保育士同士のいじめの実態。もし無理なら退職、転職したって良い。

子どもに囲まれて毎日楽しそうに働いているイメージが強い保育士ですが、実態はそんなに甘いものではありません。

残業が多いわりに薄給であったり、女性の多い職場ならではの複雑な人間関係があったりと悩みは尽きないものです。

特に人間関係でいえば、先輩や同期に気を遣うから疲れる、園長が厳しくて疲れるといった程度ではなく、ハッキリといじめが行われていることもあるようです。

いじめられるなんて、どんな年齢になっても辛いもの。無理をしてまでその保育園で働きつづける必要はありません。

 

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人間関係で悩むことの多い保育士

人間関係で悩むことの多い保育士

保育士として働くなかで、人間関係に悩みを抱えている方は少なくありません。

実際、毎年一定数の方が人間関係を理由に退職しています。

人間関係を理由に退職する保育士は多い

厚生労働省の調査によると、人間関係を理由に転職を決めた人のうち、男性の割合が9.3%、女性の割合が14.8%です。この結果から、女性の方が人間関係について悩みを抱えやすいと考察できます。

また、厚生労働省のデータによると、2020年度の保育施設の職員のうち、男性の割合はわずか4.0%で、女性の割合は95.8%です。それほどの女社会であるわけですから、人間関係に悩みを抱える保育士が多いのも納得ですよね。

加えて、保育士を対象に実施した調査によると、仕事をもう辞めたいと考えている方のうちの37.1%、およそ3人に1人の方が人間関係を理由に退職を希望しています。

保育士退職理由

それほど多くの方の退職理由が人間関係なわけですから、現在保育士として働いている方が人間関係を理由に退職を検討していても何もおかしくありません。

特に深刻なのが「いじめ」

人間関係のトラブルのなかでも、特に深刻なのが「いじめ」です。

「先生」という立場にある人たちが人をいじめるなんて想像もつかない…という方もいるかと思いますが、先生同士のいじめは結構多いものです。

特に保育士などの女性が多く派閥が生まれやすい職場では、その派閥に入れなかったり、派閥から抜けてしまったりするだけでいじめられることがあるようです。

いじめる側はたいして考えていないのかもしれませんが、いじめられる側にとっては大問題。大きなストレスを感じ、うつ病になってしまう人も少なくありません。

保育士同士のいじめの実態

保育士同士のいじめの実態

では、保育士同士のいじめにはどういったものがあるのでしょうか。その事例をいくつか集めたので、一緒に確認していきましょう。

他の保育士に無視される

いじめの事例として一番多いのが「無視」です。

挨拶をしても返して貰えない、仕事のことで話しかけても答えてもらえない、職員会議であからさまに存在を無視される…。例を挙げればキリがありませんが、とにかくこういったことをされるのは辛いですよね。

一人の人から無視されているくらいならまだしも、職場の全員や園長など関わらざるを得ない人から無視されているのであれば、かなり働きにくい環境だといえます。

ちょっとしたミスで異常に責められる

園長や先輩など上の立場にいる人に多いのが、「ちょっとしたミスを極端に責める」といういじめです。

他の人なら怒らずに笑って済ませるようなミスなのに、自分がやったらひどく厳しく責められる。

そういったことが続けば、「何で自分だけ怒られるんだろう、そんなに自分はだめなんだろうか。」と自己嫌悪に陥り、メンタルが壊れていってしまうのも当然です。

特定の人に対する異常な厳しさは、指導でもなんでもなく「いじめ」ですからね。

また、この場合厄介なのが、いじめをしているのが上の立場に立っている人間である点です。上の立場の人に対して注意ができる人は少ないので、同僚に相談しても見て見ぬふりをされる場合が多いのです。

面倒な仕事を押し付けられる

上の立場にいる人からのいじめとして、「わざと面倒な仕事を押し付けてくる」というものもあります。

面倒な保護者の対応やトイレ掃除などの雑務など、誰もが面倒だと感じる仕事を毎回押し付けられていては、不満やストレスがどんどん溜まっていってしまいます。

いくら仕事といっても、自分だけがキツイ思いをするのは嫌ですからね。

あからさまに省かれる

中には「あからさまに1人の保育士を省く」といったいじめも行われているようです。

飲み会に誘われない、皆で作業する際に自分だけ誘われない、自分だけ業務連絡をしてもらえない。

程度は違えど、どれも傷つくものばかりですよね。特に最後のような状態では、仕事自体にも支障が出てしまいます。

いじめを受けている状態から抜け出す方法

いじめを受けている状態から抜け出す方法

もしあなたが今いじめを受けているのであれば、その状況を抜け出すために試してほしい対処法が3つあります。

あなたがいじめを受けているのは、あなたが悪いからではなく環境のせい。

環境を変えれば今の辛い状況から確実に抜け出せますので、勇気を持って一歩踏み出しましょう。

いじめの証拠を持って信頼できる上司や専門機関に相談する

まず試してほしいのが、いじめの証拠を持って信頼できる上司や専門機関に相談することです。

ここでいう上司は、主任や園長のことですね。状況にもよるかと思いますが、彼らを味方につけられればかなり強いので、信頼できると思ったならためらわずに相談しましょう。

この際、いじめの有無を疑われることのないように「いつ、どこで、誰に、どんなことをされたか」という記録や、スマホで録音した会話の記録など、いじめの証拠を固めたうえで相談すると良いと思います。

