通勤時間が長くて辛い。退職、転職が甘えなんてことはないからやってみれば良い

通勤時間が長くて辛い。退職、転職が甘えなんてことはないからやってみれば良い

1日8時間。2時間残業があれば1日10時間。働いている人はそれほど長い時間を仕事に費やしています。

ただこれはあくまで仕事をしている時間であって、拘束時間として考えるともっと長く、プライベートの時間はもっと少ないのが現実。

会社で過ごす休憩時間は1時間あるし、付き合いの飲み会や接待など自分が自由に使える時間はさらに減ってしまいます。

そして何より時間を費やすことになってしまうことになるのが通勤時間。片道1時間だと1日2時間、片道2時間だと1日4時間。

毎日それだけの長い時間をかけていればストレスは溜まって当たり前。しかもそれが満員電車ともなるとさらにしんどくてたまらなくなります。

それ故、通勤時間が長いということを理由に退職、転職する人は実は意外に多いのです。

関連:残業が多くて辛いというのは甘えではない。自分に合わないなら早めに転職するのがベスト。

関連:あなたが仕事を辞めたいのに辞められずにいる11の原因。果たして本当に辞めれない?

通勤時間の平均時間

あなたは毎日の通勤にどの程度時間をかけていますか?

athomeが調査した通勤時間平均によると、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)のサラリーマンの平均時間は片道56分間となっています。

続いてマクロミルの実施した東京、大阪での電車通勤通学者の片道の通勤通学時間の結果は以下の通り。

通勤時間

最も多いのは1時間程度の人となっています。

さらに総務省統計局の社会生活基本調査の結果を見てみると、通勤時間の平均は往復で1時間19分。片道では40分程度。

ただ首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)に限定すると片道50分程度。

どの調査結果を見ても、片道で1時間程度の時間を通勤に費やしていることがわかります。

しかもその大半は満員電車に乗らざるを得ない状況。東京都内の通勤者の85.5%、大阪府内の74.0%が満員電車に乗っているそうです。

通勤時間が長いから転職、これって甘い?

給料が少ない、休みが少ない、人間関係がうまくいかない、仕事がつまらない。色々な理由で仕事を辞める人がいますが、そういった理由の場合は割と周りに理解してもらえます。

