長時間労働は転職するのに最もな理由。辞めたいと思うのは決して甘えではない。

労働時間が長いというのは、労働者にとって決して良いことではありません。労働時間が長ければ長いほどに肉体的、精神的に大きな負担となっていきます。

それ故に労働基準法でも労働時間は原則1日8時間、週40時間以内と定められていますし、それ以上働く場合には36協定を結ぶ必要があります。

36協定を結んだ場合であっても延長できる労働時間には限度があり、1ヶ月45時間以内、1年360時間以内という定められています。この上限も超えることは可能ですが、特別の事情があり臨時であることが認められた場合に限られています。

ただ、現実としては臨時でもなんでもないのに毎月60時間以上の残業をすることが当たり前となっていたり、サービス残業によって長時間労働を強いられているという場合が非常に多くなっています。

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長時間労働はかなり辛い。転職は甘えでもなんでもない

「自分が若い頃はよく徹夜した」、「多少残業が多いから辞めたいなんて甘えだ」、そんなことを上司などから言われた経験があるという人は少なくないかもしれません。

ただだからといって大丈夫だろうというのは暴論であり、その働き方を人に押し付けるというのは間違っています。

長時間労働は身体の疲れ、心の疲れを取る時間を無くすものであり、心身ともにボロボロにしていきます。

それを強いられている状態が長く続いているならば、辞めたいと思うのは当然のことであり、決して甘えではないのです。

長時間労働は心身をボロボロにする

実際に長時間労働が心身に多大な悪影響を及ぼすことがわかっています。

残業が45時間を超えると脳疾患や心疾患等を引き起こす可能性が増えてきて、80時間を超えた場合には病気の原因が業務による影響が大きいとされ過労死と認定されます。

またうつ病といった精神疾患の可能性もかなり高くなります。

このように長時間労働は心身に悪影響をもたらすということは事実であり、それを理由に辞めるということは正当な理由です。

実際、失業保険に関しても通常は給付まで3ヶ月待つ必要はありますが、残業45時間以上が3ヶ月以上続いた場合や100時間を超える残業が1ヶ月でもあった場合にはすぐに受給可能となっており、国も辞めて止む無しと考えているのです。

多くの人が耐えられずに転職を決断している

長時間労働というのは、人間関係や給料に対する不満以上に多くの人を苦しませています。

実際、転職理由として最も多いのが労働時間や休日数に対する不満によるものです。

毎日朝から晩まで仕事ばかり、帰ったら寝るだけ、休日は心も体も疲れ切っていて何もやる気が起きない。

そんな毎日を送っていることに対し、お金を稼ぐためだから仕方がないなんて割り切ることは決して正しいことではありません。

会社は仕事が多くて適正な労働時間で処理しきれない場合であってもそう簡単に人を増やしません。

正社員を雇った場合、金銭的な負担は大きくなるし需要が減った時にも対応することが難しくなってしまう為です。

それに対し残業で何とかすれば割り増し賃金を支払ったとしても金銭的な負担は少なくすみ、さらに仕事が少なくなった時には残業を減らせば良いだけなのでリスクもありません。

それ故、会社として社員を守ろう、社員を大事にしようと思わない限りは労働者が苦難を強いられるだけになってしまいます。

自分を守る為にも転職を検討しよう

長時間労働を理由とした転職は、逃げでも甘えでもなんでもなく、自分を守る為の正当な行為です。

たとえ給料が良くても、たとえ有名な会社で世間体が良くても、体を壊してしまったら元も子もなく、そして会社はそうなった人を簡単に切り捨てます。

現在は少子化や好景気の影響によって多くの企業が人手不足になっておりかなりの売り手市場となっていますし、転職によって労働条件が良くなったという人は6割にも上ります。

社員のことなんて何も考えずに長時間労働を強いてくる会社ではなく、社員のことを大切にしてくれる会社に移ってしまうようにしましょう。

転職に向けて

長時間労働から抜け出したいという理由で転職する場合、以下の点には注意するようにしてください。

正社員としての仕事を探す

正社員は残業が長くなってしまうからという理由から、派遣社員や契約社員を選ぶ人もいますが、それはあまりおすすめできません。

やはり安定しているのは正社員ですし、一度非正規社員になってしまうとまた正社員に戻りたいと思っても難易度が高くなってしまいます。

そもそも正社員で働くと残業することになるというのは間違った決めつけです。正社員であっても適正な労働時間で働くことができる会社、中には残業が全くないという会社もあるのです。

サービス残業に要注意

残業時間が10時間~20時間と言っておきながら、実はそれ以上の時間はサービス残業となってしまっていただけなんて場合も少ないわけではありません。

会社が言うことは信じてはだめ。自分でしっかり調べなくてはなりません。

転職理由として長時間労働は使うべきではない

実際は長時間労働による転職であっても、面接等でそれを理由にしてはいけません。企業側はもっと前向きな理由を望みます。

企業側も、転職する多くの人が何かしら不満があることが理由だということをもちろん知っています。面接官と言えどもサラリーマンですしね。

ただそれでも採用試験という場面においては後ろ向きな理由はマイナス評価をつけられる原因になります。

中途採用という場面では、スキルや能力だけではなく熱意や仕事に対する考え方というのが非常に重視されます。

転職理由もそれをアピールできるように工夫しなくてはなりません。

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