新卒で転職したい、仕事を辞めたいと思っている人が知っておくべき第二新卒転職の現実

新卒で転職したい、仕事を辞めたいと思っている人が知っておくべき第二新卒転職の現実

新卒で入社して間もなくして転職したい、会社を辞めたいと感じる人は増えてきます。

実際私が入社間もなくして仕事に愚痴を言い始める同期は増えてきて、転職したいと口走るようになり、そして数人が3年を待たずに転職していきました。

そこで今回は現在新卒で入社した会社を転職したいと思っている人向けに第二新卒の転職について紹介をしていきたいと思います。

関連:第二新卒で転職した方がいい人、転職した方がいい場合

関連:新卒入社3年目の人が転職を成功させる為のコツ。転職活動のやり方が明暗を分ける!

新卒入社した会社をすぐに辞める人は多い

新卒で入社した会社は少なくとも3年は続けるべきなんていうことを聞いたことがある人もいて、いざ自分がそれに反して3年以内に転職するなんてことになるとかなりのレアケースで、あたかも恥ずかしいことかのうように思ってしまう人もいるかもしれません。

しかし実際は珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。

現在の新卒社員の状況をみると、高卒者は1年以内に18%、3年以内に41%が仕事を辞め、大卒者は1年以内に12%、3年以内に32%の人が会社を辞めているのが事実としてあります。

大卒者でも3人に1人。実際はこんなにも多いんです。

就職四季報に掲載されているような上場企業だと確かに離職率は低いです。0%という企業もあるし、5%以内の企業なんて山ほどあります。

ただそれらに掲載されている企業は日本にある企業のほんの一部であり、多くの企業では新卒者が辞めることは一般的となっているのです。

参考:新卒社員の平均離職率はこんなに高い!そろそろ仕事辞めたい新入社員が転職する頃?

入社した会社を3年以内に辞めても転職は可能

これから転職をしようかどうしようかと考えている人にとって、最も気になるのは辞めてしまってもまともな転職をすることはできないのではないかという点だと思います。

新卒一括採用、新卒至上主義が主流となっている現在において、たいしたスキルが身についていない人間が転職しようと思ってもどこも採用してくれる企業はないのではないかと不安になりますよね。

ただ実際は3年以内どころか1年以内に辞めても転職は可能。必要以上におそれを抱く必要はありません。

第二新卒の需要

転職市場における第二新卒者の需要は年々増加しており、現在は大手企業含めて多くの企業が積極的に採用を行っています。

その背景には、若手人材の不足、ブラック企業の世間的認知といったものがあり、これまで入社して3年も持たない人はストレス耐性が低くてまたすぐに辞める可能性が高い人材であるという決めつけがあったんですが、その考えは少なくなりそういった人達の中にも優秀な人材は豊富にいるということが認知されてきました。

第二新卒の価値

企業にとってみると、第二新卒者はすぐに仕事を辞めたという悪い部分しかもっていない存在ではありません。

第二新卒者には、一度社会人を経験したことによってビジネスマナーが身についている、一度会社選びに失敗しているからこそ志望者本人がしっかり考えておりミスマッチを防ぎやすい、失敗を糧にしており意欲が高いといった傾向があり、決して否定的なことばかりではないんです。

また新卒者にはなく第二新卒者だからこそあるのが他業種、他職種での経験。様々な経験をしていることは今後の仕事に生きる部分も多いので、高く評価される点です。

実際これらのことによって、新卒採用では超高倍率、離職率も低いような大手企業でも第二新卒採用は行われています。

これらの企業は若手の人材不足なんて話はありません。それでもあえて第二新卒者を採用しているのです。

ですから新卒で入社した会社をすぐに辞めるからと言って転職市場では価値が低い人間だと決めつけるのは間違っていることであり、十分に価値はある人間だと思ったほうが良いです。

勤続年数が1年未満の場合と1年以上の場合の違い

ただ勤続年数が1年未満の場合と1年以上の場合では、同じ第二新卒としての転職であっても若干の違いがあるので注意が必要です。

1年未満の場合、さすがに仕事を辞めるのが早すぎると判断される場合があり、企業によっては応募条件が1年以上の社会経験がある人と限定していることがあります。

よって1年未満だと応募したくても応募条件に合わない企業がでてきてしまう可能性があるということを知っておきましょう。

ただし、企業によってはとにかく卒業から時間がたっていない方が良いと考えている企業もあり、優先して採用される場合があるので1年未満であることが絶対にマイナスに働くというわけではありません。

