過労死ラインの基準は残業80時間から100時間。過労死の原因、前兆を知って対策

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過労死ラインの基準は?過労死の原因、前兆を知って対策

過労死とは何か。

残念なことに、ほとんどの人が知っていることでしょう。

サービス残業が蔓延し、長時間労働が当たり前となってしまっている環境で、精神的、肉体的に身体を壊してしまい、死にいたってしまう。

もしかしたら、あなたも危ないかもしれません。

今では残業80時間以上の人をよく聞きますし、残業100時間の人もいます。

今回は、過労死ラインの基準や過労死の原因、前兆を紹介します。

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過労死とは?

まずは過労死とは何か、そして過労死と認定される過労死ラインの基準を紹介します。

過労死とは

過労死とは、周囲からの暗黙の強制などにより長時間の残業や休日なしの勤務を強いられる結果、精神的・肉体的負担で、労働者が脳溢血、心臓麻痺などで突然死することや、過労が原因で自殺すること(いわゆる過労自殺)などである。

引用:Wikipedia

残業などによって、むちゃくちゃな残業や休日出勤をさせられることにより、身体に支障をおかし、病気になってしまう。

心筋梗塞、脳出血、クモ膜下出血、急性心不全、虚血性心疾患などの脳や心臓の疾患があげられます。

また、身体だけではなく精神的な疲労により、うつ病になってしまうことで自殺してしまうことも過労死に含まれます。

年間200人ほどが過労死によって命を落としてしまっています。

さすがにこれはまずいということで、2014年11月1日に「過労死等防止対策推進法」が施行されました。

参考:厚生労働省

過労死ラインとその基準

もし、上記であげたような病気にかかったとしても、それが過労によるものなのかどうなのかはわかりません。

ですので、会社としては過労によるものではないと認めません。

そこで、過労によるものなのかどうなのかを判断する基準としてあるのが「過労死ライン」です。

過労死ラインの基準は以下のとおり。

発症前2か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね80時間を超える時間外労働(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日とすると。1日4時間の時間外労働をして、1日12時間勤務が続く状態。又は労働日の20日各2時間の時間外労働と、1日10時間勤務で4日の法定外休日出勤という1日10時間勤務が続く状態)が認められる場合。

あるいは発症前1か月間におおむね100時間(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日とすると。1日5時間の時間外労働をして、1日13時間勤務が続く状態。又は労働日の20日各2時間50分の時間外労働と、1日10時間50分勤務で4日の法定外休日出勤という1日10時間50分勤務が続く状態)を超える時間外労働が認められる場合をいう。

その他、発症前1か月間ないし6か月間にわたって、1か月当たりおおむね45時間(1日8時間勤務で1か月の労働日を20日とすると。1日2時間15分の時間外労働をして、1日10時間15分勤務が続く状態。又は労働日の20日各32分30秒の時間外労働と、1日8時間32分30秒勤務で4日の法定外休日出勤という1日8間32分30秒勤務が続く状態)を超えて時間外労働時間が長くなるほど、業務と発症との関連性が徐々に強まると評価できる。

引用:Wikipedia

亡くなった時、この基準に当てはまっていると過労死と認定するとされています。

ニュースなどで過労死した人が月150時間残業などと言っているのを見かけたりもしますが、この過労死ラインを大幅に上回っています。

月100時間の残業時間ってどのくらいなのでしょう。

土日休みの人はだいたい月の勤務日数が20日程度ですから毎日5時間の残業です。

8時-17時の勤務だとすると、毎日10時まで仕事なわけです。

これではプライベートもなにもありません。

月150時間だと想像もつきません。

どうでしょう?あなたは当てはまっていませんか?

実はあてはまる人も多いのではないかと思います。

私自身80時間の残業はやったことがあるし、月45時間の残業は当たり前のことです。

そんな人はたくさんいると思います。

36協定では、残業時間の上限について定められているはずですが、守っていない会社も多いのが現状でしょう。

 

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過労死の原因、前兆

では労働者である私たちは、過労死しないために何ができるでしょうか。

そして、周りの人から過労死をださない為にはどうすればいいでしょうか。

まずは過労死の原因と、過労死の前兆を知ってください。

過労死の原因

明らかに労働基準法に違反しているような、労働時間

人手不足により、働いている一人一人の仕事量は増え、忙しい状態が続いている会社も多いと思います。

また、時間だけではありません。

仕事の責任の重さなどの密度もまた原因となります。

責任の重たい仕事や上司からのプレッシャー。

こういった長時間労働や高い密度によって、ストレスはたまってしまいます。

このストレスが、過労死の大きな原因となるのです。

過労死は50歳前後の人に多いと言われています。

加齢ともに、体力は落ちているにも関わらず、責任の重たい仕事をしなくてはならないという年齢ですね。

仕事が忙しすぎると、なかなか自分の肉体的、精神的不調に気づくことができなくなってしまいます。

過度なストレスが溜まっているにも関わらず、目の前の仕事をこなすことにあくせくして、

限界を超えた状態で仕事をし続ける結果、過労死は引き起こされてしまいます。

過労死の前兆

自分の限界を超えているにも関わらず、忙しすぎるとなかなか気づくことができません。

どこかで歯止めをかけないといずれは過労死という悲しい結果になってしまうのです。

しかし、死には必ず前兆があります。

自分で、もしくは周囲の人がこの前兆に気づき、歯止めをかけなければなりません。

身体的な前兆

  • 疲労感
  • 胸の痛み
  • 手足の痺れ
  • 頭痛
  • 視力の低下
  • めまい

過労によるストレスは脳、心臓の病気を誘発します。

上記の症状がある場合はすぐに病院にいってください。

精神的な前兆

  • よく眠れない
  • 怒りやすくなった
  • 食欲の低下もしくは過度な食欲
  • 視線がさだまらない

過労によるストレスはうつ病を引き起こします。

周囲の人で上記のようなうつ病の傾向がある人は要注意です。

関連:過度なストレスが引き起こす症状や病気。適度なストレスは必要。

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過労死はあってはいけない

過労死はあってはいけないものです。

過労死を無くす為にも、無理な労働をしてはいけないし、させてはいけません。

しかし、現実としてサービス残業が横行しており、労働基準法を違反するくらいの労働時間の人はたくさんいます。

まずは、この状態を国として変えていかなければいけません。

また、私たちの家族や、同僚などが過労死なんてことのないように、前兆が起きた時には無理にでも歯止めをかけてあげることが必要となるでしょう。

とはいうものの、現実はそういった会社であっても個人の力では変えることができず、長時間労働が続いてしまうもの。

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