追い出し部屋の実態と対策。追い出し部屋での退職は自己都合?

追い出し部屋の実態と対策。追い出し部屋での退職は自己都合?

追い出し部屋という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

正社員を辞めさせることが難しい日本で、企業が社員を辞めさせるために行う一つである追い出し部屋は、労働者にとってかなり辛いものとなりえます。

そこで、今回は追い出し部屋の実態や追い出し部屋にいれられた時の対策を紹介します。

関連:社内ニート、窓際族、社内失業。仕事がない状態から脱出するには?

関連:40代の転職、成功させる為にはどうする?

関連:退職時及び退職を申し出た際のトラブル事例

スポンサーリンク

追い出し部屋の実態

では、まず追い出し部屋の実態について紹介していきましょう。

追い出し部屋とは

追い出し部屋とは、社員を追い出す為に作る部署のことです。

会社が辞めさせたいと考えている社員の中で、退職勧奨に応じなかった社員を適当な名前をつけた部署に集め、退職するように仕向けます。

その部署では、全く仕事を与えずに社内失業状態に追いやったり、逆に絶対に達成できないノルマを課すなど過酷な業務を強いたりすることで、精神的に社員を追い込み、自ら会社に辞めるように仕向けるのです。

なぜ追い出し部屋をつくるのか

日本で正社員を解雇することは非常にハードルが高いです。

多少仕事ができないからと言って辞めさせることはできませんし、不景気になり、仕事が減って人員が余っていてもやめさせることはできません。

もし安易に解雇をしてしまうと、裁判になり解雇が無効となるリスクもあるため、企業は解雇という形を避けます。

そういった中で、社員を辞めさせる為に、社員が自主的に辞めるように持ち込むという手段をとります。

自主的に辞めさせる手段の一つとして、精神的に社員を追い込む追い出し部屋を作るのです。

参考:会社をクビになったら?クビになる理由や対処法

追い出し部屋を作ることの企業のメリット

追い出し部屋をつくることの企業のメリットは、辞めさせたい社員を辞めさせることだけではありません。

自主退職に追い込むことによって、自己都合の退職となり、退職金を解雇の場合に比べて大幅に少なくすることが可能となります。

どの企業でも、自己都合の退職の場合には退職金を非常に低く抑えています。

また、他の社員のモチベーションアップの為に設置している会社もあります。

他の社員の危機感をあおったり、業務量の違いによる他の社員からの不満を軽減することで、仕事の効率化を図るのです。

追い出し部屋は違法?

そもそも追い出し部屋は違法行為なのでしょうか。

追い出し部屋については、退職強要にあたる、パワハラにあたる可能性が高く、違法である可能性が高いです。

実際、過去に追い出し部屋にいれられたことに対し裁判を起こした結果、会社側に慰謝料の支払いを命じた結果もでています。

社員に対して、退職を促す退職勧奨は会社側の権利としてあり、違法ではありません。

ただ、退職勧奨の場合には社員にも断る権利があり、退職を受け入れる義務はありません。

しかし、追い出し部屋の場合、退職勧奨の域を超え、退職することを強いる退職強要になり、違法であると考えられます。

参考:退職勧奨と退職強要の違い。違法行為を認めてはいけない。

スポンサーリンク

追い出し部屋に入れられた時の対処法

では、もし追い出し部屋に入れられた時にはどうすればいいでしょうか。

その時の対処法を紹介します。

証拠集め

まずやらなくてはいけないのが、追い出し部屋に入れられた事実の証拠を集めることです。

これから対処法を行うにしても、必ず証拠は必要となりますし、もし何らかの対処を行おうとしていることが会社にばれると、会社が証拠を残さないように動いてくる可能性もありあす。

