給料が少ないことが原因で転職する場合の注意点

毎月の給料が安すぎる!もっと給料を上げたいから転職しようかな…?

そう思っている人は少なくないでしょう。生活を維持するため…つまりお金を稼ぐために働いている方がほとんどですからね。

そもそも何年も真面目に勤めているのに給料が上がらなかったり、一生懸命働いているのにカツカツの生活であったりすれば、会社に対して不満が溜まるのも当然です。

よく「給料が少ないことが原因で転職すると失敗する」といった話も耳にしますが、私はそうは思いません。給料が少ないことは立派な転職理由ですし、その理由で転職をして成功した友人を何人も知っていますので。

とはいえ、転職をする際にあまりにも給料ばかりを気にしてしまうと、後悔に繋がるのも確かです。

そこで、今回は給料が少ないという理由で転職する場合の注意点を紹介します。給料が少ないことに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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今転職を考えていなくても転職エージェントには登録した方が良い

たとえ今転職する気がなくても、自身のキャリアプランなどについて転職エージェントは無料で相談に乗ってくれます。
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また、転職意欲の低い段階から情報を集めておくことで、いざという時にスムーズに転職活動を行えます。

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給料が少ないことを理由に転職する人は多い

給料が少ないことが原因で転職する場合の注意点

給料の少なさを理由に転職なんてしていいのかな…?と悩む人もいるかと思いますが、給料への不満を理由に転職する人は案外多いです。

給料の少なさに不満を抱え転職する人は多い

給料が少ないことは、多くの人の転職理由になっています。

dodaが発表した転職理由ランキングによれば、第1位が「給与が低い・昇給が見込めない」(35.0%)です。実に、3人に1人以上の方が給料の低さを理由に転職を決めているということですね。

ちなみに2位は「昇進・キャリアアップが望めない」(29.4%)、3位は「会社の評価方法に不満があった」(26.8%)となり、3位までを評価や昇進に関する不満が占めています。

この結果から、ポジティブな転職理由で転職を決めた方は案外少ないことが分かりますね。

また、厚生労働省が発表した雇用動向調査結果でも、「収入が少ないこと」を辞めた理由としている人が一番多いです。やっぱり、お金は大事ということです。

ですから、もしあなたが給料が低いと思って転職を考えているとしても、それは何らおかしいことではありません。

給料を上げるために今の仕事を頑張って出世すればいいという考えもあるかもしれませんが、出世にはある程度の運も関係しますし、何よりその業界、会社によって給料は大きく変わってきます。

ですから、給料を上げたいならば転職することは最も簡単な方法であるといえると思います。

平均年収と自分の年収を比べてみよう

年収が少ないなぁ…と感じつつも、実際に周りがどの程度貰っているのかを知る機会はなかなかないものです。年収に関しては、どれほど親しい間柄であっても何となく触れてはいけない感じがしますからね。

とはいえ、客観的に自分の給料はどれくらいなのかを認識してみることは、転職を決断するうえでかなり重要です。

そこでここでは、厚生労働省の「令和2年賃金構造基本統計調査結果」から、一般労働者の平均月額賃金を確認してみましょう。

結果は以下の通りです。
  全体 男性 女性
平均月額賃金 30万7700円 33万8800円 25万1800円
 
雇用形態によっても、平均給与は変わってきます。
  正社員・正職員 正社員・正職員以外の雇用形態
平均月額賃金 32万4200円 21万4800円

いかがでしょうか。

「やっぱり自分の年収は少なかった。」という人もいれば、「意外と多い方なのかも?」という人もいることでしょう。

ちなみに年齢別にみるともう少し結果が変わってきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

給料が少ないことに悩む人に試してほしい対処法

給料が少ないことに悩む人に試してほしい対処法

先ほど平均と比較して「自分の給料が少ないかも…」と思った人に試してほしい対処法が4つあります。

それぞれ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

スキルアップに挑戦し、給与交渉をする

まずおすすめしたいのが、スキルアップに挑戦して給与交渉をすることです。こちらの方法は決して手っ取り早いものではありませんが、給料を上げるために最も堅実な方法だといえるでしょう

例としては、業務に役立つ資格を取ったり、読書やセミナーで専門知識を身につけたり、外国語を勉強したりなどが挙げられます。苦痛なことを続けていくのは大変ですので、自分が興味を持てる分野で挑戦してみることがおすすめです

身につけたスキルによっては、違う部署の仕事を任されたり、昇進の判断材料になったりと、ステップアップの可能性を広げてくれるだけでなく、より待遇の良い会社に転職することも可能になります。

