正社員登用あり、直接雇用ありの求人には嘘が多いので要注意!可能性なんてごくわずか!

正社員登用あり、直接雇用ありの求人には嘘が多いので要注意!可能性なんてごくわずか!

契約社員の求人には正社員登用ありと記載されていたり、派遣社員として働きだすと直接雇用もありえるからと言われたりと、あたかも正社員になれるような可能性をちらつかされます。

正社員になりたかったけれどなれなかった人や、いずれは正社員として働きたい人にとっては非常に魅力的に感じるかもしれません。

ただ、残念なことに実際は正社員登用される契約社員、直接雇用される派遣社員なんて本当にごくわずか。多くの人はその求人に騙されて時間を浪費し、せっかく正社員になりやすい年齢の若い時期を棒に振ってしまっています。

これから契約社員、派遣社員になろうとしている人、今現在働いている人はそのことをよく理解しておかなくてはなりません。

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正社員登用、直接雇用の実情

派遣社員なら最大3年、契約社員なら最大5年まで働くことができる中で、その期間終了後に実際に正社員になれる人はどのくらいいるのか知っていますか?

求人票を見れば多くの会社で当然のように書かれていますが、決して簡単になれるものではないのです。

実績はあってもごくわずか

実際に契約社員からの正社員登用であったり、派遣社員からの直接雇用というのは全くない話ではありません。

実績ありと書かれていたなら、確かに過去にあったのかもしれません。ただ問題はその実績が期待していいものなのかということ。

例えばこれまで働いてきた人が100人以上いる中で過去に1人だけ正社員登用されたことがある会社であれば、期待できるものではありません。ただ、それでも実績ありであることには変わりません。

派遣社員からの直接雇用に関して厚生労働省が調べたこんなデータがあります。

  • 派遣社員を正社員に採用する制度があり、実績がある・・・1.7%
  • 派遣社員を正社員に採用する制度があるが実績はない、実績がある・・・11.3%
  • 派遣労働者を正社員に採用する制度がないが、実績はある・・・1.3%
  • 派遣労働者を正社員に採用する制度がなく、実績もない・・・80.8%

実際に直接雇用した経験のある会社なんてたったの3%です。もちろんそれらの会社でも派遣社員全員が正社員になれるわけではありません。

もしそれらの会社で10人の派遣社員がいたら1人は正社員になれるとしましょう。これだけでもかなり高すぎる数字ですが。

その場合だと実際に派遣社員から正社員になれる人なんて1000人に3人だけということです。もう期待していいものではないんです。

契約社員の場合は派遣社員に比べるとちょっと良いです。

厚生労働省の正社員登用制度の導入状況によると、正社員登用制度の有無の割合は以下の通り。

  • 正社員登用制度・・・46.5%
  • 正社員登用制度・・・50.4%
  • 不明・・・3.1%

そして実績に関しては、

  • ある程度ある・・・52.2%
  • 少ない・・・31.2%
  • ない・・・15.9%
  • 不明・・・0.6%

となっています。

派遣社員に比べるとかなり良いのですが、まず正社員登用制度がない会社が半数以上あり、制度があっても実績がなかったろ、少ないという会社も多数存在しています。また、ある程度あると回答した会社でも、余裕で確率は10%は下回ると思います。

全くの嘘なんて会社もある

実際は正社員登用制度が直接雇用制度がなかったり、実績が全くない会社であっても、求人票にありと記載したり、働いている中で期待をもたせるようなことを言ってくるという場合も多々ありますから注意が必要です。

あと1年働けば、来年だったらと伸ばして伸ばして、結局契約社員や派遣社員として働くことができる期間上限になったら切り捨てる。そんな会社も多々あるんです。

条件があがるとは言えない

ちなみに契約社員から上手いこと正社員になれたとしても、必ずしも条件があがるとは言えないことに注意しましょう。

契約社員の場合、5年を超える労働者の希望があれば無期雇用にしなくてはいけないという法律がありますが、あくまで変わるのは有期雇用から無期雇用になるという点だけ。

実は必ずしも正社員として採用されるわけではなく、準社員といった扱いになってしまって年収があがる、ボーナスが貰えると思っていたら、実際は契約社員の時と何も変わらなかったという場合も実際にはあるのです。

大半は人集めと長く働いてもらうための口実

もし正社員として働いてもらうつもりがあるならば、最初にあえて契約社員として1年も2年も働いてもらう意味はなんでしょうか。別に正社員だからといって条件をあげる必要もないし、その人を見極めるのであれば試用期間で見極めればいいし、契約社員としてであっても数年も費やす必要はないでしょう。

要するに正社員登用というのは大半が人集めとしてのうたい文句と、就職後に可能な限り働いてもらう為の口実にすぎないのです。

企業にとってみれば、正社員を望んでいる人は仕事も頑張ってくれるでしょうし、ある程度長く働いてくれます。1年おきに人が変わるよりも、5年おきに人が変わるほうが採用コスト、教育コストも抑えることができますから、正社員にするつもりがなくてもとりあえずそうしておくんです。

まあたまたま正社員の枠が空いていたり、超優秀な人であれば、最初は正社員にするつもりはなかったけど正社員に切り替えるなんて場合もありますが、とにかく最初は正社員として雇うつもりなんてないことがほとんどなのです。

時間を無駄にすることが一番危険

企業は労働者のことを考えていないということをまず大前提として考えて下さい。まあ正社員のことは守らなくてはいけないと考えている企業はあるでしょうが、非正規社員を守ろうとは考えてません。

たとえ3年、5年を費やそうが会社の利益の為に平然と切るのが会社というものです。

しかし、労働者にとってはそれだけの長い期間というのはかなり重たい期間です。

22歳で正社員登用ありの契約社員として働き出したけど正社員になれずに5年で退職。また次の会社で正社員になれることになったけどまた5年で退職。するともう年齢は32歳です。

年齢が高くなればなるほど非正規社員から正社員になることは難しくなってくるわけですが、企業とってはそんなことどうでもいいことなのです。

会社選びは注意しよう

もしいずれは正社員になりたいと思っているのであれば、やはり最初から正社員の求人を探して転職活動を行うのベストです。

もし契約社員として働く場合であれば、本当に実績があるのか、可能性は高いのかをよく調べた上で会社を選ばなくてはなりません。あまりに難易度の高いところで働いても、結局切られるのがオチです。

正社員登用の制度については、過去数年の実績、そして過程(試験や期間)といったものについては絶対に確認するようにしましょう。これが曖昧なようであれば、そもそもする気がないか、ほぼ運任せになってしまう可能性が高いです。

情報収集の方法

転職の際に最も重要なのは情報収集。ありとあらゆる手段をつかって多くの情報を集めるようにしましょう。

転職サイトはもちろんですが、転職エージェントも活用していきましょう。求人情報だけからは知ることができない企業の情報も多数持っており、しっかり見極めることができる可能性が高くなります。

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