新卒での就活との差

新卒での就活との差についても触れておきたいと思います。

先ほども述べたように、第二新卒者には第二新卒者ならではの価値があります。しかし新卒者に比べて必ずしも価値が高く転職しやすいかというと決してそういうわけではありません。

第二新卒者の採用が積極的に行われるようになったとは言え、やはり主流なのは新卒採用。

大手企業では第二新卒採用は行っていない企業はまだまだたくさんありますし、採用ハードルも厳しくなる場合もあります。

理想を思い描いて仕事を辞めてしまい、いざ転職活動をしても思ったようは企業から内定を貰うことができずにフリーターやニートになってしまった人も決して少ないわけではないということを忘れてはいけません。

第二新卒として以外での大手に転職の可能性

最後に、入社3年以内に転職する場合であっても、第二新卒以外で転職することができる可能性について紹介していきたいと思います。

先ほども述べたように、大手企業の中にはまだまだ第二新卒者の採用を行っていない場合があります。

しかしながら、それでもそういった企業に転職できる可能性がないかというとそうでもないみたいです。

私の知人が入社3年目に転職をしようと転職エージェントを利用したところ、第二新卒転職を行っているとは言っていない大手企業の求人をたくさん紹介してもらい、そのうち1社から無事内定を貰ったそうです。就活市場でも超人気の企業なので知らない人は少ないと思います。

もちろん誰もがそんなに上手くいくとは限らないでしょう。

彼は学歴も高かった(旧帝大レベル)し、前職の企業も超人気企業、それでいて勤続年数が2年を超えていたという点があったので、第二新卒という枠を外れての転職ができたのかもしれません。

ただ可能性としてはゼロではないので、最初から無理だとは決めつけずにとりあえず転職エージェントに相談してみるというのはありかなと思います。

転職後について

では続いて転職後についても紹介していきたいと思います。

転職は転職活動を終えることがゴールではなく、むしろスタート。転職後のことは必ず意識しておかなくてはなりません。

待遇は2パターン

第二新卒として転職した場合の待遇は2パターン。

社会人2年目であろうが、3年目であろうがその会社の1年目と同じ待遇になるか、もしくは前職での経歴も考慮されて2年目なら2年目の、3年目なら3年目の待遇になるかです。

当然後者の方が給料は良くなります。

ただ新卒1年目と同じ待遇になることに関してあまりネガティブに考える必要はないと思います。

確かに多少いは損することになりますが、もっと年齢が高くなってから未経験の仕事に転職する場合だと給料はもっと下がります。早い段階で下がることはもっと長い目線で見るとたいしたことではありません。

昇格、出世について

昇格や出世に関しては、企業によって新卒で入った人、中途で入った人関係なく実力で判断してくれるという場合もあれば、新卒で入った人が優先されてしまう場合もあります。

第二新卒の場合はまだ年齢が低く新卒者とそう変わらないので、そこまで差をつけられることは少ないようですが、一部企業では不利になってしまうこともあるようです。

人間関係について

人間関係で言うと、第二新卒を過ぎて高い年齢になってから転職するよりかはかなり楽。

周りも自分より年齢が高い人ばかりで、入社3年未満であれば新卒で入社した人ですらまだ1人前になっていない為、全くの未経験の仕事を一からやるには適していると言えるでしょう。

もちろんその後の人間関係を上手くやれるかどうかは自分次第。受け身にならず自分から積極的になるとともに、守るべきマナーはしっかり守り謙虚に取り組むことが大事です。

転職するべきかの判断について

このように、第二新卒で転職することに関してはそれほど悪いことはなく、職種を変えたいと考えているならむしろこの若いうちにさっさとしておくべきです。

ただ勢い任せに転職してしまって後悔する人は決していないわけではありません。

転職できる状況がいくら整っていようが、自分自身のことをよく理解もせずに転職することを判断すれば、「なぜ辞めてしまったんだろう」「なぜ大して考えもせずに転職してしまったんだろう」と後悔の念にさいなまれることになってしまいます。

同じミスを繰り返すことになる可能性は他の年代より高い

入社して大して長い期間働いたわけでもないのに転職を決める場合と、10年以上働いて転職する場合。当然後者の方がその転職が正当な理由の元に行われている場合が多いです。