磨いたスキルは生涯にわたって役立つ財産となりますので、ぜひ積極的に挑戦してみてください。

副業を始めてみる

給料は安いけど休みはきちんと取れていて時間に余裕があるという人には、副業を始めてみることをおすすめします

一言で「副業」といっても、在宅でできるもの、PCやスマホがあればすぐに始められるもの、ある程度の初期投資が必要なものなど、内容は多岐にわたります。

その中でも私がおすすめしたい副業は、データ入力やアンケートモニター、WEBライターなどですね。

これらの職種は、自宅にパソコンやスマートフォンがあれば、空き時間を有効活用して効率よくお金を稼げるうえ、勤務時間の融通も利きやすいですので、ぜひ参考にしてみてください。

ただし、副業を禁止している、もしくは条件つきでしか認めていない会社もありますので、まずは就業規則を確認してくださいね。

また、副業の年収が年間で20万円を超える場合は、課税対象となり確定申告が必要となりますので気をつけましょう。

現在の出費を見直し、節約する

根本的な解決にはなりませんが、現在の出費を見直して節約をすることも大切でしょう。

例えば、コンビニに寄る回数が多すぎたり、使っていないサブスクリプションの契約があったり、安いからという理由だけでいらない買い物をしたりしていませんか?

また、携帯電話や保険、家賃などの「固定費」は現在契約しているプランが最適でしょうか?高いプランを契約しているのにあまり使っていないといった事もあるかと思いますので、ぜひ一度確認してみてください。

ただし、すでに十分に節約されている場合、そこから更に節約をする必要はありません。

特に食費に関しては、むやみやたらに削りすぎると心身を壊してしまう可能性があるので気をつけましょう。働く上で身体は資本ですから、極度な節約生活をして健康を損なわないようにしてくださいね。

より良い条件の職場に転職する

「仕事でどれだけ成果を出しても給料が上がらない、交渉にも応じてくれない」といったように、会社の評価制度がきちんとしていないと感じる人には、今の会社にさっさと見切りをつけて、転職活動を始めてみることを強くおすすめします。

評価制度がきちんとしていない会社では、いくら頑張って成果をあげても、スキルアップをしても、給与が上がる可能性がかなり低いですからね。頑張った分だけ対価が貰える職場への転職は、仕事のモチベーション維持にもかなり有効です。

思い立ったらまずは、業界・企業研究から始めてみましょう。「どんな会社があるのかな?」「一度相談してみようかな?」くらいの軽い気持ちで、転職サイトを眺めてみたり、転職エージェントを利用してみるのもいいと思います。

給料が少ないことを理由に転職する際に注意すべきこと

給料が少ないことを理由に転職する際に注意すべきこと

給料が少ないという理由で転職すること自体に問題があるわけではありませんが、注意してほしいことがいくつかありますので、ここで一緒に確認していきましょう。

給料がすべてではないことを理解しておく

給料を上げるために転職する場合、つい給料だけを意識して企業を選びがちです。

もちろん給料アップを目的とした転職ですのでそれも悪いことではないのですが、本当に給料だけを見て転職先を決めてしまうと後に後悔することも多いです。

例えば、給料は高くても残業がかなり多かったり、休日出勤が多くて家族との時間が全く取れなかったりとプライベートな時間がかなり減ってしまうことはよくあります。

また、仕事内容も給料が高くなればその分きつくなることが多いので、精神的に辛くなってしまうこともあるでしょう。

実際、平均年収がかなり高いとともに、離職率も高い会社は数多く存在します。

ですので、「自分がどういった働き方が向いているのか」を改めて考えてみてください。

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求人情報を安易に信じてはいけない

求人票には「最大月給50万」だとか魅力的な数字が書かれていることが多いですが、この数字を安易に信用するのはやめましょう。

ほとんどの場合、最大限の残業代と各種手当を貰った状態の収入がその数字ですので、「この数字を貰えることはほぼ有り得ない」と考えた方が良いと思います。

ちなみに求人票を見る際に気にするべきは、基本給、過去5年間のボーナス金額、住宅手当等の福利厚生退職金の有無などです。

年収が書かれている場合は、基本給、残業代、福利厚生といったものが全て含まれるため、それなりに貰える金額が予測できますが、その内訳がどうなっているかは知っておきたいところです。

将来のことを見越した決断をする

転職先を選ぶ際には、転職時に貰える給料だけを気にするのではなく、数十年後の将来を見越した決断をすることが重要です。

例えば、ある企業に転職すれば20代の年収が500万円だとしましょう。20代にしてはかなり高い金額ですよね。

しかし、もしそれが40代になってもそれほど上がらないのであれば、決して高い金額とはいえなくなってしまいます。20代で300万円しか貰えなくても、40代では1000万円になる会社のほうがトータルでは貰える金額が大きいですからね。