ただ通勤時間が長いという理由の場合だと、「そんなことで辞めるの?」なんて言われたり、「それは甘えだ」と言われたり、中々理解して貰えない場合が多いです。

早く家をでて座れば楽だろう、帰りはそんな混んでないから座れるし寝ればいい、そんな風に考えている人もいます。

でも実際に経験してみると通勤ってかなり大変だし、長ければ長いほど疲れは相当なもの。

朝早く出るのは辛いし、寝ても疲れなんてとれず睡眠不足の足しにもなりません。

アメリカで行われた調査によれば、通勤時間が長くなればなるほどに日々の幸福度が低いという結果もでています。

明らかに大変で幸福度を下げる要因となる長い通勤時間。これは立派な退職理由になるし、甘えでもなんでもありません。

転職して通勤時間が短くなり幸福度が増すなら、十分やってみる価値があることです。

通勤時間が長いことによるデメリット

では通勤時間が長いとどういったデメリットがあるかを考えてみましょう。

プライベートの時間が全然とれない

まず一つ目が仕事に関する拘束時間が増えてプライベートの時間が全く取れないという点。

1日8時間の労働時間に加えて2時間残業したとしましょう。昼休憩の1時間を加えるとそれだけで11時間。

もし通勤に片道2時間費やしているとしたら、15時間も仕事で時間を奪われ、残り9時間しかなくなるわけです。

睡眠時間に加えて朝の支度や食事、風呂といった時間を考えると趣味など自分の好きなことに費やすことができる時間はほとんどありません。

こうなってしまえば心身ともに疲れがとれずストレスも溜まる一方。体調を崩す一つの要因になります。

睡眠時間が少なくなる

通勤に時間がかかる為、朝は早く起きなければいけません。

その為、十分な睡眠時間を確保しようと思ったら夜に早く寝る必要があります。

ただ実際はそうならず、あれこれやっているうちに結局寝るのが遅くなってしまい睡眠時間を確保できていないという人がほとんどではないでしょうか。

睡眠不足が引き起こす問題は思いの他多く、糖尿病や心臓病等の病気のリスクが高くなったり、自立神経が狂い精神的に不安定になる可能性があります。

また集中力が下がる、記憶力が下がるなど仕事が上手く行かなくなってしまう原因にもなります。

満員電車のストレスは異常に大きい

通勤時間が長い人の多くが満員電車に乗っていますが、この満員電車のストレスは尋常ではありませんよね。

体力的にも精神的にも辛く、会社で仕事をするよりも嫌だと感じている人も多いのではないでしょうか。

それも短い時間ならまだしも、毎日1時間以上乗らなければならないとなると本当に地獄です。

車通勤であれば満員電車に乗らなくていいのですが、代わりに渋滞があるのでそれもまた大変。満員電車よりはましかもしれませんが、決して良いものではありません。

金銭的に負担しなくてはいけない場合も

人によっては家が遠いせいで金銭的な負担も大きくなっているという人もいるのではないでしょうか。

上限なく満額支給して貰えれば良いのですが、上限があって満額貰えず自分で負担せざるをえない場合がありますからね。

また寝坊してやむを得ず新幹線を使うことになったり、飲み会で帰れなくなり宿泊しなくてはいけなかったり、何かとお金がかかることが少なくありません。

ストレスをためながら長い時間をかけて通勤しているのにお金まで無くなる。やってられませんよね。

しんどいと感じるなら転職するのだって悪くない

このように通勤時間が長いことには色々なデメリットがあります。そして何よりしんどい。

だからこそ転職するのだって全然悪くないことだと思います。

しかもかなり損していますからね。

例えば通勤時間が片道30分の人と1時間30分の人で比較してみましょう。

後者の人は往復で1日2時間も拘束時間が増えているわけです。しかもお金は全く入ってこない。

時給2000円だとすれば1日2時間、月20日で月8万円にもなるわけです。年間では96万円も損していることになります。

もし通勤時間で往復4時間かかるけど残業がない会社と1日3時間残業あるけど通勤時間は往復1時間しかかからない会社があったとすると、他の条件に差がなければ私なら後者を選びます。

同じ拘束時間ならお金を貰えた方が良いですから。

もちろん引っ越しというのも一つの手段。ただ引っ越しはできない人も多いですから、そんな人は転職をぜひ検討してみるといいと思います。

転職時に気を付けなくてはないこと

では最後に転職時に気を付けなくてはいけないことをいくつか紹介していきます。

勤務地に制限をつけるからこそ転職活動は慎重に

通勤時間が長いからという理由で転職するということは、当然勤務地に制限をつけて転職活動を行うことになるわけですよね。

転職活動では制限をつければつけるほど当然選択肢が狭まってきてしまいます。

その為、いざ転職活動を行っても希望している条件では転職先が見つからず条件を下げざるを得なかったという場合がでてきて、最悪の場合だと転職しなければ良かったと思ってしまう可能性もあります。

だからこそ転職活動は慎重に、まずは辞める前に転職活動を進めて希望に条件で転職することができることがわかってから退職するようにしなければなりません。

また条件を決める際もしっかり考えてください。通勤時間が短くなるなら給料が下がってもいい、休みが減ってもいいなんて最初は思っていても、いざ転職してみるとそれが実は大変だったなんてこともよくあることです。

転職理由を馬鹿正直に伝えてはだめ

面接ではかなり高い確率で転職理由を聞かれます。

その時に馬鹿正直に「通勤時間が長くて大変だったから」なんて答えてはだめ。

転職理由ではあなたの熱意を推し量られており、後ろ向きの理由は避けなくてはなりません。

何かしら前向きな理由に置き換え、あなたの熱意を伝えてください。

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