もう少し長く続ければ仕事の面白さもわかってくるのにその前に辞めてしまう。長く働くことで人間関係にも慣れていくのに人間関係が上手くいかないと転職してしまう。

すると次の会社でもまた同じような理由で不満を感じるようになり転職をします。

そういったことが起こりうる確率が高いのが第二新卒での転職なのです。

実際、転職活動を始めるくらい嫌で嫌で仕方なかった仕事が5年もたつとむしろ楽しくなってあの時仕事を辞めなくて良かったと感じている人は確実にいます。

転職すべきかどうかの判断は自分でする

ただ逆に無理に働き続けることによって、本来目の前にあったはずのチャンスを逃すことになったり、無理な働き方を強いられ続けることによって体を壊してしまう場合だってあります。

だからこそ、転職するかどうかの判断はしっかり判断しなくてはなりません。

仕事のやりがいもそうだし、人間関係もそう。労働環境、待遇、将来性、色々なことを考えなくてはなりません。

自分が成長できるのか、長く働くことが今後のキャリアにプラスになるのかといったことも一つのポイントでしょう。

ただこれらのことは誰かに相談してもだめ。

おそらく周りは「まだ転職は早い」「とりあえず3年は働いたほうがいい」と答えます。結局他人事だし、現在の第二新卒の転職事情を知りませんからね。

転職するかどうかを判断するのは自分自身。自分の将来を誰かに任せてしまうなんてことは絶対にないようにしましょう。

第二新卒向け転職サイト、転職エージェント

転職サイト等で手始めに登録しておきたいのがまず以下の2つ。

登録は無料でしかも数分で終わります。あっという間に終わるので、ぜひ活用して下さい。

  1. リクナビNEXT
  2. リクルートエージェント

リクナビNEXTは飛び抜けて最大手の転職サイトですから知っている人も多いでしょう。

業種、職種、年代、地域、経験有無に制限はなく、全ての人に利用価値のある転職サイトです。

ちなみに転職を成功させた人の8割以上がここを利用、転職決定数もNo.1でおよそ5割という圧倒的なシェアを持っています。

リクナビNEXTが優れている点は求人量、非公開求人からのオファー量が他のサイトに比べて多い、強み診断、市場価値診断ができるといった点。

またエージェントサービスにも利用したいタイミングで簡単に登録でき、情報の連携もできるというのも大きなメリットです。

多くの人が使っているのでマイナス意見もありますが、基本的には満足度も高く、転職サイト満足度ランキングでも常に上位となっています。

私も転職の際に利用しましたが、情報量、使いやすさ、サービスの質に不満はなく、いくつか登録した転職サイトのうち、最後まで使っていたのはこのリクナビNEXTだけでした。

登録には公式HPの登録画面でメールアドレス(PC用、スマホ用どちらも可)を入力し「会員登録」をクリック、そのアドレスにすぐメールが送られてくるので、書かれているリンクをクリックすると詳細登録画面が表示されます。

後は必須となっている希望のパスワード名前生年月日性別4点のみ入力すればOK

ちなみにこれらの情報は登録後に修正することも可能です。

また日常的に使うメールアドレスを使っていてメルマガなどが頻繁に来るが嫌な場合はメールマガジンの欄のチェックを外しておいて下さい。

■公式サイト:リクナビNEXT

リクルートエージェントは転職活動全般をサポートしてくれる転職エージェント会社として国内最大手。

求人量、実績が圧倒的に優れています。

求人も全国対応しており、業種、職種、年齢、経験有無での制約条件はありません。

またリクナビNEXTと連携をとることも可能です。

具体的に行ってくれるのは、非公開求人の紹介、履歴書の添削や受ける企業の事前情報を入手した上での面接対策、面接日や入社日の交渉、年収交渉等。

手間が大幅に減るとともに合格率も上昇します。

また今後のキャリアについて相談に乗ってくれるので、転職するかどうか悩んでいる人にとっても何らかの答えをだすきっかけになると思います。

エージェントの利用に対して身構える必要はありません。気軽に利用してみてください。

■公式サイト:リクルートエージェント

ちなみに他にもう一つ登録しておきたいのがMIIDAS(ミーダス)

ここは企業からのオファーを待つというタイプの転職サイトであり、大手転職サイトDODAを運営しているパーソルキャリアが運営してます。

ここのメリットはとりあえず最初に登録しておけば後は待つだけでOKだという点。

たったそれだけで思わぬ好条件の会社から面接確約のオファーを貰えるかもしれません。

また登録時に入力する年齢、職歴、学歴などから市場価値を診断、想定年収を算出してくれたり、7万人の転職事例を見ることができたりといった点もかなり良いポイントです。

■公式サイト:MIIDAS(ミーダス)

もちろん他にも業界2位のDODA、それに次ぐマイナビエージェント、20代向けのハタラクティブといった評判の良いものはあるので、色々と使って見るのも良いでしょう。



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