契約社員なのに正社員と同じ仕事で責任も重い。給料も低いし通勤手当もつかないのは不公平。

契約社員なのに正社員と同じ仕事で責任も重い。給料も低いし通勤手当もつかないのは不公平。

給料は正社員のほうが圧倒的に上。まあそれでも仕事内容が正社員よりも楽であったり、責任も軽いのであれば納得できるもの。

ただ契約社員として働いていて給料も低いにも関わらず、正社員と全く同じ仕事をさせられて同等の責任を求められているならばやっぱり納得することはできませんよね。

ただ、そういった不公平な事態にさらされている契約社員というのは決して少なくないのが現実です。

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不合理な労働条件の禁止

労働契約法第20条では、有期契約労働者と無期契約労働者との間で、期間の定めがあることによって不合理に労働条件を相違させてはいけないと定められています。

ここで言う労働条件というのは給料だけではなく通勤手当や食事手当などの福利厚生も含まれます。

この不合理というのは、仕事の内容、仕事に関する責任、異動等の有無といったことから考えられることになります。明確な線引きはなく、それぞれの労働条件ごとで個別に判断されることになります。

契約社員として働く場合、異動や転勤がないことがほとんどであり、これによって賃金に差がつけられるというのは仕方がないことです。

ただ、その差があまりにも不合理なものであれば不当であると主張することは可能です。同じ仕事内容で、同じ勤続年数である正社員に対して8割以下の給料である場合には不合理だと判断される可能性があります。

ただ、現実的に不当だと訴えていくことは困難であるのが現実です。

まず、個人として会社側に不合理だからといって同等にすることを求めるということに非常に大きな壁があり、また求めたとしても会社が応じなければ提訴しなくてはなりません。

もちろん、実際に裁判を起こしているという人もいます。

同じ仕事内容であるにも関わらず給料の差が大きかったり、住宅手当や退職金がなかったといったことから差額を支払う裁判がいくつか行われています。

今後もその会社で働きたいと思っているならば、結局は我慢するしかないというのが現実です。

契約社員として働いている中で不公平さを感じたら

もしも、現在の仕事において不公平さを感じているならばまずは再度正社員との仕事の違いについてよく考えてみましょう。

自分としては正社員と同じ仕事をしているというつもりでいても、実際には見えていない部分も多かったというのは実際によくあることです。

確かに仕事で共通部分があったとしても、正社員は何かしら+αの仕事をしていませんか?

また考えなくてはいけないのは仕事の内容だけではありません。仕事を遂行するにあたって知識や能力に差がないか、こなしている仕事の量は同じか、責任の重さは本当に同じかなども考えなくてはなりません。

また、正社員と比較する場合もその会社の中で特に仕事ができない社員と比較するのもだめです。

それでもやっぱり不公平さを感じるならば、転職することを考えてください。

もっと楽な仕事を求めて違う契約社員の仕事に転職するか、条件アップを求めて正社員に転職するか。いずれにしろ、転職によって叶えるほうがよっぽど楽です。

現在は売り手市場となっている為、以前ほど転職が難しいものではなく、多少年齢が高くとも正社員に転職できる可能性は十分にあります。

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