保育士の離職率や仕事を辞める理由。保育業界は厳しい?

保育士の離職率や仕事を辞める理由。保育業界は厳しい?

誰もがなろうと思ってすぐなれるわけではない保育士。学校に通い国家資格を取る必要があり、保育士になる為にはそれなりんの苦労が必要となります。

子供の命を預かることになる非常に責任の重い仕事ですから当然ではあるかもしれません。

ただその分、子供が好きな人にとっては非常にやりがいのある仕事ではありますよね。

ただそんな保育士でも毎年多くの人が仕事を辞めています。それはなぜでしょうか。

今回は保育士の離職率や保育士が仕事を辞める理由ランキングを紹介していきます。

保育士の離職率

保育士の離職率はどれくらいだと思いますか?

厚生労働省の社会福祉施設等調査によると、勤務者320,196人に対して退職者は32,823人、離職率は10.3%となっています。

公営保育所の離職率が7.1%であるのに対し、私営保育所は12.0%と、私営のほうが高い傾向がありますね。

勤続年数別に見ると以下の通り。

  • 2年未満・・・14.9%
  • 2~4年未満・・・13.6%
  • 4~6年未満・・・11.6%
  • 6~8年未満・・・9.1%
  • 8~10年未満・・・7.3%
  • 10~12年未満・・・6.3%
  • 14年以上・・・5.8%

ちなみに全職種あわせた新卒離職率は大卒で2年以内離職率が22.8%、3年以内離職率が31.9%。短大卒で2年以内離職率が30.2%、3年以内離職率が41.7%。

離職率が高いと言われている保育士ですが、全職種と比べた場合にはむしろ低いです。

保育士が仕事を辞める理由ランキング

では保育士の方々はどういった理由で仕事を辞めることが多いのでしょうか

東京都保育士実態調査の結果によると、以下の通りになっています。

  1. 妊娠、出産・・・25.7%
  2. 給料が安い・・・25.5%
  3. 職場の人間関係・・・20.6%
  4. 結婚・・・20.4%
  5. 仕事量が多い・・・20.3%
  6. 労働時間が長い・・・17.5%
  7. 健康上の理由・・・15.7%
  8. 他業種への興味・・・14.3%
  9. 子育て、家事・・・12.1%
  10. 転居・・・10.8%

妊娠、出産

女性の割合がとても高いからこその理由と言える妊娠、出産による退職となっています。これは全職種と比較した場合に非常に高い数値になっています。

厚生労働省の「雇用動向調査結果」によると、女性が仕事を辞めた理由として出産や育児を挙げている人はたったの2.0%。最も割合が高いのは30~34歳ですがそれでも5.5%となっています。

保育士の業務は体力が必要となるものも多いので、妊娠したら無理に働かずに退職を選択をする人も多いでしょう。また産休、育休が取りやすい環境があまり整っていないという面もあるのかもしれません。

さらに考えることは復帰のしやすさ。一度退職しても他の職種に比べると仕事は見つけやすいので退職のハードルは下がるのかもしれません。

給料が安い

保育士は給料が安いというのはよく言われる話。仕事は厳しいものであるにも関わらず、給料がは手取りで12万円もないなんていう話もよく聞きます。

長く働いていても全然給料が上がらないなんてことよく聞きますし、生活は本当にぎりぎりだという人が多いでしょう。

これを理由に少しでも給料の良い保育園に転職する人もいますし、保育士自体をやめて違う業種で全く違う仕事をする人も少なくありません。

職場の人間関係

女性が多い職場だからこそある難しい人間関係。悩んでいる人はかなり多いでしょう。

全職種での退職理由としても、人間関係による退職は男性が6.7%であるのに対し、女性は12.2%とおよそ倍になっています。

上司や先輩との関係がうまくいかない、陰湿ないじめ、いやがらせをされる、気を遣うから大変など本当に大きなストレスを感じることになりますよね。

結婚

保育士の場合は結婚を機に退職する人も他の職種に比べて多い傾向があります。

休みや労働時間が不規則であったり、労働時間も長かったりと、家事との両立は難しいのかもしれません。保育士を続けるにしても正社員ではなく短時間勤務パートに変更するという方も多いですね。

仕事量が多い、労働時間が長い

保育士の仕事は園児の面倒を見るだけに限りません。色々な事務仕事もありますし、掃除や保護者対応、イベントがある時期には備品を作らなくてはいけなくなります。

当然労働時間は長くなって残業も多いし、家に持ち帰って仕事をする人もいますね。

しかもその残業は残業が全くでないサービス残業となっている場合も多いです。時給換算してみると実は最低賃金以下だなんて人もいるかもしれません。

健康上の理由

病気になってしまった、ケガをしてしまったなど健康上の理由から退職する人も少なくありません。

ただ保育士の場合は残業が多すぎる、人間関係でのストレスが大きすぎるなどあまりにも厳しい労働条件によって心身を壊してしまい働き続けることができなくなってしまったという人もいます。

健康上の理由としている人の中には、その原因が実は仕事にあるという人もいるのです。

他業種への興味

保育士として働いている人であっても、他業種に興味がわくことだってありますよね。

学生時代から社会人になって様々な経験をすれば、やりたいと思えることが変わるのは当然です。

未経験の業種、職種に転職することは難易度も高いものの、転職できている人はたくさんいます。

辞めたいなら辞めたっていい

もしあなたが今の保育士の仕事が辛い、もう辞めたいと考えているならば思い切って辞めたっていいんです。

せっかくやりたいと思っていた仕事に就けたのに、ストレスばかりためて働き続けるなんて悲しいですよね。

現在は保育士不足が顕著ですから、違う園に転職することも難しくありません。もし他業種に興味があるならそっちに転職することだってありでしょう。

自分にとって無理な状況は、自分で解決していく。その気持ちをもってください。

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