転職市場価値を正しく判断する方法と市場価値を上げていく為にすべきこと

あなたは自分の転職市場価値がどれくらいかということを知っていますか?

おそらく多くの人はこれまで考えたこともないか、考えてみても誤ったものを勝手に想像してしまっていると思います。

そこで今回は市場価値を正しく判断する方法や、今後さらに高めていく方法について紹介をしていきます。

転職市場価値を正しく知ることの重要性

自分自身の転職市場価値について正しく知ることはとても重要なことです。

知ることによって得られるメリットは大きく、一方で知らずにいることで損してしまうことが多い為です。

低く見積もりすぎて本来得られる収入が得られない

もし自分の市場価値を低く見積もりすぎていたらどうでしょうか。

転職したところで待遇が良くならないだろうと決めつけて転職を諦め、本来得られるはずの給料よりも低い給料のまま働き続けることになってしまうでしょう。

転職する場合だって、本当はもっと良い待遇で転職することができるはずだったのに、低い給料の会社に妥協してしまう可能性があります。

転職は1社受ければ受かるなんていうものではありません。

例えば市場価値が500万円の人が転職活動をしたとしても、10社受けてようやくその市場価値通りの会社から内定を貰えるといった感じです。

企業とのマッチング、タイミング、運など様々な要素が絡んでくるのでので仕方ありません。

ただ市場価値を正しく判断できていないと、数社受けてだめだとやっぱり自分には無理だなと決めてつけてしまい条件を簡単に下げてしまうなんてことにつながりかねません。

高く見積もりすぎて転職先が決まらない

逆に高く見積もりすぎているとどうでそしょう。転職活動を全然内定を貰えないなんてことになるかもしれません。

まあ仕事を辞めずに転職活動をしているならば、転職先が決まらなくてもそれほど問題はありません。だめだったら転職しないという選択が残されているわけですから。

ただ仕事を辞めてしまったら最悪。前職が年収500万円だったから同じくらいは貰えるだろうと勘違いして仕事を辞め、結局転職先が見つからずに条件を下げざるを得ないなんてことになりかねませんから。

さらに高めることができないまま年をとる

市場価値を知ることは、今後にも良い影響が及びます。

どういった部分が市場価値に影響するかを理解することができるので、今後さらに自分の市場価値を上げていく方向に持っていきやすくなるのです。

今は低い市場価値も、5年後、10年度には高めていってキャリアアップしていくことだって可能でしょう。

逆に勘違いしていると、転職市場価値を上げることができずに年をとるだけ。定年までその会社が続いてくれればいいんですが、倒産、リストラなんてことが起きると悲惨な目に合うのは予想がつきますよね。

転職市場価値はどのように決まるか

ではここで一旦転職市場価値がどのように決まるのかということについて考えていきましょう。

実績、経験

全くの未経験である新卒就職市場と違って、経験があることが求められる中途転職市場。

これまでどういった経験をし、どういった実績を出してきたかというのは当然市場価値に大きく影響する部分。

特に重要視されるのは実績部分。経験が5年ありますなんて言いながら、人に自慢できるような実績がなければ価値は著しく落ちるでしょう。

また実績や経験は、他社でも求められているようなものであることが重要。

例えばその会社独自のシステムを極めたとしても、一歩その会社からでれば役に立たないとなると市場価値が高い人材にはなりません。

職歴、前職の企業

これまでどういった職歴だったか、前職の企業はどこだったかも市場価値に大きな影響を与える部分。

職歴に関していうと、一つの会社で同じ仕事を続けてきた人は専門性も高いと判断されて市場価値は高くなる傾向に、逆にころころと仕事を変えている場合は市場価値は低くなる傾向にあります。

仕事を変えてきた場合も、どういった変え方をしているかということが重要。同職種で一貫性が見てとれる場合であれば市場価値はあまり低くなりませんが(1回の転職は逆に市場価値を上げる場合もある)、違う仕事、違う業界を転々としている場合はかなり低くなってしまうでしょう。

