派遣社員から正社員に。直接雇用と転職のどちらがいいのか。

派遣社員から正社員に。直接雇用と転職のどちらがいいのか。

現在は派遣社員として働いているけれど、いつかは正社員として働きたいと考えている人も少なくはないのでしょうか。

今回は派遣社員から正社員を目指す場合について、現在の派遣社員の自実態や、目指す為の方法を紹介します。

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派遣社員の実態、正社員で働きたくても働けない

派遣社員としての働き方を希望している人が、派遣社員として働くことはいいですが、正社員として働くことを希望しているにも関わらず、派遣社員として働かざるを得ない人がかなりいます。

厚生労働省の「非正規雇用」の現状と課題によれば、派遣社員を含めた非正規雇用者のうち、16.9%、315万人もの人が、正社員として働きたいにも関わらず、非正規雇用という形で働いているのです。

年齢別にみると、以下の通りとなっています。

年齢 人数 割合
15~24歳 28万人 12.8% 
25~34歳 71万人 26.5%
35~44歳 67万人 17.9%
45~54歳 62万人 16.9%
55~64歳 64万人 16.6%
65歳以上 22万人 8.8%

25歳~34歳の人数が最も多く、割合も非常に高くなっています。

非正規雇用者は、正規雇用者に比べると賃金は低く、また将来の安定性も低いです。

若者の○○離れ、少子高齢化とよく言いますが、これが一つの原因ともいえるでしょう。

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派遣社員から正社員になるのは難しいのか

では、どうすれば派遣社員から正社員になることができるのでしょうか。

そしてそれはどれほど難しいのでしょうか。

直接雇用での正社員は難しい

一つの方法として、派遣社員として派遣されていた会社から直接雇用される方法があります。

派遣先での仕事ぶりが認められ、正社員として雇用すると言ってもらえたり、その会社への中途採用試験を受けるといった方法があります。

また、紹介予定派遣のように、直接雇用される前提として派遣として働くという形もあります。

しかし、この方法はリスクが高く、難易度も高いのが現実です。

紹介事業派遣の場合であれば、まだ直接雇用される可能性が高いですが、されたとしても正社員ではなく、契約社員などの非正規雇用である可能性も高いです。

また、通常の派遣であれば、相当な有能ぶりを見せなければ声がかかりません。

また、声がかかるタイミングは派遣としての契約期間ぎりぎりのタイミングであることも多く、少なくとも3年は派遣として働く必要があります。

直接雇用されることを祈りつつ3年働くというのは非常にリスクがあることです。

なぜなら、年齢を重ねれば重ねるほど、正社員に転職することが困難であるからです。

3年働いたところで、直接雇用される保証がないどころかむしろ可能性としては低い中で、それを目指すという形は良い形とは言えません。

もし直接雇用されたとしても、紹介事業派遣の時同様、契約社員としての採用である可能性もあります。

そうなると、正社員までの道のりはさらに契約社員として最大働くことができる5年増えます。

ちなみに、厚生労働省が調査した結果によると、派遣労働者を正社員にする制度がある会社は全体のたった13.0%で、実際に派遣労働者を正社員にしたことがある会社は1.7%しかなく、そもそも相当運が良くないと困難なのです。

転職によって正社員になる人が圧倒的に多い

派遣社員から正社員を目指す場合、転職して正社員になるほうが容易であると言えます。

実際、派遣社員から正社員になった人の多くは、直接雇用ではなく転職によって変わることができています。

なぜ転職のほうが正社員になりやすいのでしょうか。

まず、転職は直接雇用のように3年に1回、1社だけのチャンスではなく、いつでも何度でもチャレンジすることができる為です。

また、会社も選べる為、採用の難易度も自分で選ぶことができます。

直接雇用を目指す場合、例えば超人気企業に派遣されると、社員望む能力も高い為、難易度はかなり高くなってしまいます。

また、そもそも派遣社員からの直接雇用を実施していない場合もあります。

転職では、自分に選択肢があるという点で容易であると言えるのです。

派遣社員からの正社員への転職の実態

直接雇用に比べると、転職で正社員を目指したほうが良いことは確かです。

しかし、正社員から正社員へ転職する場合に比べると、やはり難しいのが実態としてあります。

ここでは、派遣社員として転職することの実態について紹介していきます。

スキルが不十分とみられる可能性も

派遣社員として働いている場合、長くても一つの企業で働くことができるのは3年。

一方で正社員であれば、3年以上同じ会社でスキルを磨いてきたわけです。

どちらのほうがスキルがあるかということを見られると、やはり後者となってしまいます。

派遣の職歴だけで毛嫌いする会社もある

派遣社員として、働いていたというだけで毛嫌いしてしまう会社もあるのは事実です。

実際がどうかは置いておいて、派遣社員に対するイメージは、正社員に比べると責任の軽い仕事が多く、スキル面ではなく、仕事をするということに対しても正社員に比べると経験が不十分であると思われてしまうことがあるのです。

なぜ派遣で働いていたのかと質問される

面接ではなぜ派遣社員として働いていたのかと聞かれます。

上手く答えることができますか?

単に正社員として雇用されなかったからという理由ではだめです。

派遣として気楽に働きたかったからというのももtろんだめです。

非常に難しい回答ですが、企業に好まれる、企業に採用したいと思われる回答が必要です。

難しいと不可能は違う

上記であげたような、そもそも毛嫌いするといった会社は、決してすべての会社ではありません。

一部の会社です。

正社員から転職する場合に比べると、派遣社員から正社員に転職することは難しいでしょうが、決して不可能なことではありません。

確かに、転職活動を行っても、書類で落とされてしまうことも多く、心が折れそうになることもあるでしょう。

正社員から正社員への転職ですら、20社以上受けるのも普通ですから、派遣社員からではそれ以上になってしまいます。

ただ、もしそこで心が折れて、転職活動を辞めてしまうと可能性はほぼなくなります。

まずは転職活動を始めること、そして諦めずに続けることが必要です。

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