい

参考:「社会人3年目で仕事を辞めたい人の為の転職を決断する方法や転職活動の進め方

例えばこういったことが挙げられます。

いざ4年目になると第二新卒として転職することができなくなり経験重視の転職が中心。
未経験で転職できる幅は一気に狭くなるとともに、それまで勤めていた会社の社格も見られるようになる為、たとえば中小企業から大企業への転職が絶対に不可能ではありませんが難易度が上がってしまいます。

もしあなたが現在社会人3年目という立場で、転職しようかどうか悩んでいるならば少なくとも転職活動は始めてみることをおすすめします。
もしここでやらなかったら、転職しなかったことに対して後悔することになりかねません。

入社3年目で退職・転職して後悔する人がいることも忘れてはいけない

ただこれだけメリットがあると言っても、転職が成功することは保証されていません。

そして前の会社を退職してしまったこと、今の会社に転職してしまったことに対して後悔する人は確実にいます。

全く見当違いの会社に転職してしまったり、あやまってブラック企業に転職してしまったり。

退職してから前の会社が良かったということに気づいたり、自分が恵まれていたことに気づいたり。

入社3年目でまだ経験も実績もなく辞めていった人間に対して出戻り転職を認める会社なんてほとんどなく、結局ただ後悔の念がいつまでも残ってしまうことになります。

そういった人が多いわけではありません。しかしこれから転職を考えているあなたが、その少数派に入ってしまう可能性は十分にあることは忘れてはいけません。

入社3年目での退職・転職で後悔する主な原因

では入社3年目で退職・転職をしたことで後悔することになる原因にはどういったものがあるのでしょうか。

それぞれの原因、そしてそうならない為にはどうすべきなのかを考えてみましょう。

急ぎすぎた転職活動

じっくり考えに考えて転職に踏み切った人がいる一方、勢い任せに急いで転職に踏み切ってしまう人もいます。

後悔することになる可能性が高いのは後者です。

特に入社3年目の人の場合、不満を積もり積もらせて限界に達し、いざ転職すると決めたらもうそこだけしか見えなくなり冷静さを失ってしまうも少なくないように感じます。

転職する際は冷静に、そして慎重にならなくてはいけません。

今の会社では何が不満なのか、どういった転職をして何を叶えたいのか。転職によってどういったデメリットが生じるのか。一旦踏みとどまってよく考えましょう。

そして実際に転職活動をしてみた結果、自分の望む転職ができない、今の会社と比較して良い会社に転職できないと判断したら、転職しないという決断をすることも大切です。

転職したいという気持ちに捉われすぎないでください。

会社・仕事に対する評価の誤り

2年も3年もたつと、自分が勤めている会社、自分が行っている仕事に対して良い部分はどんどん見えなくなってきます。

一方で不満は反対にどんどん増長されていきます。

その結果、客観的に見れば全然良い会社であるにも関わらず、良い会社ではないと転職に踏み切り、辞めた後になってようやく気付くのです。

良い部分はわからなくなる。悪い部分は必要以上に見える。転職するかどうかを決める上ではこの点をしっかり理解し、常に客観的に見れるようにしておかなくてはなりません。

今のあなたが実は十分恵まれていて、手放すのがもったいないほどの環境にいるかもしれないのです。

自分で客観的な視点を持てるように努めるのも必要ですが、自分の会社以外の人と話してみるのも良いかもしれません。

社内の人と話すと不満に対して愚痴ばかりであっても、関係ない会社で働いている友人と話していると良い部分というのも割と見えてきますから。

積み上げたものを失ってしまうことを受け入れられない

入社3年目ともなれば、それまでに築いてきたものはそれなりに大きいはず。

人間関係もそうですが、周囲からの信用や人脈といったものがあるでしょう。

しかし転職するとそれらを一斉に失います。

人間関係もゼロから。信用もまた築き上げていかなくてはいけないし、仕事だってまるっと変わるでしょうからゼロから覚えて行かなくてはなりません。

せっかく積み上げたものを失い、また新入社員のあの辛い頃に逆もどりして四苦八苦することを受け入れられずにいる人も少なくないですね。

しかし転職なんてそんなものです。そこは割り切らなくてはなりません。

それに一見失ったように見えるかもしれませんが、実はこれまで積み上げてきたものの特に大切な部分は残っています。

人間関係はゼロからですが人間関係の築き方について学んだことは多いはず。それはこれからに行かせます。信用の築き方も同様です。

仕事だって内容は丸っと変わったとしても、仕事のやり方・進め方の基礎となる部分はこれからの仕事に行きます。

社会人3年目の未経験者と新入社員のどちらが早く戦力なるかと言うと圧倒的に前者です。

直近の金銭的な問題

給料が少なくなるなど、収入が少なくなったことに対して後悔する人は多いです。

特に入社3年目だと、せっかく昇給したのにまた初任給並みの給料になってしまうことも多く、給料は減る傾向にあります。

ちなみに公益社団法人の全国求人情報協会の調査によれば、入社3年未満で転職した人のうち給料が1割以上減少した人の割合は45.6%。1割以上増えた人が29.1%なので、減る人の方が多いです。