将来のあなたが後悔することのないように、目先の金額に飛びつくのではなく、数十年後の年収を必ず確認してから決断するようにしてください。

また、退職金を気にすることも忘れないようにしましょう。

退職金なんて気が早くない?と思うかもしれませんが、退職金の有無、金額はトータルで考えた時に大きな差を生み出します。

転職を1度もせずに新卒から定年まで働いた場合と、転職を繰り返した場合では金額に大きな差が生まれるので、転職先の退職金事情に関しても一度確認しておいてください。

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残業、ボーナスの割合が大きいのは危険

年収が高いといっても、そのうちの残業代やボーナスの割合が大きい場合は注意が必要です。

なぜなら、こういった会社は不景気になった際に給料が極端に下がってしまう可能性が高いからです。

不景気になって残業代やボーナスが大きく減らされた場合、基本給が高ければそこまで影響を受けませんが、基本給が低く残業やボーナスが高い会社はかなりの影響を受けることになります。

ですから、転職先にはできるだけ基本給が高かったり、住宅手当などの福利厚生が充実している会社を選ぶと良いでしょう。

より良い労働条件になるよう交渉する

給料アップを狙うのであれば、面接時に給料交渉することも有効でしょう。

転職では、自分の持っているスキルを武器に給料を交渉することが許されています。

もちろん、スキルも経験も何もないのに給料を上げてほしいなんて言えば落とされてしまうだけですが、ある程度のスキルがあるならば試してみた方が良いでしょう。

言いにくいという方は、転職エージェントに登録することで彼らが代行してくれますので安心してくださいね。

満足のいく年収アップは転職で実現できる

満足のいく年収アップは転職で実現できる

給料が低いことを理由に転職することは決して悪いことではありません。

転職を通して年収アップを実現し、転職前よりも充実した暮らしを送っている人はたくさんいますからね。

チャンスは十分あると考えてください。

ただ、本当に納得のいく転職をするためにも、注意するべき点はしっかりと押さえておきましょう。。

良い条件で転職するには転職エージェントの利用がおすすめ

ちなみに、より良い条件の転職先が見つからなくて転職の決心がつかない…という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。

彼らは、多くの転職者を支援してきた経験から企業側の採用条件を熟知しています。そのため、年収アップを本当に実現できる企業をピックアップして紹介してくれるのです。

また彼らは、転職希望者がすぐに転職先から辞めてしまうと、クライアント企業からの評価が下がってしまいます。ですので、企業風土とマッチしているかという点もしっかり考慮して、その人に合っている企業を提示してくれます。

転職エージェントを利用することで、自分一人で転職活動をするよりも格段に効率よく優良企業に転職できると思いますので、ぜひ積極的に利用してみてください。

ちなみに利用料はかかりませんので、「一度使ってみようかな…?」くらいの気持ちで、ぜひ気軽に登録してみてくださいね。

転職エージェントは掛け持ちをしないと損!

「転職エージェントは一つしか利用してはいけない」と思い込んではいませんか?

実際はそんなことはなく、複数のエージェントを利用することで得られるメリットはとても大きいです

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選択肢が増える

各エージェントごとに独占して紹介している求人が存在します。

そのため、複数のエージェントを利用しなければ出会うことのできない求人も数多くあるのです。

相性の良いアドバイザーに出会える確率がUPする

いくら転職のプロといえども、アドバイスやサポートの内容に徐々に不満が出てくる可能性だってあります

そんな状態で転職活動を進めるのは非常に不安でしょう。

複数のアドバイザーと転職活動を進めることで、あなたと相性の合うアドバイザーに出会える確率を上げることができます

各エージェントの強みを使い分けられる

転職エージェントの強みはそれぞれの会社によって異なります。

大手ならではの求人数やサポート範囲など総合力を強みにしているところもあれば、特定の年齢層や業界に特化したエージェントもあります。

双方を活用することで、選択の視野を広げつつも自身の年齢や希望業界にマッチした転職ノウハウを学ぶことができ、結果として転職活動全体の質を高めることができるでしょう

また、複数のエージェントを利用することでそれらを比較できるので、真にあなたにマッチしたエージェントを判明させることもできます

掛け持ちしていることをあえて伝えてみよう

掛け持ちしていることをあえてエージェントに伝えることは有効でしょう。

当然、エージェントとしてはせっかくの求職者を他のエージェントには取られたくないので、その事実を知ればさらに頑張るはずです。

このように、掛け持ちを伝えることでさらなるサービスの向上を図れる可能性が高まります

転職エージェントを複数利用することに申し訳なさを感じる人もいると思います。

ただ、転職エージェントの利用は完全無料ですし、転職は今後の人生を左右するものなので、情に流されて自らのチャンスを逃さないよう積極的に複数のエージェントを利用してみてください

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