また同じ仕事をしてきても正社員として働いてきた人と派遣社員や契約社員として働いてきた人なら前者のほうが高くなりますね。

また前職の企業がどこだったかという点も市場価値に影響する部分。中小企業から大企業に転職するのが難しいと言われている部分はこれによるものです。

他の項目に比べると影響は低いので、他の部分が高ければ中小企業から大企業に転職することも決して不可能ではありませんが、決して無視えきるものではありません。

学歴

新卒の就職活動ではないですが学歴も影響を与える部分。

応募条件として大卒以上を挙げている場合も多く、高卒か大卒かの違いはやはりありますし、大卒の中でどれほどのレベルの大学かというのもやはり影響する部分です。

ただ学歴に関しては20代の若手層では大きな影響を与えますが、年齢が高くなるとともに影響度は低くなっていきます。いくら東大卒でも職歴なしで40代だと市場価値は低いですからね。

転職市場の動向

市場価値を決めるの何も自分自身のことだけではありません。転職市場の動向、これが大きく影響してきます。

同じような人であっても、現在のような超売り手市場では市場価値は高くなり、逆にリーマンショックのような氷河期には市場価値は低くなってしまいます。

求人数に対して求職者の数が少なければ何とか人を集める為の高条件だしてくれやすいですが、逆に求職者の数が多ければ条件を下げても人は集まりますから無駄に条件を上げることはしません。

市場価値を正しく測るには?

ではここからは実際に市場価値を正しく測る為の方法について紹介していきましょう。

転職エージェントを利用するのがベスト

最も正しく自分の市場価値を判断するのに適しているのは転職エージェントを利用すること。

実際に何人もの転職希望者を扱っている転職エージェントが、上記に挙げた項目から市場価値を判断した上で求人を紹介してくれます。

転職エージェントにとっては転職して貰わなければ1円にもなりません。だからこそ受かるわけがない、受かる可能性がほんのわずかしかないという企業は紹介してくれません。

どういった企業を紹介してもらえたかという点を見れば、自分の市場価値を知ることにつながるでしょう。

ただ転職エージェントは複数利用するようにしたほうがいいです。各社によって方針は変わり、紹介される求人のレベルも全然異なる場合があるからです。

派遣社員の人が正社員への転職を考えた時、とあるエージェント会社からは紹介できないと断れたものの、違う会社からは20社以上も紹介してもらったなんてこともあります。

転職エージェントでは、最大手のリクルートエージェント 、それに次ぐ規模のDODA、ハイクラス向けのJAC Recruitment 、20代向けのハタラクティブといったものがおすすめです。

簡易的な診断テストは参考程度に

リクナビNEXTのような転職サイトでは、無料でできる転職サービスが準備されています。

MIIDAS(ミーダス)なんかは登録時にいくつか質問に答えるだけで診断してくれますね。

こういった機能は、おおよその目安としてみるには便利。時間をかけずに簡単に終わらせることができますしね。

しかしあくまで参考程度にとどめてください。大手の転職サイトがこれまでの転職者データを用いて扱っていますから全く信用できないというわけではありません。

ただ判断するには情報が少ないので転職エージェントほど正確には診断ができません。

今後転職市場価値を高めていくには?

では最後に、今後に向けて転職市場価値を高めていくにはどうすればいいのかということを紹介していきます。

実際にどういった実績が評価されるのかを認識する

市場価値に大きく影響する部分で、今後変えていけるのは実績。

学歴、職歴といったことはもうどうしようもありませんが、実績に関してはこれからでも高く評価されるものを得られる可能性は十分にあります。

ではどういった実績が評価されるのか。職種にもよりますが、共通しているのは会社に依存せずにどこへ行っても活用することができるもの。

自分が今いる環境、今後のキャリア像を元に、それが何かを考えてみてください。

なお実績は成功させたことだけが全てではありません。仕事で失敗を経験したことも立派な財産になります。

無闇に下げる行動を起こさない

とりあえず転職して転職回数を増やしたり、転職しなくても異動希望をだして職種を変えてみたり、ただなんとなくでこのような市場価値を下げることになる可能性がある行動は起こさないようにしてください。

それらをすることがだめだというわけではありません。ただ市場価値は下がるかもしれないということを把握し、しっかり考えた上で行動にうつさなくてはなりません。

市場価値を上げる為の転職をするのもあり

ただ転職することが必ずしも悪いことでなくて、市場価値を上げる為に転職するというのもあり。

より多くの経験ができ実績を積むことができる会社に転職する。そういったことで市場価値を上げるという手段もあるんです。

転職回数が多いのはNG。ただし1回目の転職で、しかもそれがしっかりと目的を考えた上でお行動であれば、何も心配あありません。



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