昇給しない会社は辞めるべき?昇給しない理由や辞めて転職した方が良い場合について

入社したばかりの時は給料が低くても昇給があるので、年々給料は増えていくのが当たり前だと思っている人は多いのでしょう。

確かに働き続けていれば仕事での経験は増え、それに伴い責任ある仕事を任せられるようになるため給料は上がるべきですよね。

そして、実際に20代後半男性の平均年収は378万円であるのに対し、40代後半男性の平均年収は629万円と、年々昇給していくことが分かります。

ただ、その一方で残念ながら昇給が当たり前のものではなく、昇給がろくにない会社があるのも事実です。

5年、10年と働いても、入社した頃とほぼ変わらない給料のまま働き続けている人もいるのです。

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昇給しない会社の割合、昇給額の平均

昇給しない会社の割合、昇給額の平均

まずは、昇給しない会社の割合と昇給額の平均について解説します。

定期昇給なしの会社は2割ほど

厚生労働省の「令和3年賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」によると、社員数100名以上で定期昇給制度がない会社の割合は16.9%です。

制度はあるものの、昇給を中止または延期した会社も合わせると23.9%に上ります。

このデータを見る限り、昇給がないのは決して珍しくないというわけです。

ただし、「定期昇給なし=給与がまったく上がらない」わけではありません。

定期昇給は毎年決まった時期に基本給が上がる仕組みで、定期昇給制度がない会社では手当や賞与のほか、基本給が不定期に昇給するところもあります。

昇給額の平均は約5,000円

厚生労働省の「賃金引上げ等の実態に関する調査の概況」によると昇給額の平均は5,187円となっています。

そして企業規模別に見ると以下の通りです。

  • 5,000人以上:4937円
  • 1,000~4,999人:6,790円
  • 300~999人:4753円
  • 100~299人:4112円

決して高い金額とは言えません。

ただ、それでも毎年これだけ上がってくれれば、新入社員の時に20万円だった給料が30代になると30万円程度になります。

また基本給のアップは残業代にも影響しますし、ボーナスの金額にも影響するので年収として見るとそれなりの差が生まれます。

3年目、4年目以降でも昇給しないのはなぜ?

3年目、4年目以降でも昇給しないのはなぜ?

上述した金額はあくまで平均額であり、もっと高い昇給をする人もいますし逆に全く昇給しない人もいます。

昇給額が大きい会社だと、初任給が20万円だったのに30歳になると基本給だけで35万円以上となる会社もあるのです。

ただ、新入社員の時と比べれば大抵の人は仕事ができるようになっているため、全然昇給しないというのはおかしな話。

それにも関わらず、なぜ昇給しない事態が起きてしまうのでしょうか。

役職に応じた昇給制度になっている

年齢に応じた昇給制度がない会社の場合、役職が上がったタイミングで昇給します。

特に昨今ジョブ型雇用を導入している企業では、このような給与形態になっているケースがあります。

ちなみにジョブ型雇用とは、企業があらかじめ定義した職務内容(ジョブ)に基づいて必要な人材を採用する制度です。

このシステムを導入している企業などでは、昇格まで昇給を待つしかありません。

そもそも昇給制度がない

定期的な昇給制度がなく、営業手当に応じたインセンティブ制を導入している企業もあります。

そのような企業の場合は基本給の上昇は微々たるもので、営業の実力向上によって昇給額や基本給が変わってくるので、その際は営業力向上に励みましょう。

本人の能力不足

周りは昇給しているのに自分は昇給しないという場合だと、それは仕事での能力不足である可能性が高いです。

しっかり資格や営業ノルマをとっていますか?

年功序列制度が廃止され成果主義へと移行されていっている中で、成果を上げられない社員の昇給は無くなってきています。

もっとも能力不足と言っても、それが事実とは限りません。

正当に評価されていなかったり、上司に嫌われていたりという理由から、昇給して貰えないという場合もあるのです。

会社に昇給させるほどの余力がない

昇給しない会社に多いのが、会社自体に昇給させる余力がないという場合です。

昇給は人件費を押し上げる要因。

大手の会社ですら数年赤字が続くだけで定期昇給を凍結する場合がありますから、中小企業は昇給に消極的になってしまいます。

社員のモチベーションの為に昇給はさせたいけど、会社の経営状態から昇給なしとせざるを得ないのです。

そして、昇給すらできないほど経営状況が危うい会社で働き続けることはリスクが大きいので、、一刻も早く転職を検討した方が良いでしょう。

昇給しない会社は辞めるべきか

昇給しない会社は辞めるべきか

ここでは、昇給しない会社は辞めるべきか解説します。

全然昇給しない会社は辞めるべき?

いつまでたっても、どれだけ働いても昇給しない。

他の会社で働いている人は昇給して、どんどん差が広がっていくとともに、自分の会社がこれからも健全で居続けるのかどうかは不透明です。

そんな状況で働き続けるのは不満が溜まっていきます。

そうなると考えるのは、今の仕事辞めるべきかどうかですよね。

実際、転職理由としても給料に対する不満は常にトップ3に入っています。

これに関しては「なぜ昇給しないのか」しっかり考える必要があります。

一部の例外を除いて、さっさと辞めて転職してしまった方が良い場合が多いでしょう。

昇給しない会社でも働き続けて良いケース

では、昇給しない会社でも働き続けて良い一部の例外とは何なのでしょうか解説します。

昇給しないのが自分だけである場合

まず、「同期や他の社員は昇給しているのに自分だけが昇給しなかった」という場合は、自分の評価がほかの社員と比べて低かったことが原因かもしれません。

というのも、昇給は人事評価をもとに具体的な金額を決めている会社が多いからです。

働き方を改善して業績を上げれば、昇給する可能性は高くなるので、もう少しだけ頑張ってみても良いかもしれません。

30代以降に大幅な昇給を見込める場合

今の会社が「昇給しない」「昇給しても金額に満足できない」場合でも、それは若い時だけの話かもしれません。

実際、大手事業メーカーなどの場合は30代になってから昇給が大きくなったり、昇格した場合に大きな昇給があったりする場合もあります。

そのため、一時的に昇給しないだけで早急に判断してしまうのはNGです。

会社がなくならなそうか、自分の昇進が見込めて社内に居場所があるのかなどを総合的に見てから決めましょう。

いつまでも昇給しない会社で働き続ける必要はない

いつまでも昇給しない会社で働き続ける必要はない

上記二つのケースに該当しないなら、さっさと転職した方が良いでしょう。

自社の利益ばかりを重視しているような会社でこのまま働き続けるのは大きな損です。

このまま働き続けていれば生涯収入はどんどん少なくなるし、年齢ばかり高くなって転職して年収アップすることも難しくなってしまいます。

ぜひ、この機会に転職活動をスタートさせてください。

確実に年収アップを実現するには、転職エージェントの利用がおすすめ

給料を理由に仕事を辞めるのに、いざ転職して給料が下がると後悔する羽目になります。

だからこそ、転職活動は仕事を辞めずに行い、辞めるのは今よりも年収がアップする会社に転職できると確信してからにしてください。

また、どうしても転職で給料が下がる不安を拭えない方は、転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントなら、企業の内部情報を把握しているため昇給制度が整っている会社を紹介してくれます。

ちなみに利用料金は完全無料です。

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