上司がいじめの存在を認識すれば、上司といじめてくる相手とあなたの3者で話す場を設けてくれたり、相手に注意してくれたりと、何らかの方法で状況の改善を図ってくれるはずです。

ただし、いじめている帳本人が園長や主任などの上司の場合は、残念ながらこの方法は使えません。

そんな時に利用すべきはみんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)NPO法人 労働相談センターなどの専門機関です。

これらの機関を利用すれば、もし仮に園長がひどいパワハラをしていたり、園全体にいじめがはびこっているような場合であっても解決が見込めます。

辛い状況を抜け出すことに力を貸してくれる人は沢山いますので、あなた一人で悩みを抱え込むのではなく、周りの誰かを頼ることを忘れないでくださいね。

理不尽に責められたらきっぱりと言い返す

次に試してほしいのが、理不尽に責められた際にきっぱりと言い返すことです。

「これができれば最初から苦労しないわ!」という方は無理をする必要はありませんが、この方法はあなたの優しさや気の弱さにつけこんでいじめてきている相手に対して効果が見込めます

特にあなたと2人きりになった時だけにいじめてくる人の場合、他の同僚や先輩が大勢いる中で反撃すれば、かなりうろたえるかと思います。

相手が戦意喪失するくらいに、理路整然と事実関係を公表して毅然とした態度で言い返せば、もういじめられずにすむかもしれません。

人間関係で悩まなくていい職場に転職する

これまでの方法を試したけど改善の兆しがない、そもそも試す勇気が出ないという方に強くおすすめしたいのが、人間関係で悩まなくていい職場に転職することです。

正直、この方法が最もリスクが少ないうえ、簡単に今の状況を抜け出せる方法だと思います。

例えば、いじめられていることを園長に相談して注意してもらったところで、いじめてきた相手がすっかり反省して大人しくなるのでしょうか。

とりあえずは認めて謝罪したとしても、園長にチクられたことでさらにあなたへの憎悪を募らせて、いじめがヒートアップすることも考えられますよね。

また、自分をいじめてくる相手に対して毅然とした態度で言い返すのもなかなか難しいですよね。それができていたらここまで苦労しないですし。

それなら、もうそんなに劣悪な環境からは逃げちゃって良いと思います。

そもそもいじめが常態化しているような職場は異常ですから、あなたがこれ以上我慢しつづける必要はありません。「いじめられていて、その環境から逃げたかった」は立派な転職理由ですからね。

転職してガラッと環境を変えたことで、人間関係の悩みが解消できて楽しく働けるようになった保育士の方はたくさんいます。何よりも優先すべきはあなたの人生です。

いじめがあるような保育園は退職してしまえば良い

いじめがあるような保育園は退職してしまえば良い

もしあなたが今保育園でいじめにあっているなら、そんな保育園はさっさと退職して転職することを強くおすすめします。

いじめで退職するなんて悔しい、辞めたらその人たちの思うツボだから辞めたくないと思う方もいるでしょう。何だか負けた気がして嫌ですよね。

しかし、そこで考えるべきはそこで意地を張って無理をしつづけることが幸せなのかということです。

保育士不足である今なら、人間関係の悩みが少ない保育園への転職は十分可能です。であれば、さっさと転職して人間関係を一旦リセットしてしまった方がずっと良いと思いませんか?

人間関係の良い職場への転職を目指すなら、転職エージェントを利用しよう

とはいえ、人間関係の良し悪しは通常の求人を見ていても分かりません。求人票には、基本的に労働条件しか書いていないですからね。

そこでおすすめしたいのが、保育士・幼稚園教諭向けの転職エージェントを利用して転職活動を進めることです。

彼らは、多くの保育士の転職を支援してきた経験から転職検討先の保育園の状況を熟知しています。そのため、人間関係の悩みが少ない職場を希望条件とすれば、それに合った職場をピックアップして紹介してくれるのです。

他にも、保育園や幼稚園だけではなく、託児所や企業内保育などの非公開の求人を多く保有していたり、面接や給料交渉など転職活動全般に関わることをサポートしてくれたりと良いこと尽くめですので、ぜひ活用してみてください。

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