保育士が公立保育園に転職するメリット、デメリットと転職する方法

保育士が公立保育園に転職するメリット、デメリットと転職する方法

保育園には国が運営している公立保育園と民間企業が運営している私立保育園があります。

どちらも保育業務を行うという点に違いはありませんが、保育士としての働き方や待遇といった点はかなり異なる場合があります。

そこで今回は公立保育園で保育士として働く場合のメリット、デメリットや公務員になる為の方法について紹介していきます。

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公立保育園と私立保育園の違い

保育士として働く場合、まず必要なのは保育士免許を取得することです。

民間企業が運営する私立保育園で保育士として働く場合、保育士資格を持っている上でそれぞれの保育園で採用されなくてはなりません。

一方で国が運営する公立保育園で働く場合、保育士資格を取得した上で各自治体が実施している公務員試験に合格しなくてはなりません。

民間企業が運営しているか、それとも民間企業が運営しているかという違いだけで、働くためにしなくてはならないことは違うのです。

公立保育園のメリット

公立保育園と私立保育園では、働き方や待遇面に違いがあります。

それぞれにメリット、デメリットがあるので一概にどちらが良いとは言えませんが、人によっては公立保育園の方が合っているという人もいるでしょう。

そこでまずは公立保育園で働く場合のメリットから紹介していきましょう。

年収が高め、昇給がしっかりしている

公立保育園の保育士と私立保育園の保育士では、平均的にみると公立保育園の保育士の方が年収は高いです。

また公務員として働くので、勤続年数に応じてしっかり昇給もしています。

それ故に保育士が辞める最大の理由は給料の低さですが、公立で働く保育士の離職率は私立の保育士に比べて低いです。

ただ私立の中には高い年収を出してくれる場合もあるので、必ず公立保育士の方が給料が高いというわけではありません。

一人あたりの負担が少ない

公立保育園の場合は認可保育園なので、保育士は以下の人数を配置されていないとなりません。

  • 0歳児3人につき保育士1人以上
  • 1、2歳児6人につき保育士1人以上
  • 3歳児20人につき保育士1人以上
  • 4、5歳児30人につき保育士1人以上

ただこれでは不十分である為、さらに多くの人数で対応している場合が多いです。

一方で認可外保育園の場合だと、この人数ぎりぎりもしくは下回ってしまっている場合もあり、それ故に保育士一人当たりの負担がかなり大きくなっている場合があります。

また私立保育園の場合だと、評判を良くする為に独自の取り組みをしている場合が少なくなく、それがまた保育士の負担となってしまっています。

残業も私立に比べると少ない傾向がありますね。

結婚、出産後も働きやすい

私立保育園だと産休や育休がとりにくく、結婚や妊娠を機に退職を余儀なくされる人も多いです。

産休や育休は法律で定められた義務であり、取れないなんてことは本来ないのですが、残念ながらそういう実態があるのです。

一方公立保育園では産休や育休はしっかり取ることができ、有給休暇も取りやすいので出産後も安心して働くことができます。

実際、公立保育園の保育士は結婚後も仕事を続ける人が多いので平均年齢が高くなっています。

ただ最近は私立保育園でも産休、育休制度を充実させ、出産後も働きやすい環境をつくっている場所も多いので、公立でなくてはだめというわけではありません。

公立保育園のデメリット

一方で公立保育園で働く場合のデメリットとしては以下のことが挙げられます。

勤務地を選べず転勤がある

公務員として働く場合、特定の保育園を選ぶことはできず、採用された自治体内でどこにでも配属される可能性があります。

また数年に1度は転勤することになる為、一つの園でじっくり働くことはできません。

転勤のたびに新たな人間関係を築いていかなくてはならないというのは大変ですよね。

私立保育園に比べると独自性が低い

私立は各園の方針に沿って色々と独自的な取り組みを行うことができ、それがやりがいに繋がる人もいます。

一方で公立保育園だと私立に比べるとそういったものが少ない為、人によってはやりがいが少なく感じてしまう人もいるかもしれません。

難易度が高い

公務員として働くことができる公立保育園の保育士は人気が高く、さらに国として公立保育園の民営化を進めている為に求人自体も減少傾向にあります。

それ故に公務員として働くのは私立保育園で働く場合に比べて」かなり難易度が高めです。

公立保育園で保育士として働くには

では続いて公立保育園で保育士として働くにはどうすれば良いのかについて紹介します。

各自治体の公務員試験に合格する

各自治体で年に1度、9月から10月にかけて公務員試験が行われます。

まずはこれに合格しなくてはなりません。

公務員試験は1次試験が教養・専門・論文等の筆記試験、2次試験では実技・面接が行われます。

保育士としての専門知識はもちろんですが、高校レベルの国語、数学、英語、理科、社会も改めて勉強しなくてはならないので、それなりに勉強することが必要になります。

保育園に配属される

保育士の公務員試験に合格した場合でも、公立保育園では働くことができない場合があります。

保育士の配属先は保育園に限らず、乳児院や児童福祉施設などもあります。

希望しているところには限らないことに注意しましょう。

また最初は希望通り保育園に配属されたとしても、数年後に保育園以外の場所に異動を命じられる可能性もあります。

わざわざ公務員試験に時間をかける必要があるか

公立保育園にはそれなりにメリットがありますが、合格する為の勉強にはそれなりに時間がかかるし、保育園では働けない可能性もあります。

もちろんそれでも目指すのはありですが、もし待遇が良さそうだからという理由程度であれば、私立保育園でも希望にあったものがないかをまずは調べてみましょう。

もしかしたら公務員試験にわざわざ時間をかける必要もなく、転勤などのリスクもない場所が見つかる可能性もあります。

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