録音、メールなどとにかく証拠は集めておきましょう。

会社側に違法であることを伝える

会社側が自主退職に追い込む手段の一つである追い出し部屋ですが、そもそも違法である認識があまりないことが多いです。

その為、まず退職であることを伝えるだけでも、会社側がやめることもあります。

それでもやめない場合は、弁護士等に相談してみましょう。

転職活動は行っておく

追い出し部屋に入れられた時点で、リストラ候補であることは間違いありません。

もし、違法であることを武器にした結果、追い出し部屋に行かなくて済んだとしても、その後の会社生活は辛いものになります。

出世はできない、給料は上がらないどころかむしろ下げられる、周囲が冷たくなる。

ですから、転職することは考えておいたほうがいいです。

退職時は会社都合に

追い出し部屋に入れられた上で退職すると、会社は自己都合の退職にさせます。

しかし、その会社のやり方に納得してはいけません。

追い出しべ部屋にいれて退職した場合は、退職強要ですから会社都合の退職となります。

会社都合の退職の場合は、退職金も多く貰えますし、失業保険も3ヶ月の給付制限なしでもらうことが可能となります。

スポンサーリンク

最後に

追い出し部屋に入れられると、精神的につらい日々を過ごすことになります。

確かに腹もたちますでしょう。

しかし、何よりもこれからのことを考えましょう。

転職では、例えば年収アップできた人が7割程度現状の不満を解消できた人は8割と高い数字になっています。

さらに今は企業が人手不足となっていてかなりの売り手市場であり、好条件で転職しやすい状況なっています。

もし転職を少しでも考えている人はまずは転職サイトに登録してみてみてください。

私の場合は、転職サイトにたまたま登録したことで仕事について考えるようになり、変わるきっかけにもなりました。

転職サイトでは、無料で市場価値や適正を調べられたり、直近で転職を考えているわけではないという人にとっても役立つ情報を見ることができるのでかなり便利です。

まずは最大手である以下の2つを利用するのがいいと思います。

というかこの2つは他の転職サイに比べて求人数、スカウト機能、診断テストや転職ノウハウ情報の充実度といったことが圧倒的に勝っているので登録は必須です。

ちなみに診断テストで言えば、リクナビNEXTがグッドポイント診断という強みを調べるもの、DODAがキャリアタイプ診断という性格や能力、適している働き方や企業風土を調べるものが人気です。

転職を検討している人で、どちらにも登録していないという人はかなり少数だと思いますが、まだ使っていないという人はチェックだけしてみてください。

登録自体も色々と入力項目がありますが、まずは必要項目を入れればいいので数分で終わります。転職しようとしていることが転職サイト経由でばれたというのも聞いたことがないので心配ありません。

もう少し2つのサイトについて説明してみましょう。

リクナビNEXTは、転職者の8割が使っているそうです。

私もとりあえずまずはここに登録したし、情報収集をする為に他の転職サイトもあわせて使っていましたが、良い部分はあっても他に劣っているという部分は感じたことがありませんでした。

実際、リクナビNEXTをメインとして他の転職サイトや転職エージェントを使って転職活動を進めている人が一番多いかと思います。。

非公開求人への応募が可能となるスカウト機能は他のサイトに比べて特に優れていますし、自分の強み市場価値を調べることができるなど、機能面が全般的に優秀なのが特徴です。

■公式サイト:リクナビNEXT

DODAは、求人検索やスカウト機能といった転職サイトの面も持ちつつ、転職エージェントの面も持った転職支援総合サービスとなっていて、一度の登録で全てのサービスも使うことができますのでかなり便利です。

いざ転職する時になったら転職エージェントに利用は必須。一人で全てをやろうなんてことは絶対に辞めておきましょう。

転職サイトで検索してもでてこない非公開求人をを紹介してくれる、履歴書の添削や受ける企業の事前情報を入手した上での面接対策、面接日や入社日の交渉、年収交渉といったことまでしてくれるので手間が大幅に減るとともに合格率も上昇します。

また、DODAは企業に関して社風や雰囲気といった情報まで提供してくれる、求人は事前に審査しブラック企業を排除してくれているという特徴があるので、転職のリスクを最大限下げるといった観点でも利用は必要です。

■公式サイト:DODA

転職エージェントで言えば、DODA以外にも同規模のリクルートエージェント 、それらに次ぐJAC Recruitment といったところも扱っている非公開求人数は多く、エージェントの質は高いので使ってみる価値はあると思います。

■公式サイト:リクルートエージェント

■公式サイト:JAC Recruitment

どれも無料であり、持っている求人情報は異なるので、複数を利用するメリットも大いにあると思います。

関連:パワハラが原因よる退職、転職時の注意点。会社都合の退職にするには?

関連:パワハラの定義やパワハラ上司の事例、あなたの職場は大丈夫?

関連:今の仕事に不満があってもなくても転職サイトに登録すべき。その理由とは?


コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