これを入社3年目に絞って考えるとさらに減る人の割合は増えるでしょう。多かれ少なかれ給料が上がっていますからね。

転職当初は給料が少なくなってもいいやと思っていたはずが、いざ減ってみると感じる不満が思いのほか大きく、後悔することになる人も少なくありません。

また入社3年目以内だとほとんどの場合は退職金が出ないということにも注意しなくてはなりません。

一般的に企業では退職金の支給要件として勤続3年以上としていることが多く、3年未満は一律支給なしとしています。

あと少し、あと1年働けば退職金として2、30万円ほどでるかもしれなかったのに全く貰えないのです。

退職金がでないということは、退職から転職までの収入がない時を貯金で生活しなくてはいけないということです(失業保険の支給も3ヶ月以上先)。

資金計画はしっかり練っておきましょう。

将来に目を向けずに転職を決意

直近のことばかりに目を向け、将来のことを何も考えずに転職して後悔することになった人というのも少なくありません。

極端な例ですが、正社員で働いていた人が派遣の方が給料が高いという理由から転職を決意したものの、数年たつと正社員で働いていた同期が昇給し給料が逆転、自分も続けていれば良かったという人もいました。

給料に限らず身につくスキルや経験できる仕事内容、会社の将来性や自分がなっていく姿など、将来に目を向けなければなりません。

もし将来的には前の会社の方が良かったと思う転職をしてしまうと、絶対に後悔することになります。

転職時は必ず5年後、10年後の姿を考えるようにして下さい。目先のことばかり考えても良い転職なんてできません。

転職は悪いことではない、ただあなたにとってのプラスとマイナスをしっかり考えなくてはならない

転職することは悪いことではありません。むしろ不満があるなら積極的にすべきだと思っています。

しかし、意味のない転職、後悔するような転職をすることだけは避けなくてはなりません。

その為に必要なのは、現在と将来についてその転職をしたことによって自分にはどういったプラスのことがあるのか、逆にどういったマイナスのことがあるのかを考えることです。

冒頭でも紹介したとおり、第二新卒の転職満足度は7割以上と非常に高くなっています。

中には勢いで仕事を辞めてしまった人など、何も考えていない人が大勢いてそういった人を含めているにも関わらずこの結果。

もししっかりと考えて転職に踏み切ったのであれば成功率はもっともっと高くなり、あなたの転職はきっと成功するはずです。

ぜひやるべきことをやり、自信を持って転職に望みましょう。

これから転職活動を始める人に

転職支援サービスのおすすめ順は以下の通り。

  1. リクルートエージェント
  2. マイナビエージェント
  3. ミイダス
  4. マイナビジョブ20s

リクルートエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・より多くの求人を紹介してもらいたい方
・年収や入社日などの交渉を任せたい方
・年収UPを実現したい方

転職エージェントといえば、まずリクルートエージェントが最大手として挙がります。

公開求人・非公開求人ともに15万件以上取り扱っており、業界No.1の転職成功実績があります。扱う求人数が多いので、経験者・未経験者、若年層・ミドル層などどんな方でも利用することができます。

キャリア相談から履歴書や面接対策、年収交渉などをして貰えるので、転職活動がかなり楽になるし、何より15万件以上ある非公開求人を紹介して貰えるというのが最大のメリット。

待遇の良い求人は応募が殺到する為、検索しても出てこない非公開求人となっている場合が多いです。優良企業、ホワイト企業に転職したいなら非公開求人抜きで考えるわけにはいきません。

もちろん、公開求人にも優良求人はたくさんありますので、公開求人を15万件から検索できるメリットは非常に大きいです。

求人の量・質、サポートなどの評判も良く、私も利用しましたが対応が良かったという印象を持っています。

とにかく転職活動するならまず大手。求人数だけではなく、企業への交渉力や情報収集力も強いので、あえて大手を外す意味はありません。

マイナビエージェント

対象の年代20代~30代
どんな人に向いている?・若年層の方
・関東、関西で仕事を探している方
・企業への連絡や面接対策など、エージェントに任せたい方
・フリーター→正社員を目指したい方

新卒の就職時にマイナビを利用していた人は多いと思いますが、マイナビエージェントはそのマイナビの20代、30代に特化した転職エージェント。

求人数だけ見たら他にもっと多いものがあるんですが、首都圏、関西圏の20代、30代にとってはかなり良い転職エージェントです。

求人数は2万件以上、そのうち8割以上が非公開求人となっています。

年齢、地域を絞った割にはかなりの量だと言えるでしょう。

ミイダス

対象の年代20代~40代
どんな人に向いている?

・自分の適正年収を知りたい方
・忙しくて転職活動の時間がとりづらい方
・まずは受け身で転職活動を始めたい方
・既にほかの転職サービスを利用している方

 

ミイダスは、企業やヘッドハンターからのスカウトを受けられる転職アプリです。

ほかの転職サービスと比較し、特徴的な点は「自分から求人に応募できない」ことです。

どういうことかというと、ミイダスはあなたの経歴やスキルを見て興味を持った企業やヘッドハンターがあなたをスカウトすることで転職活動が進んでいくのです。

自分から応募できない代わりに受け身で転職活動を進められるので、登録しておいて損のないサービスです。

もちろん、ミイダスをメインとして転職活動もできますが、受け身で利用できるためほかの転職サービスと併用することも容易です。ほかの転職サービスを利用している方、これから始める方は是非登録しておきましょう。

マイナビジョブ20s

対象の年代20代
どんな人に向いている?

・20代の方
・自分の強みを適性診断で知りたい方
・就活をやり直したいと考えている方
・書類添削や面接対策などのサポートを受けたい方

マイナビジョブ20sは20代のサポートに特化した転職エージェントです。

一度正社員として就職した方はもちろん、フリーター→正社員への転職にも強いのが特徴です。

扱っている求人はすべてが20代が対象です。サポートを担当してくれるエージェントも20代のサポートを専門としているので、あなたのポテンシャルを十分に引き出して転職成功へ導いてくれるでしょう。

転職を考えている20代の方は忘れずに登録しておきたい転職エージェントです。