保育士の平均年収や残業時間、サービス残業の実態。

保育士の平均年収や残業時間、サービス残業の実態。

保育士の労働環境はあまり良くないと感じている人は多いのではないでしょうか。

低賃金で年齢が高くなってもあまり昇給はない、それでいて残業はとても多い。そういったイメージがあります。

では実態はいかほどでしょうか。

今回は保育士の平均年収や残業時間、そしてサービス残業に実態について紹介をしていきます。

保育士の平均年収

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」によると、保育士の年収、月収、賞与は以下の通りとなっています。

  • 平均年収:3,267,800円
  • 平均月収;223,300円
  • 平均年間賞与額;588,200円
  • 平均年齢;36.0歳
  • 平均勤続年数;7.7年

30代中盤でこの年収はやはり低いですね。毎月の手取りとしては20万円を切ることになります。

ただあくまでこれは平均。働いている保育園によってはさらに低いところもたくさんあります。

20代の人であれば総支給額が16万円程度、手取りで13万円をきってしまっている人も多いでしょう。

子供の命を預かる責任の重い仕事であるにも関わらず、これはかなり辛いものがありますね。

保育士の平均残業時間

では平均残業時間を見ていきましょう。

同様に厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」で発表されているものによれば、平均残業時間はなんと月間4時間。

2、3日に1回30分程度しか残業をしないというのが発表されている数値です。

残業が多い、長時間労働といったことをよく言われる保育士ですが、普通の企業に比べてかなり少ない数字になっています。

もちろんこの数字は実態とあっているとは言えません。

この調査での集計に使われる数字は残業と認め、残業代を支払った分で残業時間のみ。当たり前ですが本当は残業しているのに残業代が支払われていないサービス残業分は含まれていない為、実態とは大きな乖離が生まれてしまっています。

実際、保育士として働いている人がこの時間を聞くとありえないと思う人が多いのではないでしょうか。

サービス残業の実態

では実際はどれくらい残業をしているのでしょうか。

保育士の仕事は子供の面倒を見ることだけではありません。子供が帰った後に事務作業や掃除といったものも多々ありますし、運動会や発表会といったイベントがある時には備品の準備などもしなくてはなりません。

時には家に持ち帰ってまで仕事をする保育士も少なくありません。持ち帰り仕事も当然残業にあたります。

こういった仕事によっておおよそ3~4時間程度残業をしているという話をよく聞きます。1日3時間として月間で60時間以上、1日4時間にもなると月間80時間以上となり、過労死ラインに達する残業時間です。

ただでさえ子供を相手にする体力仕事。長時間労働によって身も心ももボロボロになって健康を害してしまう人も少なくありません。

これだけの残業時間のほとんどがサービス残業となるわけです。

月収20万円の人であれば60時間残業すれば9万円、80時間残業すれば12万円にもなる金額です。これだけ本来貰えるはずのお金を貰えていない保育士がとても多いです。

当然違法

言うまでもなくサービス残業は違法行為です。

労働基準法第32条では労働時間は1週間に40時間と定められており、それを越す場合には2割5分以上の割増賃金を支払わなくてはならないと労働基準法37条で定められています。

また保育士は休憩がろくにとれていない人も多いですよね。これも当然違法。

労働基準法34条において労働時間が6時間を超える場合には少なくとも45分、8時間を超える場合には1時間の休憩時間をとることが義務付けられています。

現在の多くの保育園ではこの労働基準法が守られていないという状況にあるのです。

徐々に改善傾向にある

昨今の問題提起などにより、最近は徐々に改善傾向にあります。

保育士の待遇改善として給料を増やしたり、残業を少なくする取り組みを行っている保育園も少なくありません。

保育士自体が不足していることも改善の後押しとなっています。各保育園で保育士を確保する為、これまでより良い労働環境を用意しているところも増えてきています。

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